本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「ターン」北村薫
ターン
ターン
posted with 簡単リンクくん at 2005. 6.27
北村 薫 / 北村 薫著新潮社 (2000.7)通常2〜3日以内に発送します。


↓また、過去記事のアップです。これも数年前ですね。

それにしても私、「北村薫は男である」って驚きすぎやねん、いちいち。
と、自分に突っ込んでみたり。
同じ作家の「スキップ」とつながる小説。

版画家の主人公が、ある日車で事故に遭い、その瞬間から一日前に戻ってしまう。
そして彼女がどうあがこうと、事故の時間になると一日戻ってしまうのだ。
その「現実とは違う時間」には、誰もいない。一人ぼっちで、彼女はあがく。
彼女は現実に戻れるのか?
「スキップ」が早送りなら、「ターン」は巻き戻し、更に繰り返し。

↑を読んだら「なんでやねん」と思うかもしれないが、
この小説は純粋な恋愛小説である。とてもきれいな恋愛小説だ。
読むと心が温かくなる。こんな出会いもいいな、と、ありえないけど思ったりする。
最初は二人称である。読みづらい。しかしその謎が解けたくらいから、ぐいぐい引き込まれるのだ。

この作家は信じられないが男である。どうしてこんなに女性を書くのがうまいのか、
聞いてみたい気もする。
でもここに出てくる女性はとても美しく、本物の女性はもうちょっと、汚れてる、気もする。
だからこそ彼女たちの純粋さは胸を打つのかもしれないな。

| comments(0) | trackbacks(3) | 22:08 | category: 作家別・か行(北村薫) |
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ターン 北村薫
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「ターン」 北村薫 著
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