本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
<< June 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 「クロスファイア」宮部みゆき | main | 2005年上半期個人的ベスト10 >>
# 「鳩笛草」宮部みゆき
鳩笛草
鳩笛草
posted with 簡単リンクくん at 2005. 7. 1
宮部 みゆき / 宮部 みゆき著
光文社 (2000.4)
通常2〜3日以内に発送します。


いきなり余談で恐縮だが、これを読んだのは風呂だった。
この小説は短編3つ、一風呂1作読めて、とてもちょうどよかった。
最近半身浴がマイブーム(死語)で、だいたい40分くらい浸かってるんだけど、
最後の短編「鳩笛草」は1時間くらいかかってしまって、風呂から出た時はフラフラだった。

宮部みゆき、面白い。いつもいつも。ストーリーテラーだ。
今回の短編集は「超能力」をテーマにした3編。
映画「クロスファイア」の前章的な「燔祭」も収録。
超能力、彼女の得意テーマだが、他の人の書く超能力ものと違うところは、
超能力者がその力に苦悩し、それを克服しつつ「普通」に生きてるって点だろうと思う。
人とは違うものをもってしまっている孤独感、罪悪感、そんなものをかかえて生きてる、
とても人間らしい存在として描かれているのだ。
まるでご本人が実は超能力者か、連れにでもいるんじゃないの、っていう親しみやすさ。
その圧倒的孤独感は、普通の人間の私にも、身にしみる。

関係ないけど美男美女も、
人と違うものをもってしまった孤独感と罪悪感を抱えて生きてるのかなあ。

あほな話はおいといて、さて、超能力を持った彼女たちは、3人とも、すごく救われて終わります。
特に表題作「鳩笛草」、なんだか幸せになりました。
少しだけ元気が欲しい時、お薦めです。
続編は「クロスファイア」です。
| comments(0) | trackbacks(0) | 18:18 | category: 作家別・ま行(宮部みゆき) |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.zare.boo.jp/trackback/228266
トラックバック
NOW READING
ざれこの今読んでる本
Selected Entry
Categories
Comments
Trackback
Mobile
qrcode
Profile
Search this site
Sponsored Links