本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「告白」町田康
告白
告白
  • 発売元: 中央公論新社
  • 発売日: 2005/03/25
  • 売上ランキング: 1,481
  • おすすめ度 4.86


この本は河内十人斬りをテーマにしてるらしいんやけども、河内十人斬り?なんやそれ、知らんがな。私大阪出身やけどもな、河内地方の盆踊りの歌詞?覚えてるわけあるかい。実話?有名なんかそれ。と思った私は河内長野市出身者と堺市在住者に聞いてみたんやけども、「しらんわ」とあしらわれたり、「そんなもん、河内家菊水丸に聞きいや」と言われたりしてとんと埒があかん。だいたい菊水丸とは友達ちゃうねや。今は万博で河内音頭のロボットと競演しとるがな。
まあそんなことはええわ、ネットで調べたれ。と適当に調べてみたら「英雄視されている」と書かれてるやないけ。なんでやねんな10人殺してなにが英雄やねんな。何言うてけつかる。それやったらしゃーない、読んでみよやないけ。
この感想長いで、ずっとこれやで。ちょっとネタバレもやるしな。覚悟して次クリックしいや。
そうやって読み始めたはええけどあれや、4日かかってもうて、その間あたまんなかずっとこんな感じや。大阪の南の出身やからようにてるねんな。言葉が。そりゃ、私らの方がガラはええけどもや、基本は一緒なもんやさけ、ずっとあたまんなかこの調子や。いくら干物やら負け犬やら言われとっても一応31歳の普通の女やさかいにな、「なにしてけつかるねん」とか「じゃかあしいわ」とか日常会話で飛び出したらどないしてけつかるねん、と思いながらずっと読んでたんやけども、まあでも感想までこんな口調で書くこたあるかいな、なあ。でもあれや、読み終わったらぼんやりしてしもうて、読んでる途中にはあれ書いたろこれ書いたろ思てたことがすうっと抜けてもうて、空っぽやってんな、これが。困ったのお、でもまあそれやったら頭んなかそのまんまでなんか書いとったらなんか思いつくかもしれん、と思ってこうやってだらだら書いてるけど何もうかばん。あかんではないか。

水分の村に住む熊太郎は小さいときからあかんやつやった。百姓とは思われへんほど思弁的で、「あー暑いなあ」と思って暑そうな顔をして「あー暑いなあ」と、あたりまえに言える友達みたいに直線的な物言いができへん。頭んなかと言葉が一致せえへん。だからあれやこれや考えてるまになんや知らんけど悪いほう悪いほうへ物事が進んでいく。そんな男や。なのに虚栄心は強いからつい見栄を張ったりして余計あかんのやけども。まあそんな熊太郎が、ほんまにひょんなきっかけで、御陵を見つけてそこで極悪な兄弟に殺されかけて兄の方を撲殺してしまう。それはばれずに済んだんやけども、そこから熊太郎は「どうせ俺は人を殺した人間や」とますます真面目に生きるのをやめ、バクチにあけくれる。あかん奴や。つかまるつかまるとびびってるしやな。あかん奴。そんなうちにひょんなことから腕っ節の強い餓鬼を結果的に助けることになって、弥五郎と名乗るそいつが弟分になって。そいで。二人が十人斬るまでに何があったんか。ちゅう話や。

熊太郎はあほやけども悪い奴やない。でも思弁的でごちゃごちゃ考えてるうちにあかん方へ転がる。だから村の豪族の松永熊次郎にええようにあしらわれ、騙されコケにされ、さんざんや。熊次郎と熊太郎が敵同士っていうのんがややこしゅうてしゃあないが、まあ実話をもとにしてんねんからしゃあない。
この分厚くて読むのに4日もかかる本で、熊太郎はむちゃくちゃ思弁してそれでやっとこさ行動して全部裏目に出て、で、世間からアイデンティティを悉く否定され続ける。そりゃ怒るで、って感じや。説得力あるわ。ほんま。皆にキ○ガイ扱いされ、正義は裏切られてきたのだ。北野田。うお、このフレーズ何回も出てきて気に入ってんねんけどやっと使えたわ。くほほ。ちなみに北野田は大阪府堺市のある地名や。大阪のもんしか知らへんがな、なあ。北野田駅にはアスベストが露出してるって最近話題やったけど、そんなことはどうでもええねん。

なんの話やったかな、そうやアイデンティティや。その話や。熊太郎は些細なことでもずっと負け続けるしずっとあかん奴や。考えすぎて田を耕すことすらでけへん。その姿は笑えるねんけども、なんや切ないねんな。世間に迎合してうまいこと生きてる奴がええ奴とは限らん、あかんやつやけども熊太郎は憎めへん。でも世間ではそんなこと認めてくれへん。獅子舞の頭みたいな、そんな壁が世間と熊太郎の間にはあるみたいやねんな。

そういや印象深いシーンがあった。熊太郎がへんな神社に行って、おわんに入った泥鰌をもらって、これを滝に放してやったらご利益があると思うて、滝に放つ。棒みたいに死んだようになってた泥鰌に石投げて、ようやく奴が動き出して熊太郎は喜ぶ。でも、すぐに飛んできた鳥に食われてしまう。そのとき、熊太郎と一緒に私もなんや哀しい心持ちになってしもうた。なんか、自分じゃどうにもならん、誰か大きなもんが動かしてるようなもん、かっこよく言うと運命、宿命、みたいなもんを感じてしまって哀しかったんかもしれん。

書くことがないといいながらだらだら書いてるけども、書きたいことなんか何にも書けてない。これがあれや、思弁と言動が一致してへん、これを体現してるねんな。まあ私の場合、思ってるっつうか感じてることが全然言葉として出てけえへんだけやけども、まあ思いついたこと言うと、最後まで読み終わってからっぽになってもうてん。かっこよく言うと虚無や。虚無。熊太郎がラストにたどりついてしまった境地を思うとぼんやりしてしまうねん。哀しいとも切ないともよかったなあ、とも違うねん。

なんやもうええわ。書くのやめるわ。ろくなこと書かれへん自分に嫌気がさしたわ。文体まねしておしまいやなんて、あほとちゃうか。ほんま。

とか言いつつまだ書くけどもやな、ひとつ腑に落ちんことがあって、葛木ドール、あのふざけた名前のおっさん、あいつは結局どうなってんやろ。弟もやけど。熊太郎の言動、言文不一致とか言いながら本人が気付かんうちに頭んなかのことぶつぶついうてたり、妄想やら幻覚やらいろいろあるから判断難しいわ。不思議な小説やったなあ。

あ、でももういっこだけ書かして。印象に残る台詞があってん。それ引用さしてもらうわ。
熊太郎が仇の親、地元の強豪の傳次郎について言うたことがある。
「弥五、わしは松永傳次郎なんかちょっともくわいことない。わしがおとろしのんはもっとごっつい奴や。しゃあけど、わしはもう辛抱たまらんわ。地獄でもなんでもかまへん、わしゃやるで」
もっとごっつい奴、ってなんやろ、って考えてんけど、その、運命みたいな奴かもしれんし、ひょっとしたら自分自身かもしれん。熊太郎はずっと、自分と闘ってたんかもしれん。孤独やけど崇高や。カッコええ。彼らは阿呆やけど、やっぱり英雄やった。

町田康の最高傑作やな。今まで混沌とした文体で売りよったけど、この本は理路整然としつつも混沌や。すごい勢いを感じる。4日間、切なかったけどいい体験さしてもうたわ。

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| comments(28) | trackbacks(20) | 19:49 | category: 作家別・ま行(町田康) |
コメント
さっすがぁ〜(^^v
これぞ本場のレビュー!

わたしは関西弁はまったくしゃべれないけれど
こんなわたしでも、これ読んだあとは、思考が河内弁もどきになっていました^^;
| ふらっと | 2005/08/12 9:13 PM |

ざれこさん、こんばんは。
迫力あるレビューで、感動致しました!
あまりの分厚さに、読む気をなくしていた本でしたが、
挑戦してみたくなってきました。
| ましろ | 2005/08/12 10:25 PM |

読まれましたね…!!

すごいですよね。この本。ほんとにすごいですよね。
ざれこさんのレビューもすごいです。圧倒的です。くほほ。

私が途中で読むのをとめられなくって徹夜した気持ち、
きっと今のざれこさんにはわかってもらえるはず…!!

でもなんかあまりに分厚いし重いし、
なかなか人に「読んで!」って言えない…でも言いたい!
(あれ、ざれこさんには言ってたような気も…。)
| chiekoa | 2005/08/12 10:49 PM |

文体、もとに戻します・・(笑)

ふらっとさん
強烈な方言でしたよね。関西人じゃなくても読みやすいもんなんでしょうか。
ちょっと気になりましたが。私は平気なんですけど。

ましろさん
合う合わないはあるかもしれないんですが、
分厚いのは気になりませんでした、一気に読めます。
とりあえず私の感想に似た文体です(笑)これが読めれば、
多分大丈夫かと・・ほんまかいな。
私の感想じゃ伝わらないと思いますが、すごい脱力感と感動、みたいなのが
伝わってきました。読む価値は十分あると思います。

ちえこあさん
いやあ、すごいですねこれ。圧倒。圧倒。
一気に読みたかったんですが平日だったので、
徹夜するのをぐっと耐えましたよ・・くほほ。
町田康は人を選ぶので私もあまり薦められないんですが、
(あ、私には薦めてくれていいんですよ、大好きですから)
この本はいつもの独特の文体とは少し違って、
抑制がきいて案外読みやすかったのでは?と思います。
| ざれこ | 2005/08/12 11:57 PM |

ごろうたちが、堺でええ河内家菊水丸と広い河内家菊水丸などええわ
みよ実話などを在住すればよかった?


| BlogPetのごろう | 2005/08/13 3:24 PM |

やっと話題の書、読了しました。
いやぁ、「ごっつうええ話」でした
承諾なしで、されこさんのblogをぼくのblogで紹介させていただきました。ご容赦のほど願います。
| すの | 2005/11/13 4:57 PM |

すのさん
ご紹介ありがとうございました。いやあ、こんなレビューでも役に立てればいくらでもどうぞ。
ごっつええ話でしたね、ほんま。頭からっぽになっちまいましたよ。
| ざれこ | 2005/11/14 2:25 AM |

告白、ホントに最高ですね。
河内の更にみなみの和歌山出身なのですが、
ほぼ地元で、物凄くはまりました。
帰省したときには、奈良県御所市の
一言主神社も行ってきましたよ。
勿論、東大寺も。この本は今年一番の収穫でした。面白かった!牛のヨウジョウコのシーンで、すれ違いのできない狭い橋の向こうから
おっさんが来てしまい、「(全体を通すために)まずお前が一旦下がれ」ということを順を追っってさんざん説明した後、おっさんが「ほんなことゆうても、わし牛のようじょうこ行かなあかんが。」と没論理なことを言ったのが特に笑いました。こんなおっさんおるんですよね。
| hirano | 2005/12/22 3:01 PM |

hiranoさん
はじめましてー。和歌山ご出身ですか。近いですねえ。
一言主神社にまでいくとはかなりはまりましたね。凄いです。奈良県御所市にあるんですね。
牛のシーン面白かったですね。そんなどーしようもないシーンばっかりでしたけどでもずしーんと重かった。すごい本です、やはり。
| ざれこ | 2005/12/23 11:48 PM |

TBありがとうございました。
うわー。これはすごいレビューですね。
作品と同じくらい、読み応えがあります!
あのラストには「虚無」という表現はぴったりだと思います。
私はこの作品、あんまり誉めていないので、あれなんですけど、
TB返させてください。
| ゆうき | 2006/01/24 10:42 PM |

ゆうきさん
しばらく放置ですいません。最近コメントたくさんいただいてて嬉しい悲鳴で。
すいません。すごいレビューを読ませてしまい(笑)今自分で読み返して「結局何が言いたいねん、われ」と自分に突っ込んでしまいました。くほほ。
頭空っぽになるすんごい本でした、なんでしょうね、あの虚無感は。
| ざれこ | 2006/02/08 1:58 AM |

町田康の「告白」を読む!
トラックバックさせていただきます。
よろしくお願いします。
| tonton3 | 2006/02/09 12:16 AM |

ざれこさん、こんばんわ。
ざれこさんのレビューに、「告白」のあの空気を再び感じて、うちのめされています(笑)。
熊太郎のだらだらとした考えを読むうちに、そりゃ熊太郎怒るって・・と納得できちゃったのが不思議といか、すごいというか・・。
| june | 2006/02/27 10:19 PM |

juneさん
すいませんうちのめして(笑)
そうですね。長い長い熊太郎の思弁で、結局全て納得いかされた感じです。筆力に脱帽。
| ざれこ | 2006/02/28 9:50 AM |

こんばんは。
TBさせてもらったのですが、こんなすごいレビュー書かれたら、こっちの商売上がったりです(笑)

葛木ドール、確かに気になったんですけど、実は洞窟内での一酸化炭素中毒によるものすごい幻覚だったんじゃないだろうか。
ということで、自分の中では一応解決してます。
というか、させてます(笑)
| rocket | 2006/03/24 10:45 PM |

rocketさん
レビュー最後まで読んで下さったのですね(笑)商売あがったりなこたあないですよ。文体真似しただけですから。
ドールねえ、ちょっとは悩みましたが、まあこの本の迫力の前には細かいことはどうでもいいような気もしました(笑)
| ざれこ | 2006/03/28 9:10 AM |

怒涛のレビューですね。圧倒されました。僕も一応大阪育ちですが、ここまでのテンションではとても書けません……。
遅ればせながら僕のブログでも『告白』の感想文を書いたので、TBさせて頂きます。もし良かったらご覧ください。
あ、僕の記事では書いてませんが、どじょうを鳥に食われるシーンはほんとに哀しいですよね。僕も読みながら「くわあ」とため息をついてしまいました。
| TrickyDays | 2006/04/04 12:08 AM |

ざれこさん、こんにちは!
うわわわ…私泣きそうになりましたよ。
徹底した河内弁のレビュー!
素晴らしいですっ。ブラボー!
河内弁読むと反射的に切なくなってしまうあたり重症なんですけど(^-^;)
最後の熊太郎の告白は泣かされました。
何かすごいものを読んだ後って魂持ってかれたように呆けますね。

TBさせていただきました。
| リサ | 2006/05/03 4:34 PM |

TrickyDaysさん
読んだあとしばらく、もう頭んなかがこの文体だったので、逆にテンション下げてかけませんでした・・・。
どじょうのシーンはほんま哀しかったですね。途中までおかしいシーンだったのに・・。

リサさん
いやあ、本当に頭がずっとこの文体だったのです。発音までしっかりわかりますからねえ、ある意味地獄(笑)
で、あまりにすんごい作品で、ろくな感想も浮かばなかったもんで、せめて雰囲気だけでも味わってもらえたら誰か読む気になってくれるかな、と思って・・。いいのかこんなんをレビューとか呼んで(笑)
河内弁だけで切なくなるとは、重症ですよねー。怖いですよお、河内弁。一度喋ってさしあげたいです。ふふ。
| ざれこ | 2006/05/06 3:32 PM |

『告白』を読んだ。辛かった。この世に救いがあるなら、それは死だと思うが、それさえも否定されるようだから。この世と薄膜を隔ててどうしても折り合うことができない熊太郎は、人を殺しまくって死ぬしかなかった。神さんのつかわした巫女だと思っていた縫がただの売女でしかなかったことを知り、逃げ出そうとする縫の頭をふっとばすシーンは哀しかった。熊太郎もオレも同じだ。生きてるのがいやんなる小説だ。どうしてこんなに痛い思いをしなきゃ生きていけないのか?読み終えた後、ネットでこの本のレビューをいろいろ読んで、少し泣いた。
| 真人 | 2006/05/13 7:35 AM |

真人さん
そうですね。辛い本でしたね。虚無感に陥るというか・・・。追い詰められていく熊太郎がとにかく辛かったんだけど、本を読むのを止められなかったです。
| ざれこ | 2006/05/15 1:36 AM |

この本もこちらのblogで知って興味を持ったのがきっかけで読みました。やっぱりざれこさんのレビューってすごい。
それにしても、河内弁強烈でした。
そして読後はなんかすごいもの読んじゃったな〜という感じです。
| ひろねこ | 2006/05/27 7:41 PM |

ひろねこさん
このレビューで読む気になってくださったのなら河内弁冥利に尽きるというもの(意味不明)嬉しいです。
すごかったでしょう。
| ざれこ | 2006/05/30 1:24 AM |

河内十人斬り(鉄砲光三郎)の歌詞をご存知の方お教え下さい。
| ulx | 2006/06/24 10:05 AM |

手間のかかるところにトラックバック送ってもらって恐縮です。

ぼくはこれを読んで、罪を罪たらしめるものは何ぞや、なんていう哲学チックなことをしばらく考えてしまいました。

いや、この作品には参りました。ホントに。
| おおき | 2006/11/06 10:55 AM |

町田康の中で一番好きです。辛くて泣きました。何度か出てくる羊歯が揺れている情景が目に焼き付いています。
| ふくらはぎ | 2012/06/06 2:06 AM |

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| 花痴 | 2012/06/13 7:13 PM |

こんばんは。はじめてコメントしますが、もう、ブログを閉じられているのですね。づあんねん。

つい一昨日「告白」を読了し、興奮が覚めぬまま、ブログを彷徨し、辿り着きました。すてきなアプローチですね。

僕も感想文をUPしました。向こう見ずで、お恥ずかしいのですが、TBしちゃいました。ご容赦ください。
| BLOG BLUES | 2016/08/15 1:05 AM |

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