本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「となり町戦争」三崎亜記
となり町戦争
となり町戦争
  • 発売元: 集英社
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2004/12
  • おすすめ度 3.11


小説すばる新人賞受賞作。これってでも芥川賞候補にもなってないし、
(後日談:直木賞候補になりました。芥川賞じゃないのが不思議だった)
ほかになんのタイアップもないはずなんだけど、売れたよねえ。
やっぱりこのタイトルのインパクトが勝ったんだろうか。
かくいう私も即図書館予約して読みましたけど。

なんつうかタイトルどおり、となり町と戦争して終わって、って
それだけです。主人公はただのサラリーマンなんだけど、
外国帰りで「内乱に遭ったらしい」上司の下で働いていて、
でもある日特殊任務の辞令を役所の「となり町戦争課」から渡され、
香西さんというそのとなり町戦争課の職員とかかわりあうようになって、
徐々に戦争に巻き込まれていくんだけど・・・
あまりのリアリティのなさが気持ち悪い。すごく変な小説。
戦争自体に全くリアリティがないし(町報に載ってるだけなんやもん)、
公務員の役所文書だけ奇妙にありそうな文書でしたが、
公務員の異常に職務熱心な香西さんにもリアリティがないし、
主人公同様、あまりにうそっぽいかけ離れた現実に
ふわふわと浮遊するだけで終わってしまった、そんな本だった。
それが狙いだとしたら、たいしたもんだと思います。

でもふと香西さんから語られる、主人公にかかわった人の戦死、
そんなことではっと我に返って、急に戦争が重くのしかかるのです。
それも白昼夢みたいで現実感がない、でも実際一人死んでる、その重み。

戦争って実際こんなもんかもな、と思ってしまいました。
60年前の日本人だって、空襲がくるまでは日本が勝つと思っていた、
その感覚ってこんなもんだったのかもしれない。
身内に赤紙がきて、戦争に行くまで、リアルではなかったのかもしれない。
今だって、世界中で戦争してるけど、私にとっては全くリアルじゃないもの。
そういう無自覚とか無関心とか、って実は一番怖いのかもしれない、
そんな思いも抱きました。

そんなときに、内乱から帰ってきた上司の言葉はいちいち重かった。
あの上司の存在はどーんと重石のように、作品に凄みを与えてたな。

「これって業務じゃないよね?」と恐る恐る聞きながら恐る恐る進む、
主人公と香西さんの恋愛小説として読むと、また違う味わいがあります。
でもこんなに職務熱心な公務員はいないよー。何度も言うけど。

しかしこの本読んでだいぶたってからこの作家が男性と知りました。
インタビュー記事
あーでも女だと思ってたから感じてた違和感もこれで晴れた。そうよねー男よねー
妙にセンチメンタルで村上春樹的ラストの展開も、あまりにありえない女性の造形も、
男性ということならしっくりきます。

| comments(19) | trackbacks(35) | 16:10 | category: 作家別・ま行(三崎亜記) |
コメント
TB ありがとうございます。
| booksjp | 2005/06/03 4:32 PM |

TBありがとうございました。

確かに、あそこまで業務に熱心な人は、いないでしょうね(笑)。

作者が、男性ってのも、びっくりですよね、名前からしてでも。。。
| KIGEN | 2005/06/06 10:38 PM |

えぇ!?
三崎さんって男性だったのかぁ・・・。
てっきり名前から女性だと思ってました。

でも、香西さんの描写とか。
確かに男性的なのかも。
すご〜く都合よく書かれてる感じがあるし。
こんな女性いないってばって思っちゃったもん。(^_^;)

*TBさせてもらいました。
| みわ | 2005/06/14 11:41 PM |

三崎亜紀の「となり町戦争」を読んだ!
トラックバックさせていただきます。
よろしくお願いします。
| tonton1234 | 2005/06/15 11:42 AM |

皆さんコメントありがたいです。反応遅くてごめんなさい。

そう、三崎さんが男ってのはあとで知りましたがすごく納得、でした。
最近そういう名前の人多いですけど、いまだに納得いかないのが長嶋有さんだったりします。男なんですよねー・・「ダ・ヴィンチ」に写真も出てたし間違いなさそうなんだけど、文章はすごく女なんで・・・
それに比べて三崎さんは明らかに男だなあと思います。春樹チルドレンといわれる日も近いのでは・・


| ざれこ | 2005/06/16 12:47 AM |

こんにちは。わたしも、後半に入って、あれ?これ、作者男みたいだぞ・・・と、違和感を持ちました。やっぱりねー。納得です!
| ゆうき | 2005/07/18 3:57 PM |

ゆうきさん
やっぱり村上春樹って感想ですよね。やっぱり。
で、やっぱり男かよ、って感想ですよね、やっぱり。
しかし芥川賞候補だったらすんなりとれてたような
気もしますよね、これ、直木賞候補で残念です。
| ざれこ | 2005/07/19 1:21 AM |

こんにちは。TBどうもありがとうございます。
私にとってこの作品は共感し難かったです。特に香西さん・・・

>でもこんなに職務熱心な公務員はいないよー
ホントにそうですよね!(熱
作者が男の人だとこちらで知りましたが、女性にリアリティがないのはそのせいか・・・?
| moji茶 | 2005/08/10 4:29 PM |

moji茶さん
こんにちは。そちらの感想笑わせてもらいました。
私がもやもやしてたところをがつんと言ってくれた、みたいな。
そう、作者は男性なんです。だから香西さんがありえない感じなんでしょうね。女性はあんな女性かけないと思うんですけど・・
理想なんですかね(笑)やだなあ。なんか。
| ざれこ | 2005/08/11 1:45 AM |

TBありがとうございました。
現実的じゃないのに、どこかにありそうな話。
そんな場所がきっちりと作り上げられていて、怖いやら、先が気になるやら…

香川さんが一番恐ろしかったです。はい。

| なな | 2005/12/11 4:11 PM |

ななさん
そうそう、彼女怖かったですよね。ありえへんわって感じ(笑)
ストーリーも独特な怖さが漂ってましたね。三崎さん新刊でましたよね。ななさんの感想を読むと、また微妙に異次元のお話みたいですね。
この人がどういう風に進んでいってるのか、読んでみたいです。
| ざれこ | 2005/12/12 1:29 AM |

ざれこさん、こんにちは。
フィルターを通して見ているような、現実感が薄い印象を残す作品でした。
香西(こうさい)さんの仕事熱心さ・・・ありえへん、て感じでしょうか?

「SPEED」にも書き込み、トラバさせていただきました。
| 藍色 | 2006/05/25 10:55 AM |

藍色さん
そうですねえ、フィルターとか、テレビをみてるみたいな小説でしたね。香西さんもまさに「ありえへん」感じで(笑)
| ざれこ | 2006/05/25 11:43 AM |

うっはっはー、おセンチ男=村上春樹に笑いました。
香西さんありえない説が盛り上がっていて、そう思ったのは私だけじゃなかったのねーとホっとしてます。
この本が直木賞候補になったってのがまた信じられません。
| るみねえ | 2006/07/04 12:57 AM |

私も皆さんと同じく、男性だったとは知らなかったです…。
てっきり女性だと決め込んでいました。
うん、でも、男性だと思えば確かにスッキリしますね(笑)
この「漠然と戦争」感、狙っていたらたいしたもんですね。
| このみ。 | 2006/12/30 10:08 PM |

こんにちは。
私もざれこさんと全く同じような感想を持ちました!
全然面白くもないしリアリティもないんだけど、
なんか読んでしばらくした後に「実際の戦争もこんなものかも」って思いました。
こちらのレビューを読んでから感想を書いた訳ではないんですけど。。。
同じような感想で安心しました(笑)。

三崎さんの他の作品は読もうか迷っています。
| marin☆ | 2007/01/25 4:57 PM |

るみねえさん(いまさらですが)
そういや直木賞候補でしたね。また2回目の候補になってましたね、失われた町で。選考委員には好かれなくても下読みの人には好かれるのか、不思議な作家ですね。

このみ。さん
そですね、「漠然と戦争」感が気持ちの悪い、変なリアリティを感じる小説でしたね・・・。

marin☆さん
結局気になって三崎作品は全部読んだ私でしたが、案外「バスジャック」は気に入りました(しかし賛否両論です)。
「失われた町」は今読んだところなのでまだ感想がつかみきれてません・・・。なんか不思議で。普通「良かった!」とか「ひどい!」とか直感で感じられるもんですけど、この作家の作品はじわじわ効いて来る感じです・・。
| ざれこ | 2007/01/28 10:50 PM |

言われてみると、確かに香西さんは美化されてた気がします。
私はさっき他のブログで男性だということを知って、びっくりしました(笑)。
結構作家さんの性別って重要ですよね。
読んでて共感できるかどうかっていう。
| chiro | 2007/07/07 5:37 PM |

chiroさん
作家の性別って重要ですよね、案外。気にならない方もいますが・・。
この方はでも男性だなってすごく納得できたのは香西さんのおかげというかそのせいというか。(笑)
| ざれこ | 2007/07/11 1:56 AM |

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となり町戦争
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『となり町戦争』
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| 読書の時間 | 2007/03/17 9:34 PM |
「となり町戦争」が舞台化。オフからオンへ。
ロングセラー!40万部を突破!「 となり町戦争 」上演決定 原作は第 17 回小説すばる新人賞受賞作「 となり町戦争 」三崎亜記氏のデビュー作である。 40 万部を超えるロングセラー作品であり、 見えない戦争を描いた衝撃作である。 *単行本・文庫の合計。2月現在。
| となり町戦争(演劇/舞台) | 2007/03/19 10:03 PM |
「となり町戦争」三崎亜記
「となり町戦争」三崎 亜記集英社2004-12勝手に評価:★★★★☆読書期間:3日
| Chiro-address | 2007/07/07 3:29 PM |
「となり町戦争」三崎亜記 を読んで。
となり町戦争 (集英社)三崎 亜記 面白かった! 普通に考えれば“ありえない”世界の話を、こんなにも身近な描き方をされてしまうと、「いや、ひょっとしたら」と考えてしまう。 そんな不思議な力を持った小説です。 あらすじ 突然訪れた「となり町」との戦争のお知らせ
| そういうのがいいな、わたしは。 | 2007/09/23 2:12 AM |
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