本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「カラマーゾフの兄弟」全5巻 ドストエフスキー/亀山郁夫訳
カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫)カラマーゾフの兄弟3 (光文社古典新訳文庫)カラマーゾフの兄弟 4 (光文社古典新訳文庫)カラマーゾフの兄弟 5 エピローグ別巻 (5) (光文社古典新訳文庫)

古典新訳文庫で挑戦したカラマーゾフの兄弟、やっと読破することができました。
あちこちの小説で引用されていたりして、いつかは読まないと、と思っていたんだけれど、
読み始めると1ヶ月以上かかった・・・。正直かなりきつかった・・・

翻訳は読みやすいし、むしろ現代的すぎないかと思ったくらい。それに思っていたよりも
崇高な話でもなくて、生身の人間と人間がぶつかり合う、泥臭い物語です。
ミーチャ、イワン、アリョーシャの三兄弟、全くタイプの違う三人と、放蕩している父親が
織りなす、女と金がらみのドラマ。父親と長男が同じ女を取り合って争っていたり、
長男は父に金をせびっていたり、まあ、なんつうか下世話な話です。
下世話な話は大好物なので、その点問題ない。
そして、生々しい人物像が描かれていて、その点すごくリアルで深いです。
19世紀のロシアで生きる人々が活写されています。
興味深く面白く読めるところもたくさんありました。
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# 「音もなく少女は」ボストン・テラン/田口俊樹訳
音もなく少女は (文春文庫)
音もなく少女は (文春文庫)
  • 発売元: 文藝春秋
  • 価格: ¥ 920
  • 発売日: 2010/08/04
  • 発売日: 2010/08/04
  • 売上ランキング: 1226


生まれた時から耳が聞こえない少女イブ。暴力的な麻薬売人の父に、母とともに耐えていたが、
母とイブが、フランという女性に出会うことで、何かが変わる。
女性たちは、暴力からの決別を決意し、行動を起こすが・・・

昨年のミステリー系のランキングでは何度か作品名を見ましたが、
自慢ですが買ったのはその前です。本屋で文庫が積まれていて、全く知らない著者でしたが
なんか勘のようなものが働いて。買って読んで正解でした。
でも、ミステリーなのかなあ。そりゃ、血なまぐさい事件は多々あるのですが、
謎を解くというようなものではないので、ミステリーの上位に食い込むと違和感がありました。
素晴らしい小説には違いないですが、ミステリのイメージで読んだらいい意味で裏切られます。
ここには強く生き抜く女性たちがえがかれていて、その衝撃に心揺さぶられました。
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# 「園芸家12ヶ月」カレル・チャペック/小松太郎訳
園芸家12カ月 (中公文庫)
園芸家12カ月 (中公文庫)
  • 発売元: 中央公論社
  • 価格: ¥ 520
  • 発売日: 1996/03
  • 売上ランキング: 10061
  • おすすめ度 4.5


周りにはわりとオタクが多い。私もある意味読書オタクだが。
ガンプラにはまっている人がいる。彼のガンダム話はまるで意味不明だが、
何かにはまっている人の話を聞くのは面白い。プラモデルの塗料とかやすりとか、
細かいテクニックとかを聞き、いろんな世界があるんだなと知るのも面白いが、
その人がその話をするときに生き生きしているのが、また楽しい。
なので、ジャンル違いのオタクの人とも、楽しくつきあえている。

そこでこの本の話になる。「ロボット」という戯曲を書いてロボットという
言葉を作ってしまった偉大なる作家、カレル・チャペックが書いた、
園芸オタクの日記である、としかいいようがない本書。
いやあ、楽しい。園芸なんてかけらもしないけど、とっても楽しかった。
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# 「ロボット」カレル・チャペック/千野栄一訳
ロボット
ロボット
  • 発売元: 岩波書店
  • 価格: ¥ 588
  • 発売日: 2003/03/14
  • 売上ランキング: 54486
  • おすすめ度 5.0


チャペックと言えば。本を読む人々。SNSのメンバーとのチャットで、
この「ロボット」の話になり、で、誰かが「チャペックと言えばエコバッグを買った」的な
発言をしたので、私は驚いて、「え、ロボットのエコバッグ?」(↑)と聞いたら、
しばらく大笑いされました。
言っていたエコバッグはダーシェンカグッズらしいです。うん、これならかわいい・・・。
チャペックという人がこのキャラクターを生み出したということを知らなかったのね、私。

というわけで「ロボット」、戯曲です。
本を読む人々。SNS内の「励まし合って読書会」コミュの6月課題本、
ぎりぎり読みました。課題じゃなかったら絶対読んでないジャンルの本で、
そして岩波文庫って、あれだけ本を積んでいて全然持ってなくて。
調べたら、唯一萩原朔太郎「猫町」があったのみでした。しかも読んでないという。とほほ。
岩波文庫、教養の塊みたいなイメージ・・・でも私からは遠い・・・
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# 「ボーン・コレクター」ジェフリー ディーヴァー
オンライン書店ビーケーワン:ボーン・コレクター 上オンライン書店ビーケーワン:ボーン・コレクター 下

骨を愛する男が犯す連続殺人事件を追う、リンカーンライムシリーズ第一作。
これは面白かった。久々に電車に乗る時間が待ち遠しかったな。
翻訳が苦手な私でもすいすい読めました。簡潔な文章で読みやすい。

その日から広報課に異動、巡査をやめる予定であったアメリア・サックスは、
地面から突き出た腕を発見してしまう。その薬指はそがれ、
血だらけの骨に指輪が光っていた・・・被害者は男、そして連れの女が行方不明。
新たな被害者を防ぐため、警察は四肢麻痺の犯罪学者リンカーンライムに
捜査を依頼する。動けない彼はサックス巡査を手足として指名する。
彼女は彼に激しく反発するのだが・・・

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