本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「風に舞いあがるビニールシート」森絵都
風に舞いあがるビニールシート
風に舞いあがるビニールシート
  • 発売元: 文藝春秋
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2006/05
  • 売上ランキング: 473
  • おすすめ度 4.5


つい最近、森絵都さんの「DIVE!!」を読んだばかりだ。
「DIVE!!」は飛び込みに賭ける少年達を描く青春物語で、ものすごく面白かった。
そこに出てくるダイバーの一人、富士谷要一がすごいかっこよくってさあ。
もうすっかりファンになってしまい、一人で異様に盛り上がった。
試合のシーンも手に汗握るし、もうテンション上がりっぱなし、熱くなりっぱなしだ。

その森さんが直木賞を受賞した。良かった。この作品で受賞するであろうという
世間の評もあったし、誰もが予想した受賞。
まだ読んでなかった私は「ビニールシート?お花見で敷く、あの?」っていうのが
少々不思議だったが、もちろん受賞は嬉しかったし、読むのも楽しみだった。

全体としてとてもいい短編集。いろんな切り口、いろんな手法で、
懸命に、何かを成そうとして生きてる人達を切りとった、短い中にも人生の喜怒哀楽を
にじませる、そんな短編が集まった、とてもいい本。
でもまあ一つ不満があるとすればそつなくまとめすぎ、ってところかなあ。
直木賞作品にありがち(特に短編集)な傾向かもしれないけど。
ご本人が直木賞に狙いを定めて書いたんだと思うけど、なんていうか、作品自体の
うまさ、そつのなさ、が目について、「DIVE!!」で味わったような、
熱く燃えたぎる何かが失われている気がした。
いや、もちろん全然作品として違うから、むしろ、作風の広さを認めるべきだろう。
でもなんかなあ、遠い目をして「あの子もオトナになったね・・」と言ってしまうような、
ぼんやりした寂しさを感じてしまったのだった。
まあ、結果、直木賞を見事射止めたわけだから、あとは好き勝手書けばいいわけだし、
要は獲ったもん勝ちですからねー。これからまた血湧き肉躍る作品を書いて欲しいなと。
できたら、こぢんまりとまとまらないで欲しいな、と、えらそうだけど、思いました。

でもねえ、対策たてたら取れちゃうようになった気がする、直木賞。
そつのないこういう本を文藝春秋から出せば取れるのかよ、みたいな。
文学賞ってそういうもんじゃないような気もするけどなあ。傾向と対策。センター試験みたい。
そりゃ、この賞っぽい作品、ってのはあって当然と思うけど、度が過ぎてきた。
それこそ、多少荒っぽい本でも、選考委員を突き動かす何かがあるから獲る、とか、
そういうパッションが賞自体に無くなってるような気がする。

さて、各短編について。

「器を探して」
クリスマスイブ、恋人と約束をしていた日に、カリスマパティシエの社長から
美濃焼の器を探してこいと命じられ、岐阜に行くことになった弥生が、
これ、っていう器に出会うまでの心の動きを描く。
弥生に頼りきり、ケーキ作りの腕と美貌しかない社長とか、「僕と仕事とどっちが大事なの」と
腐った女みたいなことを頻繁に聞いてくる恋人が、いかにもいそうでさあ、
彼らに振り回されつつ懸命に、かつ執拗な恋人に「仕事してるの?」とメールを打てる
余裕も持ってる、しなやかに強い弥生に好感を持つ一編。なんか清々しい。
ま、でも、私はこんな男は即別れるけどね。

でも最後あたりがなんか、落ち着かなかったというか・・・なんだろう。
思っていた展開と違っただけかな。
でも全体として、飛び込みでたとえると、着地前にもうひとひねりしてしまって、
ちゃんと着地はできたけどバランスが悪くなった、ような、
変な後味が残った短編が数編あったなあ、と。

「犬の散歩」
ペットショップにいる柴犬に私は弱い。いたら買い占めたくなる。
かわいいとかそういう意味というより、柴犬の売れ残りは絶対多いからだ。
「こんなに大きくなったのに、まだここにいて・・、でもまだ10万円とか
値段つけられて、売れるわけないし・・・このあとどうなるんだろう、この子」と思うと、
買い占めたくなるのだ。でも私にそこまで経済的余裕があるわけはないし、
諦めざるを得ない。だからペットショップにはなるべく行きたくない。
今これを書いてるだけでちょっと涙にじんできたわ。犬の話題は、駄目なのよね・・

でも買い占められない、何もできない私と違って、主人公の主婦は、
保健所にいる犬たちを見て、犬の里親になるボランティアを引き受ける。
夜のバイトをして稼いでまでそれをやる彼女には、犬を中心とした、芯のようなものが、
既に確固となっている。いいなあと思った。
私も老後、経済的に恵まれたら、こういう生き方をしたいな。
主婦が、イラクで人質になった人達を悪く言う他の主婦に、違和感を感じるシーンがある。
じゃあ、自分は何かできてるのか。自分以外の何かに対して、無償で手をさしのべるような、
そんなことをやれる強さを持ってるのか。口先で批判だけしたって、何も生まれない。
表題作「風に舞いあがるビニールシート」にもそのテーマは色濃くあるような気がしたが、
こういう身近な問題の方が、身に染みることもある。私も考えてしまった。

「守護神」
お話としてはこれが一番まとまってないような気もするけど、
なんか私はすごい好きだった、この話。
社会人で大学生の主人公、社会人だけを助けてくれるレポート代筆屋のニシナミユキが
いると聞き、都市伝説みたいに風評が飛ぶ謎の人物をついに見つけ、代筆を頼んだが、
けんもほろろに断られた。そして1年後、対策をたててリベンジを図るが・・・
ダメダメに見えた主人公の意外な一面が、ニシナミユキとの緊迫感溢れる会話から
あらわになっていく、そして伝説のニシナミユキが人間らしく彩られていく、
そのスリリングな展開は非常にうまい。人間って、人と人との関わりって、
なんて面白いんだろう。と素直に思える作品。
これはオチもよかった。それこそよけいなひとひねり、かもしれないが、でも好き。

「鐘の音」
仏像を修理するという仕事が興味深かった。ある仏像(なんて読むのか何度も確かめたけど、
結局覚えられなかった・・)の修理をしていて魅せられてしまう男がたどる人生を
描いたものなんだけど、男が仏像に入れ込みすぎてて、えーっとこれはサイコサスペンスか
何かですか?と思ってしまう薄ら寒さが漂っていた。
でも最終的には仏像の謎?が明らかになってそれが男の人生とシンクロし、
なんだかいい話になってしまい、拍子抜け。最後の台詞もなんだか拍子抜け。
鐘の音って、ねえ・・。この作品が、一番落としどころに納得できなかったかなあ。
うまいとは思うんだけど、感覚的にというか・・・。
結局はいい話、を書くのが森さんの持ち味とは思うんですが。

「ジェネレーションX」
これは好き。一番好きかもしれない。40歳間近の男、野田と、20代の若造の石津が、
クレーム処理のため高速で2時間かかる遠方に出向く。石津は明日重要な用があるらしく、
友達に電話ばかりしていて、野田はいらいらするが、話を盗み聞いているうち、
石津が明日何をしたいかがわかってきて、だんだん共感していく。
石津が携帯で喋ってて漏れ聞いたことだけで、なんだかどんどん全貌が見えてくるのが
すごくうまいなあと。で、野田の感情もどんどん好転していって。石津が、若造だけど
しっかり仕事をしてて、でもオフをもとても大事にしてるのに、野田も気づいてくるんだよね。
ここでも人と人との関わりがとても好意的に描かれてて、ステキな一編でした。
オチもいいよねー。ちょっと笑ってしまったわ。

「風に舞いあがるビニールシート」
表題作は、国連関係の難民救済の事務につく女性、里佳の視点から、問題提起がなされている。
ビニールシートの意味を知ってちょっと愕然とした。お花見用のイメージじゃなかった。
ビニールシートが「風に舞いあがる」ということ。その比喩に隠された意味は、重かった。

一見、全然違う地平で描かれているかに見える「犬の散歩」と共通するようなテーマを感じた。
残念ながら、アフガン難民は私には遠すぎて、そのテーマはぼんやりとしか伝わってこず、
ペットショップの柴犬の方が切実な問題だった。人間が何千人も死んでるのに犬の保護か、
と「犬の散歩」の主人公も心ない言葉をかけられる。それはそうだ、と思うけど、
でもそんなことを言うその人は、何もしてないのだ。

先日、職場に「ウガンダに小学校を建てたいので、コーヒー豆買って下さい」という
人がきた。量にしては破格の値段だったし、買わなかった。
その人は他の場所で別のモノを売っていた、と言う目撃談もあとで聞いて、
結局怪しいね、みたいな結論で落ち着いて、買わなかった自分を正当化してしまった。
そういう人達で怪しい人がいるのも事実だけど、ちゃんとやってる人もいる中で、
怪しいとか、偽善だとか、そういうことを、何もしてない私が言えるのか。
少なくとも、私は何もできない。犬も引き取ってあげられない。
だからせめて、何も言わないでおこう。この本を読んでそう思った。

里佳と、内戦が激しい地区を転々として支援活動をしている夫、エドとの関係は、
離ればなれになったがために破綻していく。難民達を見過ぎて、自分の幸せを捨てたような
エドと、そうは思えない里佳。でも私は思う。自分を幸せにできない人が、
誰かの助けになれるのかどうか。エドの生き方は切ないけど、違うような気がした。
でも、エドが達した境地を思って、少し涙した。
里佳が、エドの記事を書く記者に「美談にしないで」と言うが、この物語自体が
美談になってる感がある。うまいんだけど、少し作り込みすぎかな、という印象。
| comments(14) | trackbacks(21) | 10:54 | category: 作家別・ま行(森絵都) |
コメント
ものすごーーーく、共感です。
そう、なんかこう…感想も熱く書けないんですよねぇ。けなしたいわけじゃないんですけど、なんというか、こう、ね。あぁ!もどかしいです…。アイシテルから、アイシテルからなんです!森さん!
| chiekoa | 2006/08/24 2:10 PM |

ざれこさん、すごく冷静な感想ですよね。すごいなぁ・・・
私は、その作品の卒のなさに丸め込まれてしまった。というのが正直なところです。
それ以上の感情には、まだまだ及びませんでした(笑)

TBさせていただきました。
| ゆう | 2006/08/24 2:57 PM |

すみません、「サヨナライツカ」と違い、全然、反対の評価になってしまいました。
ざれこさんの言うのもわかるような気がするのですがぁ・・。
なんか本質的に、ぼくには受け入れられないところがあるという感じでした。
こういう意見もあるということでTBさせていただきます。
| すの | 2006/08/24 11:14 PM |

ざれこさん、こんばんは。
「守護神」、「ジェネレーションX」は、どちらも会話を積み重ねていく事で新しい発見や関係ができるストーリーでしたね。
直木賞のことを考えずに読んだので、私はそのままの感想を書いてしまいました・・・。
でも、次の作品がどうなるか、ですよね。
“血湧き肉躍る作品”私も期待したいです。
| 藍色 | 2006/08/25 1:17 AM |

直木賞というフィルターを通してみてしまったせいか、どうも今ひとつのめりこめませんでした。
ざれこさんが書いているように、突き動かされるようなパッションが感じられないからかもしれません。
「犬の散歩」と「風に舞い上がるビニールシート」の2編だけの方がよかったとすら思ってしまいました。
ところで、「守護神」のニシナミユキさんが、何故かざれこさんとかぶってしまいました・・。いえ外見じゃなくて(お会いしたことないし)存在が。
| june | 2006/08/26 7:58 PM |

いやー、まったく同感です。
直木賞の傾向と対策、みごとに実践してくれましたよね。
ちゃんととれたんだから、これからはぜひ、もっとのびのびと、
「DIVE!!」みたいなやつを書いて欲しいなあ。
(個人的に「DIVE!!」を熱愛している私です(笑))
| ゆうき | 2006/08/27 12:44 PM |

直木賞の傾向と対策…確かにそうかもしれません。
感想がすごく書きにくくて、備忘録としてあらすじをザっと書くだけになってしまった私です。
| なな | 2006/08/29 10:15 AM |

コメントありがとうございます。遅くなりましてすいません。

ちえこあさん
私ももどかしく感想を書きましたよ。直木賞だのなんだのがあって、楽しめなかったんだろうなあ。損した気分です。

ゆうさん
いやいや、純粋に楽しめるっていいことですよー。いい作品集なのに、ひねた読み方をしてる私って・・・。って思いましたわ。

すのさん
すのさんのご意見にも共感しましたよ、私は。なんていうか、「DIVE!!」を読んだ人と読んでない人で感想がぱっくり分かれるイメージがこの本にはあります。児童文学な森さんを知ってる人は、その時代を懐かしんでしまうのでしょうか。でも、作家さんの変化も受け入れるしかないんでしょうねえ・・・

藍色さん
いやだから、素直に読めるのはいいことなんです。おっしゃるとおり、会話中心に進む短編は特にうまさが際立ってましたね。おもしろかったです。

juneさん
ニシナミユキがかぶります?何でやろ?(笑)私は代筆はしませんよ、ってそんなことでもないんだろうか。似てるとは思いませんでしたが、あの人好きでした。キンジローって、そりゃ売れんやろ(笑)、とか。挫折を知ってる大人の女性ってイメージです。

ゆうきさん
そう、見事にとれたんだからこれからはのびのびと!ですよね。児童文学とかオトナ文学とか枠にとらわれず、いい作品をがんがん送り出してほしいなあ、と。
まあでも、児童向けに書いた方が、血沸き肉踊る作品は書きやすいのかな、って気もしますよね。オトナって、空気感とか、そういう曖昧なもので満足したりしますから。(私は、はっきりと熱い話の方が好きですけどね。あほやから。笑)

ななさん
そういや感想短めでしたね。私も短めに褒めておけばいいのに(いいと思うところもたくさんあったのに)いらんことばかり書いちゃいました。オトナにならねば・・・。
| ざれこ | 2006/08/30 5:40 PM |

はじめまして。。。。夕螺と申します。
先日「森絵都 風に舞いあがる・・・」で検索をしていたらたどり着きました。
僕もざれこさんがお書きになっている
>でも最後あたりがなんか、落ち着かなかったというか・・・なんだろう。
思っていた展開と違っただけかな。
でも全体として、飛び込みでたとえると、着地前にもうひとひねりしてしまって、
ちゃんと着地はできたけどバランスが悪くなった、ような、
変な後味が残った短編が数編あったなあ、と。
という読後感と同じものを持ちました。この「変な後味」がどこから来るのかがこの短編集をどう理解するのかにあるのでしょうね。いろいろと考えさせられる作品でした。
でも、結論からすれば、やはり直木賞のもらえる作品です。一ひねりして読むとあんがい奥深いのではないでしょか?
と、いうのが僕の感想文の結論(笑)

たくさんの本を読まれているのですね♪
さっそく「お気に入り」に入れて時々のぞいています。またいろいろな作家の感想を読ませていただきます。
これからもよろしくお願い致します。
| 夕螺 | 2006/09/06 1:12 PM |

はじめまして。
今しがた読んだ『GO』(金城一紀)から検索しててここに流れ着き 『GO』じゃない森絵都さんのところにお邪魔します。

「守護神」 わたしも好きです。
最初は「お前 自分でレポート書けよ!それだけ調べとうのに!」と突っ込み入れながら読んでいましたが・笑

他の短編は 「スマート」に 何かに一生懸命に生きている感がしたのですが 「守護神」は荒っぽくて スマートさに欠ける主人公にとても共感が持てました。

『DIVE!!』はまだ読んだことないので 今度読んでみたいな って思いました。
| もちこ | 2006/09/09 5:15 PM |

夕螺さん
はじめまして。同じことを思った人がおられて嬉しいです。そう、最後1ページでどうしてこっちに転ぶんだろう?っていう短編がありましたよね。「器を探して」が一番そうでしたけど。どう解釈していいか戸惑いました。深く考えると深そうです。
またよかったらコメント残してくださいね、最近返信遅いですけど、ちゃんと嬉しく読んでますので・・。

もちこさん
はじめまして。「守護神」は確かに突っ込んじゃいますよねー。書くより調べる方が大変だと思うんですけどね(笑)でもあの短編好きです。そう、主人公が不器用なところが好感度高いんでしょうねえ。
「DIVE!!」はもうねえ、是非。是非読んでくださいな。
| ざれこ | 2006/09/13 12:44 AM |

こんにちわ。レビューにとても同感でした!特に「ジェネレーションX」はこの本の中で一番いいなぁと思いました。私も先日「DIVE!!」を読んだばかりだったので、躍動感というか・・・熱い物を期待していたのですが、ちょっと違ったなぁと。でも森さんの新たな一面が見れたような気がしました。また熱いの書いて欲しいですね。
| るい | 2006/10/02 1:56 PM |

こんにちは〜♪
いつもざれこさんの感想を読んですごいなぁ・・・と思ってしまいます。

『DIVE!!』は近いうちに読もう読もうとしつつ図書館本に阻まれいまだに読めていません。(苦笑)だからかこの本はあまり深く考えずにいいなぁと思えた人だったりします。

私は、「犬の散歩」が一番心に残ったかも?ざれこさんの柴犬ではないですが、うちの黒猫はボランティアさんから譲っていただいた子なので、難民の話よりは身近でわかりやすかったです。(^^;ゞ
| 板栗香 | 2006/10/04 11:09 AM |

るいさん
そう、つい「DIVE!!」を思い出しちゃっていけないんですけど、でもやっぱり思い出しちゃいますよね・・・(苦笑)
新たな一面が見れてよかったです。私も。でも熱いのもやっぱりよみたいのでした。

板栗香さん
「DIVE!!」があとだったらそれは幸せなことです。是非読んでみてくださいね。
黒猫さん、そうだったんですか。実際にそういうことあるんですね。黒猫ちゃんが幸せになれてよかったです。いい話だなあ。
私もペットショップは最近行ってないです・・。やっぱり、かわいそうで。動物ネタには弱い私でした。
| ざれこ | 2006/10/05 1:40 AM |

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風に舞いあがるビニールシート 森絵都
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