本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「家守綺譚」梨木香歩
家守綺譚
家守綺譚
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2004/01
  • 売上ランキング: 5,541
  • おすすめ度 4.58


文庫が出たので感想あげておきます。
家守綺譚 (新潮文庫)


以下、図書館で読書後の感想です。ま、↓のような感じですから、
当然文庫も買いました。職場での布教活動後、再読しようっと。

・・・・・・・・
感想はまた書きますけど、今日図書館に返さないといけないんですよねー
あー返したくないなー
手元においておきたいな、とにかく。そんな本。

・・・・結局、図書館で椅子を占拠し、もう一回読み返してみた。
すぐに返すのが惜しかったし、一度読んだ印象ではぼんやりとしていたので、
もう一度あの世界に行ってみないと、と思ったのだった。
2回読んでやっと理解が深まってきた。けど、まだこの世界の全容を
理解したとは到底思えない。読めば読むほど深みにはまりそうだ。
それでもまた「あの世界」に行きたくなるだろうな、と思いつつ、図書館に返却。
家の本棚にあったら、この本を開くだけで、この世界にいつでも紛れ込めるのにな。

1度目読んだときには少しなじみにくかった文章が、2度目に読むと
すらすらとなじんでとても心地よくなった。いつまでも読んでいたい感じである。
文章のリズムがすごく心地いいし、季節の景色が鮮やかに立ち現れてくる。
新緑、白い花の色。秋の風。そんなようなものが。

文明開化の頃、売れない物書きをしている綿貫。大学時代にボートで亡くなった
親友の高堂の住んでいた家の家守を任されることになり、越してくる。
庭にあるさるすべりがつるつるしてるのでなでていると、ある日そのさるすべりが
風に吹かれてたいそう揺れる。おかしいなと思っていたら、
床の間の掛け軸から高堂がやってくる。
「おまえ、逝ったのではなかったのか」
「ああ、ちょっと戻ってきた。ところでさるすべりはおまえに懸想しているぞ」

さるすべりが人間に懸想したり、掛け軸のサギがいなくなって庭にいたり、
河童と飼い犬が仲良くなったり、狸に化かされたり、死んだはずの高堂が現れたり。
むちゃくちゃ不思議世界なのだが、綿貫の周辺では「ああ、河童ね」みたいな
あっさりした対応。日常なのだ。それが。はじめ戸惑っていた綿貫もそれに慣れていく。

その不思議なことがとても淡々と描かれる。季節の移ろいの一環みたいに。
「小鬼を見ましたよ」「ああ、啓蟄ですからね」といった風に。
毎日の生活にすうっととけ込んでいくのだ。
綿貫の感想にもあるように、文明は一瞬で開花するけど、それによって
そこにあった不思議なものたちを否定するようになってしまう、その寂しさ。
私だって、道に生えてる草花に心を動かされたりしなくなってしまっている。
自分が何かたくさんのものを既に失っているような気がして、寂しい心持ちになった。

犬のゴローがすごくいい。その世界では名の知れた犬らしく(高堂談)、
河童とサギの喧嘩を仲裁したり、あちこちで活躍しているらしく。
時折、綿貫は度肝を抜かれて「ゴロー、おまえ一体何者だ?」と仰天したりもする。
しかし別に突然しゃべり出すわけでもない。一見ただの犬である。
いつもしっぽを振ってて、隣のおばちゃんに残り物をもらい、
綿貫と一緒に散歩する。でも世界の全てが見えてる。そんな犬。
明記はされてないが私は勝手に茶色の柴犬を想像して読んだ。
なんか浪漫なんだよなあ。うちのバカ犬が実はこんな犬だったらどれだけステキか。
と思ってしまったり。なんて想像がふくらんでしまうのは、ゴローが
いきなり喋り出したり二本足で歩き出したり、そんな突拍子もないことは一切しないからだ。

そうなんだよなあ、すごく不思議な世界なのに、突拍子もないことは何もない。
「ありえへんわ」ってつっこんでしまったらそこで興ざめなんだろうけど、
なんだかそのくらいのことは別にあってもいいんじゃないか、っていう雰囲気で
話は進んでいくのだ。それもこの本が居心地のいい一因かもしれない。

でも読めば読むほど深いと思ったのは、独特の死生観。
死の世界とも、当然のようにともに共存してるんですよね。この世界では。
そして隣のおばちゃんが言う「死んでいようが生きていようが関係なく、魂の気骨が
あるってことなんですよ」的台詞があって、そこを私は何度か繰り返して
読んでしまった。多分、犬だろうが人間だろうが植物だろうが
死んでようが生きてようが、魂はそこに同じように存在する、そして生きていく、
そんな世界なのかもしれない。
そこらへんは二回読んでも全く答えは出ない、別に答えなんかないんだろうけど。
ただ、すごいな、と思う。この作品の、深さに感嘆する。

やっぱり手元に置いて、本棚からこの世界に飛んでいきたい気がします。
何度読んでも多分飽きることはないと思う。買おうかなー。
でもそうすると「村田エフェンディ滞土録」も絶対欲しくなるしな。考え中。

※「村田エフェンディ滞土録」の村田氏は綿貫氏の友人。で、
「村田エフェンディ」に出てくる白竜(出てきましたよね?)って、
この本の白竜と同じと考えていいのかな。「村田・・」の再読が出来たら
絶対確認しようと思うところなんだけど。あれがトルコに行ってた、なんて
すごい浪漫じゃないですか。
| comments(28) | trackbacks(25) | 23:41 | category: 作家別・な行(梨木香歩) |
コメント
その気持ち、わかりますっ!!!
今でも図書館で見かけるたびに思わず手にとってしまう私…買えって?
| chiekoa | 2005/12/12 7:16 PM |

同意。
手許に置いて、何気なく読みたい一冊ですね。
感想、お待ちしてます。
| すの | 2005/12/13 12:39 PM |

なぜか自分のブログに感想書いてませんが
この作品は辛抱たまらず,購入してしまった一冊です。
村田エフェンディ〜とリンクしてるって
いうのも当たりですよー!!
梨木さんの作品では,これが一番好きかもしれません。
| mamimix | 2005/12/13 8:54 PM |

ものすごく手元に置いておきたくなる作品ですよね。この作品が初・梨木香歩だった僕は幸せだと思います。
| | 2005/12/13 11:40 PM |

す、すみません。↑のコメント、名前を入れるの忘れてました。トホホ……
| street-kids | 2005/12/13 11:41 PM |

あー!ざれこさんのとこのコメントで恐縮ですが、street-kidsさん!!

急にいなくなられたのでさみしいじゃないですか…!
私のところにもまた遊びに来てくださいね〜!
| chiekoa | 2005/12/14 11:21 AM |

chiekoaさん、すのさん
ですよね。置いておきたいですよね。買えよって感じですよね・・・

mamimixさん
おお、買っちゃいましたか。辛抱たまらずって気持ちわかります〜
「村田」とならんで私も梨木さんの中で一番好きですね。

street-kidsさん
ご無沙汰してます。名前がないうちからきっとstreet-kidsさんだろうと察しておりました。
chiekoaさんのコメントに驚いて今みたらブログがプライベートモードじゃないですかー。
受験に専念ですか?残念(いや、いいことかもしれん)がんばって下さいね。いつでも遊びに来て下さい。
そしてこの本が梨木さんとの出会いだったんですね。いい出会いでしたね。
| ざれこ | 2005/12/14 11:47 AM |

ちなみに私の場合の出会いは
『西の魔女は死んだ』でした。
何度読み返しても最後に泣きます…。
これもよい出会いでした!
| chiekoa | 2005/12/14 3:35 PM |

トラック・バックとコメントをありがとうございました。
 『家守綺譚』から梨木作品を読み始め、すっかりはまってしまいました。全作品手元に置いて、何度も読み直したい作家さんだと思います。

 
| まざあぐうす | 2005/12/14 4:42 PM |

そうそう
わたしのなかでもゴローは茶の柴犬でした。
不思議におたおたせずに
起こることをあるがままに受け容れる、って
できるようでなかなかできないことですよねぇ。
| ふらっと | 2005/12/14 8:36 PM |

ざれこさん、こんばんは。
もう皆さん書いていらっしゃるので言うまでもないですが、素敵な世界です。
ちょっと前の日本はこういうちょっと不思議な世界が近くにあったんだろうなぁって思います。
| なな | 2005/12/14 8:37 PM |

TBありがとうございます。
この家守綺譚の世界って素敵ですよね。
ゆったりと時間が流れてて。
あ、でも「ゆったりと時間が流れる」というのは
この本に限らず梨木さんの世界に共通するものですよね。
最近すっかり梨木さんのファンです。
私は西の魔女が死んだを手元においておきたいなぁと思いましたよ。
| みわ | 2005/12/15 1:00 AM |

本当に梨木さんの本はその本独自の時間の流れがありますよね。とても居心地がいい。
もっとその世界に浸っていたくなる、つまり終わってしまうのが残念な読後感があります。

私は梨木さんの本は必ず購入しています。

ちなみに私の中でゴローに柴犬以外の選択肢がありませんでした(笑)。
| momo | 2005/12/15 7:40 PM |

ざれこさん☆トラバありがとうございます。

不思議なものが沢山登場するのだけれど、そのどれもに可愛げがあって、うちにも誰か来てくれないかなぁなんて感じでしたね。

でも、うちにやって来るのはヤモリとスズメくらいなんだな。(^^ゞ
| Roko | 2005/12/15 10:26 PM |

私も当然のごとく柴犬を想像してました。柴犬って記述がないことすら気づいてなかったし^^;
これは本当に常に手元に置いて、ふとしたときにページを繰りたくなる本です。文庫オチを待って文庫で手に入れるより、やっぱり単行本でもっておきたいなぁ・・と思いつつ、いまだに購入してません。
| june | 2005/12/16 4:07 PM |

ちえこあさん
私も「西の魔女が死んだ」が最初でした。いやあ、泣きましたね。ほんまいい出会いでした。

まざあぐうずさん
ご訪問ありがとうございます。そちらの植物の写真はとても参考になりました。

ふらっとさん
そうですね、ここに出てくる人々は不思議なことでも
大騒ぎしてませんねえ。つうかそもそも不思議じゃないのか。綿貫は最初驚いてましたけど(笑)

ななさん
昔って便利なものはないけど、豊かな精神世界を持ってる人が多かったんだろうな、と思います。ステキですよね。
| ざれこ | 2005/12/19 9:23 AM |

みわさん
そうですね、ゆったりした豊かな時間、ってのは梨木さんの本には共通してますねえ。
「西の魔女」は文庫で持っています。文庫が出たら即買いの作家さんかも。

momoさん
柴犬ですよねえー。確か茶色いって記述だけあったんで、日本犬だろうし紀州犬は白いし秋田県はでかいし、といろいろ推理しましたが(笑)きっと柴犬です(断言)。

Rokoさん
うちの庭でも犬が一人寂しそうにしてるので、河童とかサギとかきてくれないかなって思います(笑)

juneさん
私も今のところ文庫落ちを待つか?と思ってるんですが、これ単行本の装丁もステキなんですよねー。難しいところです。
柴犬、疑ってなかったですか。私も最初柴犬を連想して「合ってるのかな」ってゴロー登場の章を読んだら「犬」としか書かれてなかったです。
| ざれこ | 2005/12/19 9:54 AM |

ざれこさん
はじめまして。まざあぐうすさんのところでこの本のテーマともいえる植物たちの写真集に出会い、そしてこのブログにたどり着きました。私も最近この『家守綺譚』を読んで、他の梨木ワールドとは一味違った快感というか、おっしゃるとおり、いつまでも手元に置いておきたい一冊だ、と実感しました。私も友人から借りた本だったので、返さざるを得なかったのですが、もう一度読み返して返すべきだったと後悔しています。でもこちらのブログを読んで改めてまたこの本を思い起こすことができ、幸せに感じています。こちらに書かれていることすべて同感です!
『西の魔女』は、読み途中で田舎の母に横取りされてしまい、最後のいいところをまだ知りません(泣)。それから、彼女の原点ともいえるイギリスでベティ・モーガン・ボーエンこと、ウェスト夫人との生活を描いた『春になったら苺を摘みに』も、彼女を作った世界がわかってなかなかよかったです。文章にキレがあって、うまいですね。
またちょこちょこお邪魔いたします。
| ka-3 | 2006/01/17 11:58 PM |

ざれこさん、こんにちは。初めてこちらを拝見しました。圧倒的な読書量にただただ感心するばかりです。とても参考になります。
TBさせていただきました。よろしくお願いします。
| ごましお | 2006/02/23 11:44 AM |

ka-3さん
うわ、今までコメントに気づいておりませんでした。大変申し訳ないです。
「春になったら苺を摘みに」は確かもうすぐ文庫化されると思うので、とても楽しみにしています。梨木さん、いいですよね、ほんま。
絵本たくさん読まれてるようですね。また遊びに行かせてもらいます。

ごましおさん
TBありがとうございました。
読書量は取り柄です。レビューも質より量です(笑)
今後ともよろしくお願いします。
| ざれこ | 2006/02/24 10:32 AM |

ざれこさん、はじめまして。
この本は何度も読み返したくなるほんとによいお話ですよね。
ざれこさんの感想を読みながら、そうだよなぁ、と思ったところがいろいろあったので、また読み返したいと思います。
自分のブログでも感想もどきを書いたのでTBさせていただきます。
| midoriiro | 2006/10/01 8:10 PM |

ざれこさん、はじめまして。
私も文庫本を購入しました!

「魂」のくだりは私も心に留まりました。
『西の魔女…』でもおばあちゃんが
「魂」について語っていたなぁと思って。

ざれこさんの書評、これからたくさん読ませてもらいますね。
私も文庫本購入を機に感想をあげたのでTBさせてください。

また覗かせてもらいます♪

| ウノチヨ。 | 2006/10/02 9:13 PM |

midoriiroさん
お返事遅れてすいません。はじめまして。
私もコメントいただいてまた読み返したくなりました。文庫で購入したのでずっと手元にあるのが嬉しいです。ステキな本でしたねー

ウノチヨ。さん
はじめまして。そういえば西の魔女でもそんなシーンがあったような気もします。梨木さんのテーマの一つかもしれませんね。私は梨木さんのメッセージが難しすぎてまだ伝わりきれてない感じがして哀しいのですが、いつかそれが本当に染み入るような人間になりたいです。って、何書いてるのか既にわかりませんね。(苦笑)すんません。
ではでは、今後ともよろしくお願いします。
| ざれこ | 2006/10/05 1:45 AM |

あまりに好きで単行本も文庫本も購入してしまいましたが、再読してやっぱりいいなぁ…と思いました。ほんと、大好きな世界です。わたしもその家に住みたい!と強く念じてしまうほど(*^_^*)
| まみみ | 2006/10/12 5:31 AM |

ざれこさんはじめまして。
家守綺譚のリンクを辿ってこちらに来ました。
私もこの本が好きでつい先日再読したばかり・・。本の持つ温かい雰囲気、草花や小動物との語らい、綿貫・高堂・隣のおかみさんとの何気ない会話の一つ一つに心が癒されます。そして犬のゴロー。河童を滝壺に捨てにいったりしてものすごい活躍ですよね。(笑)
TBさせていただきましたm(__)m
| caho | 2006/10/28 12:13 PM |

まみみさん
文庫本の表紙もいいですよね。いつも眺めては和んでいます。少しずつ何回も再読してあの家に戻って行きたい、そんな本ですね。

cahoさん
はじめまして。コメント&TBありがとうございます。
ほんまステキなあたたかい世界ですよね。私もゴローは大好きです。ただの犬なのに・・・!(笑)
| ざれこ | 2006/11/02 1:28 AM |

「家守綺譚 ヤマユリ」という小品が新潮社の文芸誌「yom yom」の11月号に載りました。
新しい連載か?
是非!!
| 夕螺 | 2007/11/29 4:49 PM |

夕螺さん
うわ、ほんまですか。11月号まだ買ってないー。
そういや「yom yom」の何月号かにも載ってましたよね。また作品が集まって本になりますように・・・。
| ざれこ | 2007/12/08 2:50 AM |

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