本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「少女七竈と七人の可愛そうな大人」桜庭一樹
少女七竈と七人の可愛そうな大人
少女七竈と七人の可愛そうな大人
  • 発売元: 角川書店
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2006/07
  • 売上ランキング: 5311
  • おすすめ度 4.5


私、花の名前とか知らないから、七竈が植物の名前だって知らなかったんですよね。
七回燃やしてやっと灰になるから七竈らしい。情緒的な名前ですよね。
北の方でよく見られるのかな。赤い実が鮮やかで印象的。
こちらで写真が見れます。勝手にリンクすいません。

北海道旭川の小さな町。川村優奈はある日いきなり、辻斬りのように、男性7人と立て続けに寝た。
嘘つきな男性と七竈の下で寝たのが最後。そして優奈は誰の子かわからない子を妊娠し、
その少女は生まれ、七竈と名付けられ、異形の美しさに成長していく。
自分の異形の美しさを疎み、友達も作らず、同じく異形のような美しさに成長した
幼なじみの少年、雪風と、鉄道模型の趣味に高じる七竈。彼女の成長と、母の情愛を描く。

うわあ、この本好きでした。私。この雰囲気、なんていうんだろう、うまく書けないんですけど、
今の話なんだけど明治時代の華族が喋っているみたいな上品な喋り、そして不思議と
格調高い雰囲気、そういう独特の美しい文体がまず好きだったし、
語り手が七竈の母、七竈、飼い犬、と次々変わっていって、目線が交錯するのが
また面白いのだが、犬ですらなんか達観しているというか、そういう独特の雰囲気が
とても印象的だった。非現実的なんだけど、なんだか心地よい。

色の対比も美しく、読んだだけなのに視覚的余韻が残る。
七竈の実の赤、雪風のマフラーの赤、そして一面の白い雪景色、
その中を走る黒い鉄道・・・。赤と白と黒の対比が美しい本でもある。
それがうまく現されてる装丁だと思う。ステキ。

主人公七竈は独特なテンション低いトーンで、鉄道が好きだから、無機質な鉄道模型を
抱いて寝たり、鉄道模型のワールドで過ごしたりして、なんか、
人間を遠ざけてるところがあるというか、血肉が通ってない感じ。
そして自分の異形の美しさが目立ちすぎることをとても嫌っている。
父親がわからない、でも確実に同じ町にいる、そして自分の顔は、平凡な母ではなく、
父に似ているらしい。そのことが七竈はずっと引っかかっている。

七竈母娘が七竈の木になぞらえて描かれていくが、そのたとえ方がとてもうまいのよね。
七回燃やしてやっと燃え尽きる七竈の木は母親の姿とだぶる。一人の男性を思いながら、
別の男達と寝続けた母親の一途さは、私には胸に迫った。そして、灰になってしまった七竈と、
燃え尽きた彼女のその後が重なる。
そして、赤い美しい実がなって、秋になって冬になっても朽ちることなくそこにある、
そんな七竈の実を、娘の七竈にたとえている(ややこしいけど)。
少女時代、まだ美しい恋愛しかしらず、どろどろした自分の気持ちを抱えてもてあましたり
その人が欲しくて欲しくてなりふりかまわなくなったり、そういう腐ったドロドロの恋愛を
まだ知らない少女時代。それを固くて美しい七竈の実にたとえる、その感じ。
綺麗な少女時代は一瞬しかない、その一瞬を見事に切りとった、そんな気がする、本だった。

でも私は母の方に共感してしまった。七回燃やしても燃え尽きることのない、
そして、しまいには燃え尽きて灰になってしまった母の一途な思いに。
その思いは直接深く描かれることはないのだけど、でもすごく伝わってきてしまった。
何人の男と寝ようとも、父が誰かわからない子どもを作ろうとも、
一人の人を愛し続けた母の心理は、矛盾に満ちているようで、一貫したものがある。
わかる、気がする。

で、私が、美しすぎる七竈より、平凡な母の心境に共感してしまうのも、致し方ないところだろう。
誠に遺憾だが。
自分は特別な人にはなれない、ずーっと平凡に生きて平凡に死んでいくことに、
髪をかきむしりたくなるほどのもどかしさを感じることが、私にも年に1回くらいは、ある。
特別になりたいんでもないけど、私の人生このまままっすぐ行ってこのまま終わる、
それが確固たる予感として見えたときに、とにかく逃げたくなる。
ちやほやされなくてもいいけど、とにかく違うどこかに、逃げたい。
そんな気持ちが、七竈の母に共感してこれを読むうちにまた思い起こされてしまった。
あーあ、平凡なパートの主婦でいいんだけどなあ。逃げたいなあ。(なんか違うぞ)

母と娘、いろいろ思うところがある二人の女性が描かれて、怖いところもあった。
台詞の詳細は忘れたけど、母の生き様を子どもは見ている、娘を生んだら、
自分の人生は必ず自分に返ってくる、そういうことが書かれていたような気がして、
かなり怖くなった。娘にとって母親って、怖い存在だよね。
私なんか、うちのおかんみたいな女に絶対なりたくないって正直思ってるけど
(すごく図々しい大阪のおばちゃんで、恥ずかしいのよ)、精神的にもあてにしてる
ところもあって、なんかいつまでも支配されてるなあ、と思ったりもする。
で、もし私が娘を生んだら。その父親になる人もきっといるはずで、
その父親になる人とそれなりの恋愛を経て結婚したり、ま、しなくて生む時もあるかもしれないし、
ま、いろいろその間女として過ごすわけで、その女の部分も、いつか娘に気づかれるのかな、とか。
おかんのそんな部分に気づいたことはないのだが、ま、それはともかくそう思った。
結局は合わせ鏡みたいなものなのかもしれない。母と娘って。難しいなあ。

この本は女にだけひたることが許された本やと思う。
多分男にはこの微妙な感覚、伝わらないような気がするんだけど、言い過ぎかな。
そういう、いい意味で女の本だなあ、なんてことを思ったりしたのだった。
女性には手放しで薦めますが、男性も悔しかったら読んでみたらよろしくってよ。

ちなみに桜庭一樹さんって女性なんだよねー。それもかなり美人の。
名前から男性だと思っていました。ライトノベルを多く書かれてたんですよね。
私はその昔コバルト文庫にはまりまくった過去をちょっと恥ずかしいと思っていて、
ま、歳も歳だしそこまで手が回らないし、ってことで、ライトノベル市場には
参入していないんだけど、最近はなんか、大人向けとかライトノベルとか、
そういう分類が無意味になってきつつあるみたいだなあ。レベル高いしなあ。
宝の山かなあ。でもなあ、明らかに宝の山である海外文学にも参入しきれてない私が、
ここまで手を伸ばすって、自滅行為やわ。あーあ。

なんかでもあれですかね、こういう人が文芸市場に参入してきてこういう
ドロドロした本を書くって、昔はおにゃん子クラブにいた人が、何年か経って
不倫を告白したり、「私の好きな男癸院廚鳩觝Г靴燭蠅垢襪里隼てますかね。
・・・・って、全く違うね、すいません。
| comments(10) | trackbacks(17) | 16:56 | category: 作家別・さ行(桜庭一樹) |
コメント
こんばんは!
七竈ってそんな由来のある名前だったんですね〜
知っていて読んだら、七竈の木や七竈という何込められた意味を深く理解できたかも。
作品中に漂っている雰囲気が何ともいえず魅力的な作品でしたね。
ビショップ視点の話がお気に入りです♪
| エビノート | 2006/10/31 9:58 PM |

ざれこさん、こんばんは。
七竈の実物、こんななのですね。なるほど。
平凡な母の心境に共感してしまうの件(くだり)、興味深く読みました。
もどかしさを感じているのは、私だけじゃなかったみたいで、ちょっと安心(?)しました。
ライトノベルから文芸市場への参入って、かなりの数、いらっしゃいます。私が知ってる範囲で・・(敬称略)
乙一、有川浩、橋本紡、日日日(あきら)、壁井ユカコ。
すでに、境界はないのかも、です。

トラバさせていただきました(「雪屋のロッスさん」「陽気なギャングの日常と襲撃」も)。
| 藍色 | 2006/11/01 12:33 AM |

こんばんは!
私も最初、名前から男性作家と思ってました。
ナナカマドって寒さに強いから、東北や北海道では街路樹として普通ににょきにょきありますね。
私も小品盆栽にしようと実から発芽させたことがあります。(とっくに枯れましたが)
桜庭さんにはこの作品ですっかりハマってしまい、表紙絵にメゲず「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」を経て「GOSICK」に挑戦中です。
ではまた!
| hoy. | 2006/11/03 12:36 AM |

エビノートさん
私も作品中の受け売りしか書いてないのですが(冷汗)たとえ方がすごく上手で、安心して酔えましたね〜。
ああ、ビショップの視点もすごくいいですよね。むくむくって(笑)で、彼しか知らないこともあったりして。うまいなあと思いました。

藍色さん
そう、私は平凡な側なのです、遺憾ながら。(苦笑)でも娘の七竈の気持ちだって、覚えはないんだけど、わかる気もしますし、彼女も好きなんですけどね。

ライトノベル、確かにもう境界はないのかも、ですね。乙一さんとか、全然普通に読みますし面白いですもんね。有川浩さんも最近出てきてますし、こだわるのがおかしいのかも、ですね・・・。

hoy.さん
あ、男性の方も良かったって思えるんですね、そうなのか。すいませんでした(何が)
七竈は本当に知りませんでした。大阪でもあるのかなあ、発見できたら嬉しいですが。実物をみてみたい気もします。
桜庭さんはまっておられるのですね。私も気になってきちゃいまして、むずむず・・。
| ざれこ | 2006/11/04 2:33 AM |

こんばんは男です。悔しくはないのですが、そういえば確かに母の心情を感じることはできませんでしたね。
七竈についても縁側から見守るような、もしくは中原淳一のイラストを見ているような感覚で眺めておりました。
| たまねぎ | 2006/11/06 11:13 PM |

バレンタインに読みました。
ひさびさに「恋愛の小説」を読んだ!という感じ。
読みながら「おんなだよね?絶対おんなだよね?この作家」と思ってたのですが、やはり女性なんですね。なんだか安心しました。
男性の作家さんが七竈の母を描いてたら凄いけれどなんだか怖い。と思ったので。
| abe | 2007/02/16 8:05 PM |

やっぱり女性なんですか!?桜庭さんって!いやー男性だと思ってたんですけど、読めば読むほど男性??って疑問があったので、すっきりしました!

この作品、大好きです、雰囲気が。
| momo | 2007/03/28 10:02 PM |

こんばんは。おぼえてらっしゃらないかと思いますが、お久しぶりです。ざれこさんは沢山本を読んでらっしゃるようで、たまにやってきては過去の物を覗いておりまする。  壁‖・ω・ )ジー

桜庭さんってやはり女性なのですね。以前「少女には向かない職業」を読みまして、その折に、「この人絶対性別詐称している」と思っていたので、すっきりしました。

この本、全体の雰囲気が凄くよかったですよね。舞台が旭川って言うところも、何だか澄んだ冷たさを感じました。

乙一しかり、有川浩しかり、あまり好きでないので、ライトノベルには興味がなかったんですが、いい本もあるんですねぇ。桜庭一樹のどこがいいのかと問われれば、そりゃもう雰囲気としか答えようのないところがもどかしいところではあります。

長々とすみません……。そろそろ退散します=3
| | 2008/06/30 3:10 PM |

すみません、上のコメント名前が抜けておりました……!!
お恥ずかしや(´・ω・`)
| 山形県 | 2008/06/30 3:12 PM |

こんにちわ。
読みましたが私には難しかったです。
| 069 | 2012/01/25 5:15 PM |

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