本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「ボトルネック」米澤穂信
ボトルネック
ボトルネック
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2006/08/30
  • 売上ランキング: 3199


傑作だ。だけど、誰にも薦めたくない。

今読みおわったところで非常に動揺している。
頭の中が爆発寸前で、割れる直前の風船みたいになってしまった。
絶望とかやりきれなさとか、語彙のない頭で無理やり書いてみるとそんなようなもの、
で、ぱんぱんに腫れ上がりそうになって、少し涙を流すことでそのカタマリを
外に出すことができて、やっと落ち着く。
こんなに辛いのにこんなにちょっとしか泣けないんだ。
本当に辛い時って逆に泣けないものなのね、とドラマのような台詞を吐いてみる。

なんでこんな話を生み出してしまったのか、著者に問いたいくらい。
どうしてこんなに私は絶望しないといけないわけですか。
読書って楽しく現実逃避するもんじゃなかったのか。
それとも、彼よりはましだとでも思って生きていけばいいのか?

・・・・あかん、かなり動揺している。ちょっと落ち着こう。
「ゲド戦記歌集」でもかけて、歌声に包まれて、と。・・・ふう。

落ち着いたつもりが、書いてたらどうもこれ、ネタバレとしか思えない感想に。
もちろん話の筋を明かすほど野暮ではないけど、でもな・・・、
以下未読の方でこれからこの本を読む方は、読まないほうがいいです。
致命的ネタバレはついさっきまで書いてましたが、今消しましたが。すんません。

動揺するから電車や人前では読むな、とだけ忠告しておこうか。

ストーリーは巧みで意外性あり、サスペンスフルな展開はページを繰る手を止めさせない。
冷静に読めば実にうまい。でもこれを「大どんでん返しでにやりとした、面白かった」と
素直に褒められる人はとても心の健康な人だ、と私は思う。
皮肉ではなく本気で羨ましい。私にはとてもそれを楽しめる余裕はなかった。

でも、私をこれだけ動揺させる威力ある傑作なのは間違いない。
すごい本というのは、何かしら心を揺さぶるパワーがある。感動であれ、絶望であれ。
後味は悪いと聞いていた。が、そもそも米澤作品は爽やかな青春にみせかけて
後味はどれも悪い。どの作品も、心の奥のほうに隠しておいたざらっとした部分を
なでていくような、そんな後味を私は感じていた。
ある意味痛快であった「犬はどこだ」ですら、心が凍る気はしたものだ。
・・・でもまさかここまでとは。

東尋坊で2年前に死んでしまった諏訪ノゾミを弔うため、リョウは花をもって
そこに向かっていた。彼女は事故で死んだと聞いたが、思い出したくはない。
その日は奇しくも、事故で寝たきりになっていた兄が死んだ日でもあり、
花を供えたらリョウはすぐに帰るつもりだった。
しかし、眩暈がして崖から落ちてしまい、気づいたら家の近くの河原の公園。
わけもわからず、とりあえず、と家に帰ったら、
そこには産まれなかったはずの姉のサキがいた。
自分が産まれていないパラレルワールドに、リョウは迷い込む。
そして「陽性」のサキとともに、元に帰ろうと歩き回り、
そして、リョウは見たくもないものを次々見ることになる。

両親の不仲に諦めきっている、どこかもやがかかった目で世間を見ているリョウ、
そして陽性で明るく振舞う姉のサキ。彼らが入れ替わっただけの世界は、
リョウが思った以上に違う世界だった。
姉が出て来た時点で、いやな予感はしたのだ。姉は突拍子もなくて明るく、
人懐こいし、好感度も高い。でもそのプラスの特性に私はいやな予感がしていた。
そして予感はことごとく当たり、大きな流れは思ったとおりに流れ、
でも、予想できた展開なのに私は非常なるダメージを受けることとなる。

例えば中学のクラスに、明るくて人気者で場の中心みたいな子がいた。
彼女がいたらことごとくクラスはうまくいく、でも私は中学の頃暗くて、
人見知りをして、会話の糸口がつかめない、つまらない女。
彼女がいなくて私がいるクラス、私がいなくて彼女がいるクラス、
その陰と陽は明らかだ。一人の人が誰かや周りに与える影響は、
本人が思っているよりもよほど広い範囲に波及していく。
彼女が羨ましかった。
でも、羨ましいという気持ちには苦くどうしようもない気持ちがつきまとう。
私はどう転んでも絶対にああはなれないのだ。

でもその子は明るく人気者だから、私にも明るく接してくれる。
きっと、私の抱える辛さなんて、彼女は想像もしてないであろう、笑顔で、だ。

今まで何度も何度も経験してきたこんな思いを、どうしていちいち、
思い出さないといけないのか?どうして掘り返されないといけないのか?
・・・頭をかきむしりたくなる。

ちっぽけなプライド、自意識、劣等感。若い頃の負の感情を、
ぎゅっと凝縮してカタマリにしたようなこの本。
そしてこの残酷極まりない、タイトル。
是非読んでくれなんて残酷なことは私は言いたくないです。

でも、もやがぱあっと晴れた、いや、無理やり取り払われた、そんな気はしました。
どんなに遠くから眺めたくても、それは自分の人生で、自分は自分でしかないのだと。
それを伝えたかったのなら、荒療治だけど、残酷だけど、読んで良かったと思います。

やっぱり見事に支離滅裂。
| comments(20) | trackbacks(25) | 23:34 | category: 作家別・や行(米澤穂信) |
コメント
ざれこさん、こんばんは。
すごい衝撃でしたね。
私も読んだ後、ダメージがすごくて・・・。
昼間、人がいない時に読んだので、何とか夜寝る頃には落ち着きましたけど。
これから読む人には、あまり先入観を持たせてはいけないのかもしれませんが、
覚悟して読んでもらった方が良いかも、です。
トラバしました。
| 藍色 | 2006/09/15 1:16 AM |

同じくすごい衝撃を受けた1人です。
米澤さんはこれを書いた反動から、今度はなぁぁーんにも考えてないような大学生のおばか生活を描いたような作品を書きたい、と言ってましたが。
『ボトルネック』を読んだらわかると言われて読んで、心の底から同意しました。ていうか本当に書いてくださいね!?>米澤さん(←ここで言っても)
| まみみ | 2006/09/15 1:42 PM |

そうなんですね。衝撃なんですね。
リョウをこんな風にしてしまった両親に「何故?」って気持ちになりました。
タイトル、意味を思い出すたびにゾゾっとします。
| なな | 2006/09/15 10:22 PM |

衝撃を受けるということ自体、著者の術中にはまるという感じで、なんか悔しいんですが、確かにかなりの衝撃ではありました。

ただ「救いがない」「残酷」というキーワードならば、もっとすごい作品もありますね。たとえば橋本治『ふらんだーすの犬』とか。個人的にはあっちのほうがまだ衝撃度が高かったです。
これこそ人に薦められません(笑)

| おおき | 2006/09/16 6:46 PM |

藍色さん
私もね、これ読む前に数人の方の感想を読んで「後味悪そうだなー」的軽い気持ちで読みましたけど、そんなもんじゃありませんでした。この衝撃は多分読まないとわからないんじゃないかと・・・。薦めないけど、皆さんの感想を読んでみたい、そんな本です(苦笑)

まみみさん
あー今度は爽やかな青春小説を読みたいなあ。お願いします、米澤さん(だからここで言っても。笑)
でも、爽やかだけどちょっとビターになっちゃうんでしょうね・・・。米澤さんだと・・・

ななさん
ああ、親の視点では読まなかったですけど、お子さんがおられるとそう読んじゃいますよね。本当、ひどい親。
でも、人生の岐路になっちゃう夫婦喧嘩ってそんなあるもんなんでしょうか。怖いですね、なんか。

おおきさん
そこまで言われると「ふらんだーすの犬」、気になりますけど、読みたくない気もします。(笑)日本中が泣いたあのアニメと関係あるんですか?
| ざれこ | 2006/09/17 2:27 AM |

「ふらんだーすの犬」は短編集『蝶のゆくえ』所収の短編です。柴田錬三郎賞受賞作。ちょっと話題になった本です。体調のいいときにぜひ。アニメとはまったく無関係です。
| おおき | 2006/09/17 4:34 PM |

おおきさん
「蝶のゆくえ」は早速図書館に予約する本のリストにいれました。なんか、すごそうですけど・・・。調子いいときに読みます。ありがとうございました。
| ざれこ | 2006/09/21 12:44 AM |

こんにちは。

> でも、私をこれだけ動揺させる威力ある傑作なのは間違いない。

これには、かなり同感です。私は昨日読み終わったばっかりで、この本には良い印象がもてないのですが、たぶんしばらくしたら、この本は傑作だという結論に達してしまいそうな気がします。とにかく、心を揺さぶるパワーというか、破壊力がありましたよね。誰に何をどう読ませたくて、米澤さんはこの本を書いたのかなあ?ではではー。
| ゆうき | 2006/09/24 10:02 AM |

ゆうきさん
米澤さん自身も、自らが人に与える影響を少し考慮してほしかった、そんな本でしたね(苦笑)
いやあ、この絶望は半端じゃないですね。むちゃむちゃ揺さぶられました。あれだけ絶望させられたんだから傑作と言うしかないです。が、薦めたくない。やばいですよね・・。
売れてるらしくて、それがちょっと怖いです、悪いけど・・・。
| ざれこ | 2006/09/25 1:59 AM |

ざれこさん、こんにちは!
いやはやーちょっと今どうして良いのかわからないくらい気持ちがざわついています。これ売れているみたいですね。そのことに少し複雑な思いをしています。
米澤さんったら「普通の読み味」とか書かれているのに、みなさんが一様に救いがないと書いている。そのギャップが「??」だったのです。そうしたら〜どこが普通の読み味なんですか!と思っちゃいましたよぅ。
でも、これを傑作と思っている自分が確かにいて。ああー複雑!
| リサ | 2006/10/05 4:38 PM |

リサさん
え、これ普通の読み味なんですか。ありえない(苦笑)まあ、普通に喋ってますし普通(軽いくらい)ですけど、私は最初からいやな予感がひしひししてたので、ずっと不穏でしたわ。
そう、でも傑作なんですよね。誰も読んでほしくはないんですけど、ね。非常に複雑。これを認めちゃえる自分もどうかと思うし・・・。お気持ち、わかりますよ。はい。
| ざれこ | 2006/10/06 1:09 AM |

こんばんは。
初めまして、モンガです。
ざれこさんのブログをいつも拝見しています。
この本、米澤さんの本は初読みでしたが、強烈な印象を受けました。
ブログリストに登録しましたので、今後ともよろしくお願いします。
| モンガ | 2006/10/16 11:10 PM |

これは最高でしょう。個人的に米澤穂信は眉唾だと思っていたのですが、この作風が続くなら追いかけていきたい作家ですね。
いや、本来「希望」とか「未来」をぼくは評価したいのですが、ぼくだって影があるというか、実は自己否定だらけに人生なのだが、それでも生きていくという苦味を味わう作品にも惹かれるのです。
そして、それはぼくだけでなく、皆がそのハズ。だからススメないといいながら、高く評価しているのだと思います。これはスゴイ作品だ。
| | 2006/12/09 12:56 PM |

モンガさん
コメント何ヶ月放置してんだ。ですね。ほんまごめんなさい。
強烈でしたね、この本。米澤さんの本、他はもっと読みやすいですよ、ほどよい苦味で。そろそろ挑戦されてるのかしら・・。

すのさん(ですよね)
えー私はこの作風が続かれるとつらいです・・・。
ネオ・ハードボイルド路線、おっしゃりたいことはわからんでもないですが、それでも「犬はどこだ」レベルの苦味でとどめておいてほしいです。あのくらいなら好きと断言できますが、これはちょっと・・・。
いや、傑作なのは認めますよ。
| ざれこ | 2006/12/12 1:11 AM |

このミスにランクインなんてしちゃって…これで読む人が増えたらどうするんだと…!はぁ…。ちなみに、ざれこさんが今読んでいらっしゃる本「それからはスープの…」はこの本とは対極にある本ですので、ご安心を…。
| chiekoa | 2006/12/12 3:35 PM |

すみません。名無しの探偵ならず、私の書き込みでした。
受け止め方はひとそれぞれなのですが、あまりに皆さんが衝撃を受けていられたようなので、ちょっとムキになってしまいました(笑)
今回やっとネオ・ハードボイルドの代表作「A型の女」のレビューを書き上げ、ぼくなりのネオ・ハードボイルド論なぞまとめてみました。この作品を、人に薦められないといいつつ、傑作とは言わずにおけない方々の解題の一助になれば(?)と。そしてもしよければ、ぜひアルバート・サムスンもお読みください。
彼らは弱いように見せて、その実しぶといですよ。
| すの | 2006/12/13 1:33 PM |

ざれこさん、こんばんわ。
感想書きづらいですね。どうしたってネタバレせずに感想かけないですしね。
サキが明るいからなんとかなるんですが、その分リョウが影のような気がしてしまいます。リョウが主人公だから、かろうじてリョウの世界を軸に、サキの世界をアナザー・ワールドとして捉えることができますが、辛辣なことを言ってしまうと、サキの世界のほうがまるで正解みたいじゃないですか。ここまで否定されると非常につらいです。
| 斎藤れい | 2007/06/29 10:36 PM |

斎藤れいさん
ほんま感想書きづらいですよね・・。そしてまた、非常につらい。サキの世界が正解だったらつらすぎますね・・・。
| ざれこ | 2007/07/02 4:14 PM |

「サキの世界が正解だ」とは私は思いません。
リョウは何もしていないから、サキがみんなを救っているのだと考えられます。
みんなの命を背負っているサキのような人生は私には重すぎます。
| なすとミート | 2012/06/26 8:49 PM |

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