本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「スキップ」北村薫
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  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 780
  • 発売日: 1999/06
  • 売上ランキング: 18,656
  • おすすめ度 4.55


↓これ、だいぶ昔に書いた感想だと思います。
サイトでアップしたの何年前だろ・・いちいちメモってないからなあ。

昔はだらだら書かない性分だったみたいであっさりした感想ですが、
今再読したらもっと熱く語るであろう、そんな本です。
17歳の一ノ瀬真理子、が、朝目覚めると42歳の桜木真理子になっていた。
家にはみたこともない旦那、そして17歳の娘がいる。
そこで真理子は高校教師だった。高校で教えながら、家族と触れ合いながら、
真理子は失った時間を見つめる。そういう、お話。

こういう設定に実際に陥ったら、どれだけショックだろうか、考えてみる。
まあいうたら、一番いい時をあっさり通り越してしまうわけで、すごい衝撃だ。
失われた時間。彼女は永遠にそれを失ってしまったのだ。その、恐怖。

この非現実な設定で、「時間」の切なさ、大切さ、が浮き彫りにされる。
一日一日を大切に重ねていくこと、そんなこと普通の生活してたら忘れそうだけど、
それがどんなに大切か、どんなに自分の財産になってるか、に気づかされる。
つらいこともあるし、恥ずかしいこともする、消し去りたい過去なんかたくさんあるけど、
本当に消えてしまったら、その過程を無視してしまったら、自分ではありえないのだ。

また読もうと思う。年を重ねるごとに、何かを越えるごとに。

| comments(3) | trackbacks(5) | 21:55 | category: 作家別・か行(北村薫) |
コメント
とても良かったです。素敵な人ばかりが出てくる作品でしたね。
旦那さんが「ズレ」の話をするじゃないですか。あそこが好きです。

以前にも思いましたが、北村薫作品の女性は男性が書いてるとは思えない!


| tomomi | 2006/12/13 8:45 PM |

tomomiさん
だいぶ昔に読んだので細かいことは忘れてしまいましたが、でもいい話でしたね。もう一回読んでみようかなあ。
北村薫はいまだに女じゃないかと疑ってますよ私も。実は高村薫と入れ替わってるんじゃないかと(笑)そんなこたあないか。
| ざれこ | 2006/12/17 1:20 AM |

コメさせていただきます。
私も 中学3年ながら 読ませてもらいました!!!ww

1日で いっきに読んぢゃいましたw
清潔感ある女の人でしたね、

プロローグ読むまで 北村さんは 男だなんて 思えません!
尊敬しましねぇ
| nia | 2011/08/12 12:07 AM |

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