本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「とんまつりJAPAN」みうらじゅん
とんまつりJAPAN 日本全国とんまな祭りガイド (集英社文庫)
とんまつりJAPAN 日本全国とんまな祭りガイド (集英社文庫)
  • 発売元: 集英社
  • 価格: ¥ 580
  • 発売日: 2004/07/21
  • 売上ランキング: 47018


GW中、あまりまとまった読書が出来ない時期に、気晴らしに手に取りました。
みうらじゅんさんが、日本のとんまなまつり=とんまつり、を見に行っては紹介する、って本。

みうらじゅんって有名だけど私はあまり読んでなかったんだけど、そういえば仏像も好きみたいだし
祭りにはまる素養もありそうだなあと思う。
長髪でグラサンだったりする人が地元のお祭りの扮装の人と写真を撮ってたりするのは
なんとも違和感で、それがまた味があっていい感じでした。

イラストも写真も満載でいろんな祭りの様子が紹介されてるんだけど、びっくりしたのが
日本の祭りの下ネタの多さ。
「テルマエ・ロマエ」でルシウスが出てきた先でやっていた、巨大な男根に女性が乗って
安産祈願、みたいなお祭りには度肝抜かれて「こんなんあるの?」って思ってたけど
似たような祭りがたくさんあったのがこの本でわかったし、もっと凄いのもあった!
みうらさんも書いていますが「性」に関してあけっぴろげすぎ。
でも、新しい生命が産まれるために大切なことですもんね。祭るのはいいけど、いや、驚きました。

そういうお祭りもたくさん紹介されてましたし、顔中を白塗りしたおじいさんがひたすら笑う
「笑い祭り」とか、架空の精霊?と相撲を取る大まじめな独り相撲とか、
棺桶から幽霊役の人が出てくるとか、頭から水をたらされてそれを飲み干すとか、
「なんで?」と聞きたい祭りがてんこもり。
みうらさんのルポは、そういう祭りを見たまま紹介してくれているので自分も行った気には
なれるんだけど、それだけ、っていうか、由来とか全然わかんないんだよね。
わけわかんない祭りだからこそ、なんでそうなったのか知りたいところなのです。
最初から由来がわかってたら現地ルポの突拍子のなさが出ないので、現地ルポのあとに
ちょっと由来を教えてもらえると、「なるほど」と思えたんだけどなあと思ったりして。
解説で荒俣さんが「由来はわからないものが多い」と書いてはいたんだけど、さすがにご存知で
少しは由来を解説で書いてくれていて、荒俣さんと一緒に見に行ったら
いろんな蘊蓄が聞けて良かったのになあ、とか思ってしまいました。

しかし、祭りって元気が出るものですよね。ばかばかしい祭りだから余計思うのかもだけど
現場の人のパワーがみなぎっているのを文面でも感じて、なんか元気が出てきました。
それと、どの祭りでも同じような格好(ポケットいっぱいのベスト、帽子、三脚などなど)をした
カメラおじさんがたくさんいる、って話も面白いなあと思いました。
ちょっと前の本だけど、今だったら、iphoneで写真撮ってたりツイートしてたりする
おじさん?がわらわらいるのかなあ、と思ったりしました。

気軽に読めて、日本の風俗を知って、「おもろいなあ、日本って」と思える本でした。
| comments(0) | trackbacks(0) | 14:30 | category: 作家別・ま行(その他の作家) |
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