本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「沖で待つ」絲山秋子
沖で待つ
沖で待つ
  • 発売元: 文藝春秋
  • 価格: ¥ 1,000
  • 発売日: 2006/02/23
  • 売上ランキング: 27472


全部読んじゃった、絲山さん。これが一番、断然、良かった。
帰りの電車で読んでて、駅のホームで最後まで読んだんだけど、
読み終わるとぐっとこみあげてくるものがあって、ずずっと洟をすすりながら家路に着く。
電車にも乗らずベンチから立ち上がって去っていく私を
若者が変な目で見ていたけど、何かがこみあげていたので無視して行く。

私はがむしゃらに一生懸命働いたことがない。
勤務時間中は、まあそりゃ働く。今はのんきな事務仕事だけど、
窓口勤務もしたことあるし、走り回って動き回って喋りまわって一日終わる、
そんな日々も過ごしてきた。でも、飛び込み営業したり、朝の2時まで残業して
タクシーで帰ったり、普通の男性がやるようなハードワークはしたことがない。
男はだいたい皆働いたらハードなのに、女は別にそうとは限らない、
それは差別かもしれないけど、甘やかされてるところもあると思う。
で、私は甘ったれて生きてきた。

でも絲山さんは違う。総合職で男性同様に働いていて、体を壊してしまって、
そして作家になって、で、その頃のこと、体壊してからのこと、そんな自分の経験を
文章にして切り売りしている、そんな印象を受ける作家だ。
勝手なこと言ってるかも知れないけど、そんな痛々しさを私はいつも感じていた。
でも反面、憧れてもいた。そうやってくたくたになるまで働いて、
そりゃ病んだかもしれない、でもその経験は絶対プラスになってないはずがない。
そこで得られた何かは、絶対すごいものに違いない。私には得られないけど。

「沖で待つ」のなかには、私がほんの少ししか得られなかった、そのすごいものが、
溢れていたのだ。辛い時期をともに過ごした同期、太ちゃんとの友情を通じて、
主人公が闇雲に仕事して生きていったその時期の一番大切なものが、
なんだかそこには満たされていて、それに私はいっぱいになってしまった。
としか、多分、説明しようがない。あのじんとした感じ。

そういう、がむしゃらに働いて疲れちゃったりしているそういう女性達を、
ここまでちゃんとリアルに描けるのはこの人だけだ、絶対そうだ、なんて
私は今回確信をもった。だから、絲山さんにはずっと書き続けて欲しいし、
私はある種の羨望を持ってこの人の本を読み続けるだろうと思う。

私にも同期ぐらいいる。うざい研修を一緒に過ごして、今は別々の部署にいて、
滅多に会うこともないけど、あの最初の研修は楽しかった。
で、私がちっとも必死にやってない仕事ってやつも、とにかく黙々と働いて、
そこで私も少しは何かを得てるのかな。
最初、不安顔で職場に向かっていったときの自分を、思い出そう。
それは及川と太ちゃんが二人で歩いたときみたいな、そんな足取りじゃなかっただろうか。
不安と希望に満ちてなかっただろうか。もうすっかり、忘れてしまったけど。
もうちょっと、真面目に仕事しようかな。

いつものように男女の友情を描いてそれはもちろんステキなんだけど、
私にはなんだか、働く人たちのキラキラした部分をただ書きたかったんじゃないか、
そんな本に思えました。気のせいかもしれないけど、私には見えた気がした。

太ちゃんと及川の、男女を越えた友情がやっぱりステキだった。
結局、太ちゃんのハードディスクを何も見ずに、ぶっ壊してしまった及川の優しさが好きだった。
出てくる人たちも皆臨場感があって。先輩とか、太ちゃんの奥さんとか、
少ししか出てこないのにとても鮮やかに私の中に浮かんだ。
シンプルな研ぎ澄まされた文章で、すっと鮮やかにすべてを表現している。
今までの中で一番すっきりした話だったけど、一番深いところにいる話。
私にはそんな気がした。

「勤労感謝の日」は36歳でお見合いしちゃったら全然いけてない人がきた、
それが勤労感謝の日だった、疲れたなあ。ってそれだけの作品で元も子もないけど、
ぽんぽんと男らしい台詞が飛んで、男に対する、失業に対する主人公の不満が
あっけらかんとしてて変な表現だけど気持ちよくって、ふふと微笑んでたら
読み終わった、そんな感じ。こちらはただ、共感。そして同情。
36歳であんな男と会わされたら、私の人生なんだったんだ、くらい私も思うだろうな。
さらっと読めたけど、ここでも総合職女性の悲哀は溢れている。
友達の台詞。
「カイコはあんなにかわいいのに、繭から出たら蛾になっちゃうんだよ、
私らもカイコ蛾になってないか、ってことよ」
・・・・やだなあ、カイコ蛾。カイコ時代から可愛くない私は、
とんでもない蛾になりそうだ。とにかくいやーな比喩だった。

余談だが、絲山さんの作品の評価は人によってむちゃくちゃわかれるので、面白い。
全部作風が違うからだろうけど、「海の仙人」がいいという人もいれば、
「いやいや、袋小路の男でしょう」的人もいたり、ま、そもそも全部NGな人もいるだろう。
私も全作品が好きとはいえないけど、これが一番好きだなあ。それはもう絶対。
| comments(12) | trackbacks(21) | 23:09 | category: 作家別・あ行(絲山秋子) |
コメント
こんにちは^^
私はこの作品しか読んでいないですが、面白かったですね。
すいすい読んでしまいました。
実際の経験もあるんでしょうね。内容の中には。
私は今、就活中ですが、わたしも総合職は全く考えていないんですよね〜。
無理だ。って思ってしまって。
そういう意味でも、本の主人公や絲山さんを尊敬します。
他の作品も読んでみたいと思います。
| 苗坊 | 2006/06/07 11:15 AM |

私もこの作品大好きです! この作家のこともかなり好きになりつつあります。淡々としてべたべたしてないんだけど、熱いものも伝わってきます。TBさせていただきました。
| バーバママ | 2006/06/07 7:26 PM |

絲山さんは、自分がニートだったこともあるからと
「ニート」でその気持ちを書いてましたが、
そういう思いをしてきた人が、こうして
>働く人たちのキラキラした部分
を書いてくれたというのが、とにかくうれしかったです。
私も絲山さんの作品の中ではこれが1番です!
| | 2006/06/07 11:00 PM |

すみません!↑名前を入れ忘れました。
| june | 2006/06/07 11:02 PM |

僕が男だからなのか、イマイチ感情移入ができませんでした。
でも、決して良くないという評価ではないです。
その切なさはなんとなく理解はできましたけどね。
| す〜さん | 2006/06/08 12:11 AM |

苗坊さん
絲山さん初めてですか。お薦めですよ。負け犬と自覚があるなら「袋小路の男」がイチオシ、そうでもないなら「逃亡くそたわけ」をどうぞ(おい)苗坊さん若いからまだ負け犬じゃないな・・
総合職、しんどそうですよね・・・。女だと無理をしないとやっていけない感じがします。この主人公はでも、女やし、と性別のせいにせずに自分の実力で淡々と勝負してる感じがして、同性として憧れました。

バーバママさん
そう、淡々と書かれてるだけなのに最後じんわり深い、いい作品でしたね。ちょっとびっくりするくらい良かったです。TBありがとうございました。

juneさん
うちのブログ重いのか、何故か名前がよく抜けるシステムです(あかんやん・・)TBとか内容とかでいつも推理してますのでお気になさらず・・
この作品には絲山さんがバリバリ働いていた頃の思い出が溢れてる気がしました。もう全部勝手な憶測で思い入れですけど、いいんです。いい本でした。書き忘れてましたけど装丁もかなりいいですよね。

す〜さんさん
この主人公の女性はそこらの男より男らしいと私は思いましたけど(笑)、まあでもある世代の女性にピンポイントで受け入れられる本なんでしょうね。気になられるんでしたら他の作品も是非。
| ざれこ | 2006/06/08 12:45 AM |

すばらしかったですよね…。
私もついに芥川賞にこんなに打たれるようになったかと、そんな感慨もあり。

私は仕事柄ああいう「同期」みたいのが存在しないのですが、それがものすごーーくくやしかったりします。貴重な体験を、しそこねてるなぁって…うー。
| chiekoa | 2006/06/08 12:26 PM |

chiekoaさん
ちえこあさん、芥川賞苦手でしたもんね(笑)克服できた?ようでなによりです。でも私も、苦手な作品も多いですよ。芥川賞。直木賞はOKなんだけど。
私も同期はいるけど少なくって、一緒に仕事した経験もないので(研修だけ一緒でした)一体感といったものはなくて、寂しいです。でも別のところで皆頑張ってるんだなあ、って思うと励みになります。
| ざれこ | 2006/06/11 12:08 PM |

ざれこさん、こんにちは。
今さら読んだ「沖で待つ」は、営業ではないけど、同期と切磋琢磨しながら仕事をした経験のある身としては、理解できる部分と、「うーん」と考えてしまう部分がありましたね。
短い小説が苦手なので、そのせいってのもありますが、もう少し重量感が欲しかったかも。
| きつね | 2006/12/16 10:49 PM |

きつねさん
そうですかあ。ちょっと考えちゃうところもありますか。私はこんな関係、いいなあってすごく思いました。
もう少しじっくり読んでみたい気もしますね。
| ざれこ | 2006/12/17 4:10 AM |

こんばんは、お邪魔します。
ちょっと前の記事ですが、トラックバックさせていただきました。

そうですか、全部読んでこれが最高でしたか・・・。
わたしにとっては初めての絲山さんだったので、
この後ちょっとドキドキしますね(^^;。

・・・わたしは今がむしゃらに働いてるわけでも
ないのに疲れちゃっているんですが(うー)、
ちえこあさんより「沖で待つ」への共感が
少なかった気がします。
うちの職場があんまり「同期」って感じじゃ
ないのもあるでしょうか。

むしろ、ひとりで女性が生きていくというその
リアリティの面で、年もそれほど近いわけじゃないのに
「勤労感謝の日」にずどんとやられました(笑)。

ほんと、人によって感じ方がたくさんの作家さんですね。
おもしろいなぁ。

またぜひ遊びにきますね。
ありがとうございました!
| しろちさ | 2007/03/08 9:34 PM |

すみません・・・。
このサイトはざれこさんのところなのに、
うっかりちえこあさんなんて書いてしまいました。

とっても失礼しました(>_<)。
修正の仕方がわからなくって。。。
ごめんなさい。
| しろちさ | 2007/03/09 5:20 PM |

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