本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「夜は短し歩けよ乙女」森見登美彦
夜は短し歩けよ乙女
夜は短し歩けよ乙女
  • 発売元: 角川書店
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2006/11/29
  • 売上ランキング: 885
  • おすすめ度 4.5


うわ、大好き、この本。
「太陽の塔」あたりから私は森見氏にちょっと愛を持っていたが、
これでもう決定的になった。これはもう、どまんなかストライクだった。

相変わらず冴えない大学生が片想いしてる後輩の黒髪の乙女と、
「先輩、また会いましたね、奇遇ですねえ」
「いや、たまたま通りかかっただけだから」

これは、言ってしまえば、彼が「たまたま通りかかった」だけの物語だ。
しかし、「たまたま通りかかった」の後ろに隠された彼の血と汗と涙ときたら・・・
こんな「たまたま通りかかった」には爆笑と涙を禁じえない。すごすぎる。
ストーカーとかバカにする域は軽く超えてるのだ。なんていかれたステキな恋愛。

人事を尽くして天命を待て!!
・・・本当に人事は尽くさないといけないけどね。彼をごらんよ。

もてない男女諸君、この先輩の愛すべきストーカーっぷりを笑えるか?
私がいかに大学時代「たまたま通りかかって」きたか、その小さな努力を思い出しては
私は顔から火が出そうであったよ。
気になる男性と「たまたま出会って」同じ電車に乗って一緒に帰るために、
どれだけ歩みを遅らせ、時には駅前本屋で粘ったか。時にはどれだけ早歩きしたことか・・・。
そして何事も無いように出会い、「おう、偶然やねえ、今帰り?」。
何度やったことか。嗚呼。苦い青春の日々よ。

それだけではない。大学の軽音楽部で年を取り、少しばかり権力を握った私。
音楽的才能は人並み程度しかなかったが、私には謎の才能があった。
「なんか面白そう」なバンドを作って、それを(学園祭だが)ライブにまでこじつけるという才能。
その能力が認められかけた頃、年下にかわいい男性が入ってきた。彼は楽器がけっこうできた。
私は「彼が入りたそうな」バンドを企画し、「たまたま出来る人がいたから」彼を誘い、
それを何度も繰り返し、とうとう彼の「気安い先輩というか、いい女友達?」の地位を得ることに
成功したのだった。私が得たかったのはそんな地位ではない、というのは皆さんには
もう既におわかりいただけてるであろう。・・・私は敗北した。
残るはバンドをやった、楽しくもしんどかった甘酸っぱい思い出だけである。
あまり想像つかないかもしれないが、たかが学園祭でもバンド1つ仕切るのは大変なのだ・・・。

そんな私の恥ずかしい思い出を何百倍にも増殖させて白昼夢よろしく浮遊させてしまう、
この物語はあまりに気恥ずかしく、でも、だからかどうか、とても素直に読めた。
頑張れ先輩。そこらのスポーツものでも感じないほど先輩を応援しまくってしまったのだ。私は。

黒髪の乙女も実に愛らしい。普段の口の悪い私なら「こんな女おるかい」とさくっと
切り捨ててるであろうが、そのありえなさも含めてむちゃくちゃかわいらしいのだ。
鯉を背負って歩いてしまう、かわいらしいなりをして死ぬほど酒に強いとことか、
人を信じすぎちゃうところとか、全然風邪ひかないところとか、もう全部かわいい。
彼女と先輩と視点が交互になるところもこの物語絶妙のバランスというか、
ストーリー展開的にもすごくうまいし、いい効果を生んでいる。
ふわふわとした彼女、それに踊らされて汗をしこたま流す先輩(比喩ではない・・)。
そして彼らの周りの個性的面々。樋口氏、あれは何者?

各編が春夏秋冬の一日(一夜)の出来事で、普通に酒を飲んでるかと思えば
いきなりとんでもない世界に連れて行かれて、でもそのフシギがあまりにも
当たり前でオモチロイので、読者も彼女達も誰も気にしない。
そこで起こった不思議対決に、彼も彼女も巻き込まれる。
現実から突然ファンタジー世界に飛び立つ自由な発想力、いや妄想力とでも言おうか、
その縦横無尽な浮遊感もとてもとても気に入った。
でも一番好きな章は学園祭。ファンタジーではなかったけど。
偏屈王最高。あんな学園祭なら毎日でも行きたいわ。面白すぎる。
そしてあそこでの「たまたま通りかかっただけ」までの道のりときたら・・
もう、涙なしには語れまいよ。先輩、よくぞ頑張った!!!

「太陽の塔」の世界を一歩も二歩も深くして、完成度を高めて、なおかつ皆にも愛される
作品に仕上げつつも、その妄想力、持ち味は全く損なわれていない。ジョニーも出てくる!
素晴らしい。ちょっと冷静じゃないですけど、手放しで褒めさせてください。大好きだー。

私はこれが「太陽の塔」の前日譚だったらステキなのにな、と思って読んだ。
「太陽の塔」の彼だって、きっとこんな手あんな手を使ったであろうし、
不思議な彼女のイメージにも合う。実際には彼を取り巻く友達環境が違うので、
確信をもてなかったが、どっちかというと希望として、前日譚だったらいいなあ、と私は思った。

さて、私も人事を尽くして天命を待つとしよう。誰に?何に?・・人生に。
この本を読んだ時の幸せ感みたいな、何かとてつもない幸せがやってきますように。
なむなむ!

とりあえず、本屋大賞受賞を祈願して、なむなむ!!
| comments(9) | trackbacks(20) | 01:47 | category: 作家別・ま行(森見登美彦) |
コメント
私も大好きです、この本。
本屋さんで見かけた「ラ・タ・タ・タム」をつい買ってしまうぐらいに。
私は「乙女」→「太陽の塔」の順に読みましたので、前日譚だろうなと思いつつ、ちょっと切なかったです。
恋に恋するお年頃の長女は、前日譚なんて絶対イヤ、別の話であってほしい!と言っていました。
「前日譚だったらいいなあ」というざれこさんの言葉を読んで、「太陽」→「乙女」の順に読んだなら、確かにそういう気持ちになるかも…と思いました。
| 小葉 | 2007/02/07 10:48 AM |

あ、こんにちは、ざれこさん。奇遇ですね。
いや、たまたま通りかかったものですから。
今日はこれから帰って、韋駄天コタツにはまりこんで、
「おとこ汁〜黒いアンチクショウ」をすすることにしますです〜。
| 木曽のあばら屋 | 2007/02/07 10:12 PM |

小葉さん
「ラ・タ・タ・タム」買われたんですかー。いいなあ。私も子どもがいたら即買ってたなあ。買って誰か友達の子どもにあげてもいいなあ。その前に自分で読むのです(おい)

太陽の塔の前日譚だったら寂しいんですけど、あの世界がつながっていた方がすっきりするというか、私はそんな感じです。でも、確かに寂しいですよね・・。

木曽のあばら屋さん
奇遇ですねえ!木曽さんとは本当、よく会いますよねえ。
私は今夜も樋口さんたちについていって、楽しく偽電気ブランを呑んでまいります。
| ざれこ | 2007/02/10 8:17 PM |

こんにちは。これはかなり自分の中の好き本ランキング上位に入りました!おもろいですねぇ!
本屋大賞、周りも強いですが、受賞するといいですね。

詭弁論部の詭弁踊りが見たい・・・
| momo | 2007/02/19 5:41 PM |

オモチロイですよね、この本。
わたしも大好きです!なんだかもう、雰囲気とか先輩とか京都とか全部。

わたしもこの作品が本屋大賞とってもらいたい気がします。普段本を読まない人にも読んでもらいたいな、と。
| まみみ | 2007/02/26 5:25 PM |

ざれこさんにも「先輩」経験があったのですね〜(苦笑)。
ぜひざれこさんも応援したかったです☆

モリミ作品初めてだったんですが、私もすごくお気に入りの作品になりました。
他のも読んでみようと思ってます♪
| chiro | 2007/07/10 5:57 PM |

momoさん(今更すいません)
詭弁論部の詭弁踊り、見たいですねえ。詭弁踊りってなんだよ。
本屋大賞で2位だと喜んでいたら、山本周五郎賞をとってしまって、更に直木賞候補ですよ!大変ですよね。

まみみさん(今更すいません)
これ、本を読む人にも読まない人にも安心して薦められていいですよね。ただ文庫になってないんで、私は今おっかなびっくり「太陽の塔」を薦めて歩いている最中です・・・。

chiroさん
そうそう、ここの先輩からしたらまだまだひよっこですがね(笑)誰しも一度はやらないですか?やらないのですね・・・。
モリミン、全部面白いですよー。たまに人を選ぶが、妄想大好きな私は全部OKでした。がしがし読んじゃってください。
| ざれこ | 2007/07/11 2:05 AM |

こんばんは!!
ずっと前から気になっていたこの作品とうとう読むことができました!!
本当にオモチロイ!!
僕はパンツ総番長が大好きです!!その“人間として、力の入れどころを激しく間違っているところ”が特に…
僕もそんな感じになりたい…かな?

ではでは失礼いたします。
| minoon | 2007/07/17 1:38 AM |

たまたま通りかかりました

どうも
最近ふと手に取り
読み始めた一冊でしたが
なかなか
いえそんな立場にいないですが
素晴らしいじゃないですか

私は李白さんが一番好きですね
あのスイカの誘惑のシーン
思わずスイカが食べたくなる
じゃ、なくてですね

この二人の話し方といいますか
こう上手く言えないですけど
ノリがいい
うむ
その引き受ける的な意味でですね

まぁ私の初恋も
先輩並みに頑張れば
…これからか

つまらぬ独り言を失礼
ではまた
また?
最後かもしれないですね
| 砂未亜 | 2009/08/22 10:20 PM |

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