本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「トムは真夜中の庭で」フィリパ・ピアス/高杉一郎訳
トムは真夜中の庭で (岩波少年文庫 (041))
トムは真夜中の庭で (岩波少年文庫 (041))
  • 発売元: 岩波書店
  • 価格: ¥ 756
  • 発売日: 2000/06
  • 売上ランキング: 53285
  • おすすめ度 4.5


トムは夏休みにはピーターと木登りしたりして楽しく遊ぶはずだったのに、
ピーターがはしかにかかっちゃって、そのせいで叔父さんちに預けられることに。
庭もない家で、遊び相手もいなくて、外にも出られなくて、トムはふてくされていた。
しかしある日、その建物の大きな時計が、13回も時を打ち、そしてトムが
裏のドアをあけたら、そこには素晴らしい庭が広がっていた・・・・。
大人には見えない庭にトムは毎夜訪れ、そしてハティという女の子と
友達になるのだが・・・
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# 「燃えるスカートの少女」エイミー・ベンダー/管啓次郎訳
燃えるスカートの少女 (角川文庫 ヘ 14-1)
燃えるスカートの少女 (角川文庫 ヘ 14-1)
  • 発売元: 角川書店
  • 価格: ¥ 580
  • 発売日: 2007/12
  • 売上ランキング: 117442


恋人が逆進化していく。ある日いきなり猿になり、今日は亀になっている。
そんな彼を淡々と見つめる恋人。           

人間だった彼を見た最後の日、彼は世界はさびしいと思っていた。

・・・・・・・・・・・・・・・「思い出す人」

スティーブンが戦争から戻ってきたとき、唇をなくしていた。
(略)唇はあるものだと思ってたのに。生きて帰るか死んで帰るかそれはわからないけれど、唇はあるものだと。

そして妻のメアリーは、食料品店で若い店員の唇をじっと見つめるのだった。
・・・・・・・・・・・・・・・「溝への忘れもの」

他、幻想とも現実ともつかない不思議な日常が淡々と綴られる、
官能的で、とても美しい短編集。
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# 「星を継ぐもの」ジェイムズ・P・ホーガン/池央耿訳
星を継ぐもの (創元SF文庫)
星を継ぐもの (創元SF文庫)
  • 発売元: 東京創元社
  • 価格: ¥ 693
  • 発売日: 1980/05
  • 売上ランキング: 2152
  • おすすめ度 4.5


21世紀、地球人が月や火星に到着できるようになったころ。
月面で赤い宇宙服を着た男の死体が発見された。チャーリーと名付けられた彼は
どう調べても人間と同じ体をしており、しかし彼の所持品のテクノロジーは
現在の地球のものを超えていた。更に驚くことに、彼は5万年前に死んでいた・・・・。
チャーリーとは何者か?彼はどこから来たのか?
この謎を解くために、物理学者、生物学者など世界の一流の学者が一同に集い、
地球レベルの研究を始める。
地球人なのか宇宙人なのか?彼らの調査は進むが、木星でさらなる発見が・・・!

帯にこうあるんです。
「SFにして本格ミステリ。謎は大きいほど面白いに決まっている」


ものすごくスケールのでかい舞台とスケールのでかい謎が用意された、
これは本格ミステリでもあります。もちろんSF、しかもかなりハードなSFでもあり、
読み応えは十分。面白いに決まってますよ、そりゃもう。
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# 「伝奇集」J.L. ボルヘス/鼓直訳
伝奇集 (岩波文庫)
伝奇集 (岩波文庫)
  • 発売元: 岩波書店
  • 価格: ¥ 735
  • 発売日: 1993/11
  • 売上ランキング: 4017
  • おすすめ度 4.0


SNSの、励まし合って読書会の課題本。
課題になるまで存在すら知らなかったんだけど、よく見ると「バベルの図書館」とか
タイトル聞いたことあるような、みたいな。きっと有名なんだろうな。
ラテンアメリカの作家、ボルヘスの作品集です。

あー私これ絶対最後までよう読まんわ、とはなから諦めていた私。
表紙があまりに怖くてひえーって感じやったんやけど、
中をあけてぱらぱらっと読んでも何書いてるんやらさっぱりで、
いきなりゴシック体は混じるし、意味不明。
励まし合って読書会、だから励まされて読めばいいんだけど、
励まされても全然読める気がしなくて。
ここまで敷居が高い本も珍しいなあ、と思ってた。
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# 「エブリシング・イズ・イルミネイテッド」ジョナサン・サフラン・フォア/近藤 隆文訳
エブリシング・イズ・イルミネイテッド
エブリシング・イズ・イルミネイテッド
  • 発売元: ソニーマガジンズ
  • 発売日: 2004/12
  • 売上ランキング: 183032
  • おすすめ度 5.0


たらいまわし企画で犬ネタをやったときに教えていただいた本。
サミー・デイヴィス・ジュニア・ジュニアという犬が出てくるらしい、という
ただそれだけのネタと、それからこの装丁のインパクト、それだけで読んだ。

すごく複雑な構成の作品。ウクライナ人のアレックスがアメリカ人の作家、
ジョナサン・サフラン・フォアのウクライナへの旅行の通訳をし、そして彼らの手紙のやりとり、
更にジョナサン・サフラン・フォアの小説、この3つの要素が交互に入ってくる。

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# 「夜中に犬に起こった奇妙な事件」マーク・ハッドン/小尾芙佐訳
夜中に犬に起こった奇妙な事件 新装版
夜中に犬に起こった奇妙な事件 新装版
  • 発売元: 早川書房
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2007/02
  • 売上ランキング: 53057


近所の犬が、夜中に殺された。自閉症のクリストファーは捜査をはじめる。
クリストファーのお母さんは心臓発作で死んだ。彼はお父さんと、ネズミのトビーと暮らしている。
記憶力が抜群にいい彼は、本に事件を記録しながら、事件を調べ、いろんな人に会い、
そして、ある真相にたどりつく。
そこから彼の冒険が始まる。

あれ、なんか落ち着いて粗筋も書けないくらいやわ・・・
これを読んだ夜はもうねえ、泣いてねえ。読み終わってもまだしばらく泣いてて
なかなか眠れなかったってくらい泣いたのよ。ここまで泣いたのは久しぶりだ・・・・。
読んでる間、ぐらんぐらんに心揺さぶられまくってすんごい動揺して、ある時から
ばーっと涙腺決壊、みたいな。
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# 「ダ・ヴィンチ・コード」ダン・ブラウン
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)ダ・ヴィンチ・コード(中) (角川文庫)ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)




えーっと、以前この作品、「映画を先にするか原作を先にするか」で悩み、
皆様のご意見をうかがったところですが、たくさんのアドバイス、
どうもありがとうございました。
早速読んでみたら面白いのなんの、たった3日で読み終えましたです。
さ、これで大手を振って映画を観にいけますわ。ま、犯人はわかってますけど、
あの場所もこの場所も、映像で楽しめるってなもんです。
おかげさまでこの世界を満喫できそうです。感謝感謝。

※後日談。映画観てきました。感想こちら。

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