本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「三月は深き紅の淵を」恩田陸
三月は深き紅の淵を
三月は深き紅の淵を
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 700
  • 発売日: 2001/07
  • 売上ランキング: 7,424
  • おすすめ度 4.13


私がはじめて読んだ恩田作品です。三月シリーズを読破しようと思って再読したので、
感想書き直します。前のはそっけなかったし。

文庫発売当時(だと思う)まだ恩田陸の名前も知らなかった頃、本屋でこの表紙を見て
その絵柄とタイトルに惹かれ、ふらっと買ったのです。
まさに運命的出会い、ここから恩田陸の魅力にはまってしまった、んだけど、
再読してもやっぱり、かなり面白かった。あれから私もいろんな本に出会って、
少しは目が肥えたつもりだけど、それでもかなり。
やっぱりすごかったんだな、と改めて気づく。あの出会いは間違いじゃなかった。
「三月は深き紅の淵を」という、幻の本を巡っての物語。
その本は4章だてになっていて、各章によって書き方が異なり、誰が書いたのかわかっていない。
複数の作家説もあり、作者が男か女かも諸説ある。そして本のありかすらよくわからない。
その本をめぐっての話が4つつづられる。

そこで面白いのは、この小説自体も4章立てになっていて、その章立ては、
本で描かれている幻の本のそれとよく似ていることだ。
第4章で恩田陸そのもののような著者が「入れ子構造の小説は流行ってるし、
今更恥ずかしい」なんて語ってるけど、これ、入れ子どころの話じゃないよね。
この本自体が「三月は深き紅の淵を」、更にその中に謎の本「三月は深き紅の淵を」があって、
でもその謎の本は今読んでるこの本とそっくりで、更に各章ごとに
その本の著者らしき人が推理されて、それぞれに、この本に対する由来があって。
もう書いてるだけで何がなんだか。ぐるぐると円環を描いているようなそんな感覚。
結局、「三月は深き紅の淵を」って、どの本?
手に持ってるこの本をこんな不思議な気持ちで眺めることになるなんて。

最初のお話はその本をめぐって本好きの大人たちがよってたかって在り処を推理する話、
2つ目のお話はその本の作家を探しに、編集者が旅に出る話、
3つ目のお話は事故死してしまう二人の美しい少女の死の真相。
この3編はそれぞれ独立したミステリとしてかなり完成度の高い作品だと思います。
そして、一つ一つの味わいもかなり違う。共通するのは「三月は深き紅の淵を」が出てくるのと
(匂わせているだけのものもあるけど)、革トランクで帽子の紳士。

そして第4章の空想世界では、第一章で語られる本の特徴どおり、
作家の虚構と現実とがないまぜになった思考が延々と語られ、ストーリーはまとまっていない。
でも、この不思議な世界で、謎の人物、革トランクに帽子の紳士がまた出てくるシーンで、
私はすごく不思議な感覚に持っていかれることになる。
「三月は深き紅の淵を」という物語そのものが、誰が書いた、とかではなく、
自然発生的に生まれ出てきたような。
そもそも、物語は物語としてそこにあって、作者がいて誰かが作っている、なんてことが
想像できなかったという、恩田陸の子ども時代の感覚が、そこに根付いてるような気がする。
「三月は深き紅の淵を」は、ただ、そこにあるのだ。

この本には恩田陸の読書の歴史が詰まっているような気もしました。
そして、だからこそ、本読みにはたまらない本です。いろんな本が紹介されてる、
それだけじゃなくて、なんていうか、恩田さんの本との出会いから本に対しての
距離とか読み方とか思い入れとかそういったもの、がいくつも感じ取れて、
そういう意味でもすごく面白かった。
「世の中には二種類の人間がいる。本を読む人間と、読まない人間だ」なんて台詞があったり、
なんだか「本が好きでいいのよ」と認めてもらえてるような、私のささやかな自意識が
褒められて喜んでるみたいなそんな感じで、くすぐったくて心地よかった。

私も、誰も知らない本で、すごく面白くてとてもスペシャルな本、見つけられたらいいなあ、
なんていつも思っています。でも結局、ミーハーな読書になっちゃうんですけど。
「三月は深き紅の淵を」に象徴されるすごい本が、どこかに眠っていたら、
それってすごいロマンだよなあ、なんて、思います。
作家だったら、そういう話を書きたい、っていう夢があったりするんだろうな。
で、この本はその夢が形になって現れた本、そのくらい、私は褒めたいと思う。

今は3月シリーズの一つとなる「麦の海に沈む果実」を読んでいるが、
この作品の断片が「三月は深き紅の淵を」の第4章に随所に出てきていて、今のところ、
ほぼ同じストーリーを追体験している。「三月は深き紅の淵を」の第4章は、やっぱり著者の
その時構想していたストーリーが現実に浸食してきたという描き方がされているんだな、
という再認識とともに読んでいたが、今、この物語にも出てきたところです。
「三月は深き紅の淵を」という赤い本が。
どこまで「三月は深き紅の淵を」は広がっていくんでしょう。
シリーズを今から楽しみに、どっぷりはまろうと思います。「麦」を読んだら「黒と茶の幻想」へ。
いい一週間になりそうだ。

| comments(18) | trackbacks(20) | 15:02 | category: 作家別・あ行(恩田陸) |
コメント
私もこれ読んですっかりはまってしまいました。
関係のある本、少しずつ読んでます。
いやーん。今気が付いた!
私ずっとトイレに隠れた記事読んでました。
ハハハ。
| なな | 2005/06/08 12:38 PM |

すいませんトイレが邪魔をして(笑)
この本、今は「麦の海に沈む果実」とともに、友達の家にいってます。確か4話目と「麦・」がつながってるんですよね。
「麦・・」まだ読んでないんだけど、友達はずっと返してくれません。楽しみなのになー
| ざれこ | 2005/06/08 2:19 PM |

meromeropar始めたんですね。
友達がいないのって、リアルワールドでもいないって思われたら…とかばかな事考えていたんです。
うれしいなぁ。
恩田さんの「三月」関係をまとめたHPです。
以前教えてもらったのです。
「麦」関係も色々あるみたいですよ。
お友達の所にいってるなんて…早く帰ってくること祈ってます。面白かったですよ。http://tacet.milkcafe.to/ondariku/world.htm
| なな | 2005/06/08 10:58 PM |

うわ、このURLすごい参考になります。ありがとうございます。こんなに絡んでいたとは・・・すごいですね。

メロパーク、私も友達一人しかいません(笑)よろしくお願いしますね。
| ざれこ | 2005/06/09 9:04 AM |

これが初だなんて!!!
うらやましい〜うらやましすぎます〜。
私なんて…もうどういう順序で読んだのやらそれすらわからず。
いいんです。どうせあんまりちゃんと覚えてないんだから、再読すれば…!(涙)
| chiekoa | 2005/12/08 6:04 PM |

ちえこあさん
そう、初でした。まだ恩田さんがそんなに売れてない頃で、前知識もなく買ったら大当たり。あの時の「よっしゃっ」って感覚はまだ忘れてないですねえ。
| ざれこ | 2005/12/09 4:46 PM |

こん**は。
TBさせていただきました。

この本が初恩田陸とは、まさに運命の出会いでしたね!
なんだかうらやましいです。
私は、このシリーズでいうと、
『麦海』『黄昏』ときて『三月』です。
順番メチャクチャですが、案外大丈夫でした。
| こばけん | 2006/03/09 8:15 PM |

こばけんさん
そう、まさに運命の出会いでしたよー。すごいですよねこれ。「麦海」とか読まれてたら余計楽しめたのでは?
私も「麦海」を読みたくなったので、その前にこれ再読しようと思ってます。「黒と茶の幻想」も4月に文庫になるっぽいし、続けてはまれそうでいい感じです。
| ざれこ | 2006/03/10 12:21 AM |

ざれこさん、こんにちは。
私もこの本、感動と衝撃をもって読み終えたところです。確かに本好きにはもうこれはたまりませんね。
「○○ さく・え」という意味が子供のころわからなかった、という恩田さんの子供時代の感覚、私もすごくわかる気がします。
| ジョンレモン | 2006/04/20 10:00 AM |

こんばんは.
実は,「光の帝国」を10ページくらい読みかけていたんですが,ざれこさんのこのブログを見て,方針変更して,「三月は...」に切り替えました.
でも,読み終えたときには,ざれこさんは,さらにもう6冊くらい読み終えていました.
(゚_゚)恐れ入りました.
| coollife | 2006/04/26 9:36 PM |

ジョンレモンさん
でしょう、たまらないでしょう。私も夢中で読みましたです。
たしかに、昔読んだ「ぐりとぐら」とか、作者が誰とか思って読んでないですねえ。ただそこにぐりとぐらがいて、って感覚でした。わかる気がしますね。

coollifeさん
「光の帝国」も是非、といいたいところですが、とりあえずこちらに来たのでしたらあと3作品くらいありますね。楽しんでください。そのあと常野シリーズですかあ。いいですねえ、楽しみがいっぱいあって。読み終わってしまって、それはそれで寂しいです。
私、そんな読むの早いですか?(笑)三月シリーズはすごくはまったので、時間を作ってせっせと読んでいたからだと思います。
| ざれこ | 2006/04/27 12:39 AM |

こちらもTBさせていただきました^^
ずぶずぶと恩田ワールドに足を踏み入れてしまった自分を感じています(笑)
『黒と茶の幻想』も読みたいな〜と思ったのでしたマル
| そら | 2006/05/01 12:20 PM |

ご無沙汰してます。
私も『三月・・・』が恩田さんにはまるきっかけの本でしたよ。そして『黒と茶・・・』で再度はまる・・・と。
ふたつTBさせていただきました。
| kohkou | 2006/05/02 3:42 PM |

ざれこさん、こんにちは、、
読みました♪。TBさせてください。
久しぶりに恩田作品読みました。
なんか、みなさんのブログを巡っていると
読む順番が難しいみたいですね、、。
気をつけなきゃ、、。
| indi-book | 2006/05/02 10:03 PM |

そらさん
「黒と茶の幻想」も是非。三月シリーズで私が一番面白かったのはこれでした。一番現実的ですが。

kohkouさん
ご無沙汰です。TBありがとうございました。三月・・読んだら、もうこの作家さん読むしかない!って感じですよね。本屋大賞のだいぶ前に恩田さんを発掘できて私は幸せです。

indi-bookさん
読む順番は、少しこつがあるのですが、「麦の海」の順番さえ間違えなければ大丈夫な気がします。「黄昏の百合の骨」の感想に順番を書いてみたので、参考にしてくださいね。TBありがとうございました。
| ざれこ | 2006/05/03 12:35 AM |

この作品は私にとってもとっても大事なものですねぇ。
恩田陸さんの始めて読んだ本で私の中の恩田さんの地位を決定的にしたものでした。

「三月は深き紅の淵を」はとってもとってもすばらしい本です。
| 北星 陸 | 2007/07/30 3:45 PM |

ざれこさんこんにちは。

そしていきなりですみません、教えて欲しいことがあるのですが、
第2章で朱音は別の読み方もできると気づくシーンがありますが
どうしてJUNEなのかわからなくって思い悩んでいます。
助けて下さい(^^;
| るー | 2007/12/10 3:11 PM |

北星 陸さん
すいませんコメント放ったらかしで・・
恩田さんと同じ陸というHNなんですね。かなり読んでおられるのかなあ、と想像します。これかもよろしくです。

るーさん
ごめんなさい、だいぶ前に読んだので再読しないとわからないですわ・・・申し訳ないです。

| ざれこ | 2007/12/10 4:20 PM |

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「三月は深き紅の淵を」恩田陸
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