本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「夜のピクニック」恩田陸
夜のピクニック
夜のピクニック
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 660
  • 発売日: 2006/09
  • 売上ランキング: 43
  • おすすめ度 4.5


高校の恒例行事、24時間の歩行祭。最後の高校3年生の歩行祭で、
歩いて歩いて、そして何かが動いていく。
貴子と融、わだかまっている二人の歴史が今動き出し、そして始まる。
あまりにも有名すぎる、第二回本屋大賞受賞作。

読書というのは、歩行祭に似ている。
楽しみにして準備して、例えば図書館で予約したり文庫を買ったり、
そんなことをして、読む場所を整えて時間を作って読みはじめて、
そして一瞬、現実を忘れてその世界に没頭する。
そして読み終わって顔を上げて、また現実に戻る。
その一瞬、その本を最初に読んだ、そのときの感動は、二度と訪れない。
何度読み返しても、最初の感動を追体験できることはない。
一瞬の出会い、だからこそ貴重で大事な、彼らとすごした時間たち。

おおげさかな。私はいつもそんな気持ちで、本を読んでいる気がする。

で、この本を読み終わって残念だと思った。
何が残念って、この本を読み終わってしまったことが、だ。
もうあの、楽しみにしていた昔に戻れない、読んでいる最中の幸福感は、
同じ形では二度と訪れない。それがとても、寂しい。
そして、今からこれを読める人が心底羨ましい。
面白い本を読めば読むほど、私はそんなことを思って、読んでないころの自分に、
戻りたくなる。だからこそ、本に没頭している時間はとても大事だし、
その一瞬を忘れたくないし、大切にしたいと思う。

まあ、本だけの話じゃないのだ。もちろん。
高校生活だって、大学だって、楽しかった3年間はあまりにも短かった。
そして、社会に出てからのくだらない9年間は、あまりにも早い。
でも、その連続した時間の一瞬一瞬が、今の私を作っていて、
これからもそれは変わりがないのだろう。
たとえばこんな風に、眠いのに無理にパソコン前に座り、
ろくに書きたいことが言葉にならずに、気ばかり焦って感想を書いている、
この時間さえも、多分だけど、大切な時間なのだ。

そんなことを思い出させる小説。流れていく時間、大切な時間、
二人が歩いている、未来に向けて歩いている、そんな時間。
二人は友達とただ歩いているだけ、それだけの話なのに、
その時間を共有できたことが、私にも何かをもたらしてくれているような。

こんなステキな思い出なんかないのに、無性に懐かしいのはなぜだろう。
高校の頃、大学の頃に確かに得ていた何か、その漠然とした大事なものを、
思い出せたからだろうか。大切だった時間たちを。

高校3年生。つきあってるだの怪しいだの、そんなことが話題の中心で、
そんな軽い話をしながらも、皆が中途半端で、将来の不安を感じて、
そして今の日々がもう二度と戻らないことを知っている、そんな彼ら。

相変わらず、恩田陸が描く高校生達は、とても魅力的だ。
こんないい少年少女達に高校時代に出会った記憶はないし、
そもそも恋だの愛だのに騒ぐ高校生ですらなかった自分だが、
なんだか昔恋をしていた人に再会できたような、不思議な気分になった。
誰かと、例えば美和子や杏奈みたいなステキな友達と、
きゃーきゃーいいながら、融派と忍派にわかれて議論したい気持ちにかられる。
ちなみに私は忍派。昔は絶対影のある融が好きだったけど、
今は忍の大きなところに惹かれる。歳をとった証拠か?

まあそんな与太話は置いておいて。
複雑な関係の貴子と融が、お互いの友達や周りに後押しされて、
そして自らも一歩踏み出して、新しい関係を築いていく、そんな24時間。
この小説がいいのは、その大事な一瞬一瞬を見事に切り取りつつも、
この先に広がる彼らの将来にまで思いをはせられる、その余韻だろう。
さすが恩田陸、余韻を残すのに長けた作家で、いつも曖昧な終わりを提示して
その世界に奥行きを与えてくれるけれど、ここまでの爽やかな余韻はなかった。

彼らの将来は一筋縄ではいかないかもしれない、きっと、恋愛とかするし、
憎悪なんだか愛情なんだかわからない感情に、これからも悩まされたりするだろう。
でも大丈夫、彼らはその24時間を過ごして、ちゃんと始まったのだから。

話は変わるが、
恩田陸作品をこれだけ読んでいて、どうして文庫落ちするまでこれを読まなかったのか、
なんてことをつらつらと考えていた。第2回本屋大賞受賞作、
映画化もされる話題作、恩田陸の出世作には間違いないのに。

最近ブレイクしたbonnie pinkをご存知だろうか。アネッサのエビちゃんの
CMでブレイクした人だ。今、ベストアルバムを50万枚売り上げている、
そんな彼女を私は10年も前から知っていて、ずっと聴いていた。
売れたとたんに、なんだか寂しくなった。今まで知らなかった人たちが、
いきなりベストアルバム買って、いいとか言い出す。それがなんか、どうなのよと。
彼女の音の奥深さをわかってんのかよ、ただ売れる曲を作ってるわけじゃないんだよ。と。

恩田陸だって、本屋大賞を取るずっと前から好きだった作家だ。
多分、似たような気持ちだろう。
「恩田陸は「夜ピク」だけじゃないよ?三月シリーズだって、
「象と耳鳴り」だって「ユージニア」だってすごいんだから」と、
私は通をぶりたかったのだ。なんとなく。だってなんだか、悔しいじゃないの?

でもね、bonniepinkの売れた曲、「A Perfect Sky」も、今までの彼女の持ち味を
壊さずに、万人受けなポップスに仕上がっていて、私が聴いてもいい曲だ。

この本だって、恩田さんらしさは全く損なわれず、
それでいて万人受けの、なんとも言えずいい本である。
いいじゃない、ここから恩田さんに入ったって、ねえ。
私は今まで一体何をひねくれていたんだろう。早く読めばよかった。

文庫化です。初めての恩田さんにも、通な人にも、一冊いかがでしょう。

さて、映画化だけど、案外いいんじゃないかなあ。
1200人が見る夕焼けと朝焼け、そして海。
その映像化だけでも、意味があると思う。とても、映像的な小説だ。
観るつもりなかったけど、ちょっと気になってきました。
| comments(26) | trackbacks(32) | 01:53 | category: 作家別・あ行(恩田陸) |
コメント
良いレビューです。
激しく同感します。
bonnie pinkも好きだからかもしれないけど、めちゃめちゃ頷きました。
そして「この本を読み終えてしまって残念」という気分にも、強く共感します。
やー、良い作家、素敵な作品に出会うって、こんな寂しい気持ちも伴うんだよな、ってのを改めて思いました。
| こばけん | 2006/09/12 3:00 AM |

恩田さんの書く高校生
ほんとうにいいですね。

そして
>読書というのは、歩行祭に似ている。
これにもうなずかされました。

ただ歩きとおすという 途轍もなく地味な行事にこれだけのドラマを与えた恩田さん。
実際に暗闇の中の高揚感を体験していらしたからこそでしょうか。
| ふらっと | 2006/09/12 7:12 AM |

おはようございます。ざれこさん。
すごいです!ざれこさんの感想!!

なんといっていいのか、この作品を読んだ後の読後感と同じような感触が味わえました。
ざれこさんの感動、手にとるように伝わってきました。

流行っていた頃に、あまり恩田陸を知らずに読んだのですが、今読めばまた感想は違ってくるような、そんな気がします。
| ゆう | 2006/09/12 9:09 AM |

ちょうど同じときに読んでいましたね!運命…シンパシー!
今同じ気持ちで、ざれこさんの感想を読むことができてうれしいです。

映画は…たぶんダメだと思うんですよね〜。
風景とかだけならいいんですけど…(それじゃ客が入らん!)
| chiekoa | 2006/09/12 12:02 PM |

ボニーピンクのベストアルバム、7月26日の発売以来、ずっとオリコンの上位にランクインしてますよ!祝!60万枚突破!
http://bonnielink.cscblog.jp/
| BONNIE PINK | 2006/09/12 2:29 PM |

すげー!
BONNIE PINKからトラバついてる!
| こばけん | 2006/09/12 7:59 PM |

原作を読んじゃうと、映画は駄目だと思います。
この作品、読み手の学生時代の思い出を刺激するから、登場人物に自分の思い出の中の生徒(=友達)を当てはめちゃうんですよねー
| オプト | 2006/09/12 8:50 PM |

はじめまして。
いつもこのブログを次に読む本選びの参考にさせて頂いています。
ところで今回の「夜のピクニック」、僕はハードカバーで読みました。
というのも、この物語、僕の出身高校がモデルになっているものですから。
なので、かなり感情移入しながら読みました!
(ただざれこさん同様、自分の高校時代にはこんな青春ドラマはありませんでしたが。)
とっても甘酸っぱいキモチにさせてもらいました。
多分映画は見ない、、、かな。
| oasis-fan | 2006/09/12 10:30 PM |

ざれこさん、こんばんは!
もう、うんうんうんとずっと頷きながら感想読みました。
BONNIE PINKは私もデビュー当時から好きな歌手なので、
今こうして売れるようになってしまって正直複雑。
最近そんな抵抗からか初期アルバムをやたら聴いている私なのです。
て話しはずれちゃいましたけど、映画は…どうでしょうねぇ。ちょっと興味はあるんですけど。
| リサ | 2006/09/12 10:52 PM |

皆さん
映画は不評だなあ。はは。確かに、そういやひたすら歩いてるだけの映画になってしまうのか。(笑)ダメかも。よほど芸達者を集めないとドラマになりえませんねえ。白ジャージ1200人が見る朝焼け映像が鮮やかに浮かんだので、つい観たいと思ってしまったのですが。
しかし、本屋大賞=映画化ルートはもう確定かなあ。「東京タワー」もオダギリジョーで映画化ですしねえ。(これは観たいなあ)

あと、ボニーピンクネタに乗ってくれる方がいたのが嬉しいです。全然本と関係ないねんけど・・

こばけんさん
読み終わって寂しいですー。この本はとても楽しみにしてたので余計なんですけど。楽しみにしてる本ほど、読むのを後に回しがちです。ジレンマ・・・

ふらっとさん
恩田さんの高校で実際にあるんですよね?あの足の痛みとか疲れとか、やった人でないとあれだけ臨場感出せないよなあ、と思いました。やりたくないけどやってみたい、歩行祭。

ゆうさん
恩田さんは本当に引き出しがいろいろあってあきさせない作家さんですよねえ。これ、「ユージニア」と同じ作家さんが書いてるとはちょっと思えないかも。どちらも大好きです。

BONNIEPINKさん(ご本人じゃないですよね・・?まさか・・)
60万枚突破ですか!すごいです。全アルバム持ってるのであえてベストは購入してませんが。これを機に他のアルバムを聴く人が増えてくれたらいいです。

オプトさん
男性陣であてはめられそうな人は高校時代の同級生には一人もいなかった・・・(笑)だって、ブラスバンド部ですもの、私。はは・・・。

oasis-fanさん
わあ、はじめまして。出身高校がモデルということは、恩田さんと同じ高校ってことなのかなあ?いいなあいいなあ。oasis-fanさんも歩いたんですよね?すごいですねえ。やってみたいような、つらいような、そんな複雑な行事ですね。でもいい思い出なんだろうなあ。羨ましいです。今の私の歳では絶対に無理ですが(笑)

リサさん
あ、私も初期の頃のを最近聴いてます(笑)私も初期の3枚くらいがとても好きで、特に「Heaven's kitchen」はもう擦り切れるほど聴いたんですけど、全然飽きないですよね。
| ざれこ | 2006/09/12 11:18 PM |

ざれこさんのレビューを読んで、この本を読んだ時の懐かしさとか余韻とか思い出して、ボーっとしてしまいました。
ちなみに私も忍派です。(って、聞いてませんね 笑)
| june | 2006/09/13 1:03 PM |

こんばんわ、私もこの本を読み終わって残念だと思った一人です。本当、流れていく大切な時間を思い出させてくれる小説ですね。少し前に読んだのですが、今ざれこさんのレビューを見ると「確かに、そう思った!」と言う部分が多々あるのですが、先日自分が書いたものを読むと違う部分があり、もう一度読んでみたくなりました。(ただ歩いている、と言う部分が強く印象に残ってしまいました;)
| るい | 2006/09/14 6:09 PM |

素敵なお話でした。
とてもとても心を打たれました。
東京ではプチ歩行祭を計画してます(笑)
やっぱり、歩かなきゃ。
大阪でもいかがですか?
| すの | 2006/09/14 10:18 PM |

恩田さんの本は決して同じような高校時代を過ごしたわけではないのですが、とても懐かしい気持ちにさせてくれます。
bonnie pinkさんは物凄く久しぶりにテレビで見て、えっどうしてってびっくりしてしまいました。
CMで火が点いたんですね。いい唄を歌い続けてる人がきちんと評価されてるのを見ると嬉しくなります。
| たまねぎ | 2006/09/15 8:29 PM |

はじめまして。最近よく本を読むようになって、なにを読もうか選ぶのにこちらのブログ参考にさせていただいています。
私もデビュー当時からボニーピンクが大好きで、最近の彼女のブレイクには同じように複雑な気持ちもありました。

恩田陸さんの作品を読むのは3冊目で「恩田陸デビュー」したての私と、ぴったりの文章だったので、コメントしてしまいました。

これからも、たくさん良い本を紹介してください。
| ツギオ | 2006/09/16 4:36 PM |

juneさん
おお、忍派ですか。一緒ですね。なんかかっこいいですよねー。でもまあ、あんな二人は絶対現実にはいないけど(笑)いいのです。

るいさん
確かにただ歩いてるだけなんですけど、いいんですよねえ。しんどい時間でも大事な時間ですもんね。羨ましかったです。

すのさん
歩行祭ですか。ま、高校生じゃないですから無理はなさらないで下さい(失礼すぎ?ごめんなさい)でも話はずみそう。秘密とか聞けそう、いいなあ。
大阪でですかー。難波心斎橋間でも電車乗っちゃいますからねえ、最近(って、ローカルすぎるわ、すんません)全然歩けないかも。

たまねぎさん
bonnie pinkはアネッサのCMで売れたみたいですよ。なんか、エビちゃんのCMだから売れたみたいなことをどこかで読んで憤慨しましたよ。歌がいいんだよ歌が。(←エビちゃん嫌いの人。笑)

ツギオさん
参考にしていただいてるとのこと、嬉しいです。書いてる甲斐があります。でも基本的に褒めすぎなので、話半分で読んでくださいな(笑)
でもこの本はよかったですよね。本当に。恩田さんはたくさん引き出しをもたれていていくら読んでも飽きない作家さんです。これからも是非はまってみてくださいね。
| ざれこ | 2006/09/17 2:43 AM |

 こんばんはー。
試写会行って来ましたよ。
やはりかなりの人数が入っていました。

私が原作未読というかなりレアな人間になってしまいましたが、ここを見ていると予想通り映画より原作の方が良さそうですね。

>1200人が見る夕焼けと朝焼け、そして
>海。
は美しかったですよ。

何だか懐かしい気持ちになって、ひと駅歩きました。
単純な奴です。(^^;

ざれこさんには映画の感想もぜひ書いて欲しいです!
| ☆すぅ☆ | 2006/09/18 12:35 AM |

☆すぅ☆さん
映画観られましたかあ。私もイメージ壊すだろうなと思いつつ観てみたい気はまだあります。DVDを待って忘れた頃に見ようかと(笑)主役の女の子、写真しかみてないですけど、かわいいなあ、っていつも思います。好みだ(おい)
・・・一駅歩かれたんですね・・私は多分、こんなときでも歩けません(根性無し)
| ざれこ | 2006/09/21 12:50 AM |

こんばんは!
素敵なレビューですね
は〜っ、何だか感動してしまいました。
読み終わった後、しまった!
読み終わっちゃったよ!
と思うんですよね〜
私も最初に読んだときはそうでした。
今回は再読だったんですが、再読しても良かったですよ。
感じることは微妙に違いましたが、それでも同じ雰囲気を味わうことができました。
映画化も楽しみです〜
映画化を記念して、全国で?
40キロくらいを歩くというイベントもやってるみたいですね〜
| エビノート | 2006/09/24 1:44 AM |

ざれこさん、こんばんは。
ちょっと前にリンクを張らせて頂いたきつねです。
今回はTBさせてもらいました。
ざれこさんと同じように読了後は残念な気持ちでいっぱいになり、淋しくもなりました。
そして恩田陸に対する「恩田陸はこの本が代表ってわけではなくて〜他にも色々と〜」って気持ちもわかります。
これが陸の全てと思わないで〜っと思う気持ちがまだチラっとあるきつねです。
| きつね | 2006/09/29 11:47 PM |

エビノートさん
歩く企画、東京あたりではあるみたいですよ。すのさん企画です。
http://blogs.yahoo.co.jp/snowkids1965
再読してもいいんでしょうねえ。忘れた頃に読み返してまた歩行祭を体験したいなあ。なんて思います。

きつねさん
そう、恩田陸はこれだけじゃないんだけど、これもすごい。みたいな。これ読んで他の作品もどんどん手にとってくれたらなあ、なんて、何様な感じですけど(笑)思ってます。
| ざれこ | 2006/10/01 3:45 AM |

はじめまして。
恩田作品は、優劣が結構はっきりするものが多いように思います。
が。おっしゃられるとおりキャラクターに魅力があるので、次回も読もう・・・と思わせてくれるところが、他の作家さんとの違いかもしれません。

私もステキな作品に出会うと、読み進めたいのに読み終わるのが勿体無くて・・・と言う気持ちになります。同じ気持ちになる方がいるとわかって、うれしい。
| MICA | 2006/10/20 4:05 PM |

ざれこさんの気持ち、よ〜くわかります。
何度読んでも面白いだろうけど、一回目の感動は超えられそうにないですよね。
それはそれで寂しいですが、こういう本を読めて良かったなぁとしみじみと感じています。
| あおちゃん | 2006/10/30 9:03 PM |

この本、本当に素敵でした。
本の感動というやつは、やっぱ、一回目が一番いいです。わたしの友達は、何回も同じ本を読むのですが、うらやましいです。でも、読まないとその感動も得られないんだなぁ、と思うと、ゲームにはまらずに本にはまって本当に良かったと思います。ズレタ話の上、長くてすいませんでした。
| テルオ | 2006/11/29 7:27 PM |

これが本屋大賞なわけ??
ジュニア小説じゃないの!?
「アンタ、ひねくれてるよね?友達のいないクライ高校生活送ってたんでしょ?」
そう言われないために、みんな嘘ついて絶賛してんじゃないの?って思ってしまうぐらい、私にはつまらなかった。
時間返せ。
だいたい、スタンフォードに合格したり私立大学を目指すことを「転ぶ」なんていう世界、私には全然ノスタルジーじゃないよ。
しかも夜通し歩いて朝走ってるなんて。。そんな極限状況に「爽やかな語らい」があるのか?
もっと熱く、ケンカのひとつでも起きて欲しいと願っていたが。さもすれば、「優等生」がひきたつのではないかと。
幽霊話もなんだかな〜180℃期待ハズレ。
作者は描写力に欠けてると思う。
才色兼備の親友にも、モテてることになっている男子高校生もなんの魅力も感じない。
お調子者には「ベイビー」と言わせる安易さには腹が立つくらいだよ。工夫をしろ、工夫を!
会話がダサイ。退屈。
あまりにもつまらなさすぎて、逆に興味を持った、恩田陸。
何者なんだ?
| わんこ | 2008/06/21 4:28 PM |

私も読みました!すっと心に入る作品ですね。
| りり | 2014/11/14 3:08 PM |

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| 本を読もう | 2007/04/14 7:58 AM |
夜のピクニック
 最近、ミステリーばかりやたら読んでいるので、たまにはもっとさわやかなものをと言うことで、「夜のピクニック」(恩田陸:新潮文庫)を読んでみた。 恩田陸といえば、SF風味の作品や、オカルトぽい作品が多いが、この作品は、全く趣が異なる。噂には聞いていたが
| 風と雲の郷(読書と時折の旅と・・) | 2007/04/15 12:25 PM |
『夜のピクニック』恩田陸 を読んで
夜のピクニック (新潮文庫)恩田陸 内容紹介 第2回本屋大賞受賞作!ノスタルジーの魔術師が贈る清涼感溢れる名作!! 高校生活のすべてを凝縮したような一夜に起こるささやかな奇跡!! 高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すとい
| そういうのがいいな、わたしは。(読書日記) | 2008/03/06 10:54 AM |
夜のピクニック
タイトル:夜のピクニック 著者:恩田 陸 オススメ度:★★★★★ 高校生活最後のイベント「歩行祭」、それは、全校生徒が夜通しで80キロの道のりをただひたすら歩くというもの。 ク...
| 読書マン | 2009/01/19 11:30 PM |
恩田陸『夜のピクニック』
夜のピクニック (新潮文庫)恩田 陸新潮社このアイテムの詳細を見る 今回は、恩田陸『夜のピクニック』を紹介します。第2回本屋大賞を受賞した作品である。全校生徒が80Km歩きとおす「歩行祭」という高校の行事が舞台である。青春小説なんでしょうね。物語の中心人物は
| itchy1976の日記 | 2010/11/30 6:20 PM |
「夜のピクニック」恩田陸
不思議と今まで読んでいない本。私にとってそれが「夜のピクニック」だった。(この記事はネタばれあり)【送料無料】夜のピクニック価格:660円(税込、送料別)進学校である北高に...
| りゅうちゃんミストラル | 2011/02/07 9:03 PM |
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