本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「絶望名人カフカの人生論」フランツ・カフカ/頭木弘樹(編)
絶望名人カフカの人生論
絶望名人カフカの人生論
  • 発売元: 飛鳥新社
  • 価格: ¥ 1,500
  • 発売日: 2011/10/21
  • 売上ランキング: 1037


実はカフカの小説は読んだことがないです。「海辺のカフカ」は読んだんですが・・
なんで読んでないかと言われてもあれなんですが、何となく読んでなかったです。
「変身」とかの不条理な物語は多分好みではあるんですが、海外の古典はまだまだ
読めてないですね(日本のもですが)。まだまだです。

そんな私なのでカフカについて興味がある、って言うわけでもなかったのにこの本を手に取ったのは、
宣伝文句からでした。どうやらカフカは笑っちゃうほどネガティブらしい。
もともと小説におけるダメ男はなんか好きで、そういう匂いがするとつい読んでしまうのです。
そして期待を裏切らずカフカはものすごくネガティブでした!

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# 「二流小説家」デイヴィッド・ゴードン/青木千鶴訳
二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
  • 発売元: 早川書房
  • 価格: ¥ 1,995
  • 発売日: 2011/03/10
  • 売上ランキング: 9302


このミス海外部門1位みたいです。このミスはチェックしてなかったのですが
本屋で平積みしていて、ポップの内容が面白げだったので読んでみました。
タイトルもなんか好みでしたし。「二流」ってところが。

作家のハリーは、数々のペンネームを使いこなして、女性のふりをしてヴァンパイア小説を書いたり、
ハードボイルドやポルノやSFを書いたりしているが、どれもぱっとしない小説ばかり。
生活も苦しくて、女子高生クレアの家庭教師をしているが、クレアはハリーに課題を代筆させて
小金を稼ぐ商売人で、ハリーのマネージャーみたいになっている。
そんなクレアの言うとおりに、女装して女流作家のふりをしようとしているハリーに
死刑囚からのファンレターが届いた!ポルノ小説のファンだと言う。
何人もの女性を殺してばらばらにした猟奇殺人犯からインタビューできる機会を得た
ハリーだったが、死刑囚が出してきた条件が、ハリー自身が死刑囚のファンと会うことだった。
死刑囚関連の様々な人と会っていくうち、ドラマが動いていく。
ハリーは一流の小説家になれるのか?

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# 「猫語の教科書」ポール・ギャリコ/灰島かり訳
猫語の教科書 (ちくま文庫)
猫語の教科書 (ちくま文庫)
  • 発売元: 筑摩書房
  • 価格: ¥ 609
  • 発売日: 1998/12
  • 売上ランキング: 2666


編集者のもとに届けられた謎の原稿がポール・ギャリコのもとへ。
暗号のようなその文章を読み解くと、これは、猫がタイプライターで打ったものらしい・・・
そこには、猫が人間の家で生きていくためのノウハウが綴られていた!

遊び心たっぷりの、写真満載の素敵満載の本です。
ああ猫ちゃん飼いたいーーー!!
危険です。

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# 「ハローサマー、グッドバイ」マイクル・コーニィ/山岸真訳
ハローサマー、グッドバイ (河出文庫)
ハローサマー、グッドバイ (河出文庫)
  • 発売元: 河出書房新社
  • 価格: ¥ 893
  • 発売日: 2008/07/04
  • 売上ランキング: 166000


地球ではない別の星で、地球人そっくりな人たちが住んでいる星。
政府の要人の子どもであるドローヴは、夏の休暇に出向いた港町で、昔出会った少女
ブラウンアイズと再会する。若い二人は恋に落ちるのだけど、戦争の足跡が迫ってきていた・・・

これを買ったのは確か片山若子さんの表紙がきっかけだったと思う。
小市民シリーズといい星新一の作品といい、片山さんだから買う、的なところが
私にはあって、で、その習慣ができちゃったのは、片山さん表紙の文庫と私との相性がいいから。
小市民も、星新一も、爽やかなようで毒がある、そんな一癖ある作品たちだ。
そして今回もそうであった。爽やかな青春小説かと思ってたのに、やられたわ。
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# 「料理人」ハリー・クレッシング/一ノ瀬直二訳
料理人 (ハヤカワ文庫 NV 11)
料理人 (ハヤカワ文庫 NV 11)
  • 発売元: 早川書房
  • 価格: ¥ 819
  • 発売日: 1972/02
  • 売上ランキング: 132314
  • おすすめ度 4.0


本好きのSNSで紹介されるまでまったく知らない本だったのですが、古典なんですね。
著者のハリー・クレッシング氏は有名な作家さんの変名だそうですが
海外作家をほとんど知らない私にとっては「あの人かも」とか全然推理できません。
ただ、変名でもなんでもいいんだけど、この小説が面白かったのは確かです。
表紙もかなり好みのイラスト。素敵。

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# 「ファントム」スーザン・ケイ/北條元子訳
ファントム〈上〉 (扶桑社ミステリー)ファントム〈下〉 (扶桑社ミステリー)

超有名な「オペラ座の怪人」の原作だと思ってうっかり手に取りました。
読む前に調べてみて、原作と違うというのはわかりました。
原作はガストン・ルルーが書いて、誰もが知ってる「オペラ座の怪人」は
ルルー作のもののようです。
じゃあこの本は何かというと、ルルー版「オペラ座の怪人」以前の話を
スーザン・ケイが想像を働かせて描き、幼少期からのエリックの像を
彼女なりの解釈で生み出したというそういう作品です。オマージュって言うか、
こういっちゃ元も子もないけど、二次創作みたいな感じ?

でも知らずに読んだらこれが元ネタだって私は信じたと思います。
そのくらい重厚なつくりで読み応えがあり、心揺さぶられました。
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# 「悪童日記」「ふたりの証拠」「第三の嘘」アゴタ・クリストフ/堀茂樹訳
悪童日記 (Hayakawa Novels)
悪童日記 (Hayakawa Novels)
  • 発売元: 早川書房
  • 発売日: 1991/01
  • 売上ランキング: 66537
  • おすすめ度 4.5


最初に読んだのは「悪童日記」単行本。当時まだ文庫を細々と買っていた学生の私が、
何を思ったか単行本を買っていた。そもそも翻訳自体当時ほとんど読まなかったのに、
私が何を思ってこれを買ったかもう定かではないが、なかなかやるやん、と当時の自分に言いたい。

三部作で完結したとあとで知り、「ふたりの証拠」「第三の嘘」は文庫でそろえていた。
「悪童日記」だけ単行本で、単行本だけ注釈がついていた。
あまりにも説明がなされない物語で、注釈は少しありがたかったが、なくても問題なく読める。

今回一気にこの三部作を読破。1日1冊ペースで読んだ。
本来、こういう場合は感想は1冊1冊書くのが自分のポリシーなんだけど、
今回はあえて3部作全体として感想を書くことにした。
2作目、3作目と読み進んでいくうちに読者が味わうであろう困惑と衝撃が、
1作ずつ感想を書くことで失われてしまうのをおそれたので。
三部作はとにかく一気に読んでほしいし、1作目を読んだらもう続きを読まずにはいられないと思う。
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# 「点子ちゃんとアントン」エーリヒ・ケストナー/池田香代子訳
点子ちゃんとアントン (岩波少年文庫)
点子ちゃんとアントン (岩波少年文庫)
  • 発売元: 岩波書店
  • 価格: ¥ 672
  • 発売日: 2000/09
  • 売上ランキング: 135398
  • おすすめ度 4.5


はじめての岩波少年文庫。
そしてケストナーを今までろくに知らなかった私。ああなんて物知らずなんだろう。
「飛ぶ教室」の人なんですね・・・(そして「飛ぶ教室」も読んだことがなく、
最近まで教室が飛ぶ話だと思っていました。違いますよね・・・?)
もう、海外作家さんはほんま知らない人ばかりです。
これからどんどん頑張って読みます。

小さな頃から海外の作品ってどんどん読んでおけば良かったなあ。
すごく余談だけど、
何故か中学1年のときに「あのころはフリードリヒがいた」を劇の脚本にしたのは
覚えてるんだけど(先生にやれと言われたのではなく、自主的に題材にした)。
そして大人になってそのとき一緒のクラスにいた友達に、
「あのときすんごい難しい劇やったよな!」といわれたこともあったけど・・
あのころは私も読んでたな、いろいろ・・・・。
あの柔軟性を取り戻したい今日この頃です。
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# 「検察側の証人」アガサ・クリスティー/加藤恭平訳
検察側の証人 (クリスティ文庫)
検察側の証人 (クリスティ文庫)
  • 発売元: 早川書房
  • 価格: ¥ 546
  • 発売日: 2004/05/14
  • 売上ランキング: 182946
  • おすすめ度 5.0


世間ではかなり本を読んでいるほう、と思われる私ですが、
実は今までアガサ・クリスティーを読んだことありませんでした。
一応コナン・ドイルとか、エラリー・クイーンとかはね、頑張って押さえてたんだけど、
アガサ・クリスティーにまでは及んでいなかったのでした。
翻訳苦手意識がずーっとあったのがこんなところであだとなり、
有名な海外古典をことごとく読んでいないのだけど、ミステリも然り。
いや、お恥ずかしい話です。

で、今回はじめて読んだこの本、戯曲だったりします。
アガサ・クリスティーで最初に読む本としてこれを選ぶのはどうなのか、
読んでないし詳しくないからそれすらもわかりません。
普通は「そして誰もいなくなった」とかから読むのかしら。まあいいや。

ということで珍しく戯曲読みました。見事な法廷劇です。
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# 「隣の家の少女」ジャック・ケッチャム/金子浩訳
隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)
隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)
  • 発売元: 扶桑社
  • 価格: ¥ 720
  • 発売日: 1998/07
  • 売上ランキング: 1736
  • おすすめ度 4.5


12歳の私ディヴィッドは、ある時年上の美しい少女と出会う。
彼女はメグ、両親を交通事故で亡くし、妹のスーザンと共に、ディヴィッドの隣の家、
ルースの家に引き取られることになったのだ。心弾むディヴィッドだが、
メグとルースの仲がだんだんおかしくなり、やがてメグはルース達家族から
酷い仕打ちを受けるようになっていく。それはどんどんエスカレートし・・・

本を読む人々。SNSで読書会の課題になってはじめて知った作家、J・ケッチャム。
S・キング絶賛のホラーであるこの作品は、9月読書会の課題だったが、
読むのが遅くなってるうちに「怖い」だの「もう本を手放したい」だのの
感想が並び、読む前から挫折しそう、頁を繰る頃にはもう先入観で頭がいっぱいだった。
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