本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「不倫(レンタル)」姫野カオルコ
不倫(レンタル)
姫野 カオルコ / 姫野 カオルコ〔著〕 / 姫野 カオルコ〔著〕角川書店 (2001.2)通常2〜3日以内に発送します。


かなり面白かった。だいたいタイトルからしておかしい。
不倫に「レンタル」とルビをふるなんて、素敵なセンスだ。
どうも3部作の3番目だったらしいが、まあいい。

ポルノ小説家、30代の力石理気子は、処女であった。
小説は想像でいくらでもかけるが、
彼女は本物のセックスをしたくてたまらない。
そこに登場するのがフランス式の霞という男。
何がフランス式かというと、台詞が、なんともいえず長く、
気障で、「、」と「。」がない。面白すぎる。
その台詞を聞きながら彼女は「添削したろか」とか思っているが、
なんとか耐えつつも(耐え切れずたまに要約してしまうのだが)
過程をとばしてとっととセックスしてくれないかな、と思っている。
さて彼女は処女から卒業できるか?

大笑いしつつもなんだかブラックな小説だった。
恋愛って最近マニュアル化されてて、手順があって、
歯の浮くような台詞とか、シチュエーションとか、
なんか決まってきてるような気がする。
でも本当に好きになっちゃったらそんなもの気にしたらおかしいし、
それこそとっととやっちゃうような時もあるだろう。
長々とくさいことをいってる場合じゃないのだ。
不倫だろうがなんだろうがしったこっちゃない。
本能で動くしかない。なんて、過激かな?私。
なんてことを考えたりした。
| comments(0) | trackbacks(1) | 17:35 | category: 作家別・は行(姫野カオルコ) |
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『不倫(レンタル)』 姫野カオルコ 角川文庫
力石理気子(30代独身処女)は美人ポルノ作家。恋愛の過程よりスル事だけが目標と考える。それはアナクロな祖父に教育されてきたからかもしれない。そういう考えを持っている女性に、男性は恋愛感情は持てないらしい。 そんな彼女の前に恋愛の過程を大切にする「おフ
| みかんのReading Diary | 2005/07/01 7:19 AM |
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