本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」桜庭一樹
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)
  • 発売元: 富士見書房
  • 発売日: 2004/11
  • 売上ランキング: 148258


今は角川から大人向けの文庫が出ていますが、私は富士見ミステリー文庫で読みました。
表紙もこんな感じだし、カラーのイラストとか挿絵とか入っていて、昔コバルト文庫を
読みあさっていた頃を思い出して、ちょっとこそばゆくなりました。
しかし私が中学の頃にはここまでブラックなものは読んでいなかった・・・。
ほんわかした挿絵に反して、物語は残酷でした。

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| comments(2) | trackbacks(0) | 22:05 | category: 作家別・さ行(桜庭一樹) |
# 「道徳という名の少年」桜庭一樹
道徳という名の少年
道徳という名の少年
  • 発売元: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2010/05/11
  • 売上ランキング: 12341
  • おすすめ度 4.0


普段、amazonの「なか見検索」とか利用したりしてないけど
この本はぜひ、なか見検索やってみてください。読まれてない方。
いかに美しい本か、ちょっとでもわかってもらえると思います。
本文ページのレースのような繊細な模様と色遣いがすばらしくてうっとり。
時折入る、あやしく美しいモノクロの挿絵にもうっとり。
大人のための、素敵で残酷な絵本、という趣です。素敵。

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| comments(0) | trackbacks(0) | 00:06 | category: 作家別・さ行(桜庭一樹) |
# 「ファミリーポートレイト」桜庭一樹
ファミリーポートレイト
ファミリーポートレイト
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 1,785
  • 発売日: 2008/11/21
  • 売上ランキング: 16969
  • おすすめ度 3.5


コマコはマコの娘。マコはコマコのボス。コマコは忠犬のようにマコに従属。
マコはコマコをつれて旅をする。何かから逃げるように。
電車に飛び乗って、適当に降りて、そこに住み込んで、マコの真紅が男を魅惑して、
でも噂がたったりして街にいられなくなって、またマコとコマコは旅に出る。

夢かうつつかもわからないくらい不思議な街を、転々とする親と娘。
その旅が終わり、そしてコマコが大人になる過程を描く物語。
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# 「私の男」桜庭一樹
私の男
私の男
  • 発売元: 文藝春秋
  • 価格: ¥ 1,550
  • 発売日: 2007/10/30
  • 売上ランキング: 17513
  • おすすめ度 3.5


小説を読んでここまで鳥肌がたったことがあっただろうか。

言葉もない。だが、何か書いてみなきゃ。まず世間的なことから。
直木賞受賞作。選考委員講評(北方謙三氏)を引用してみる。

桜庭作品は人間は書けていないし、リアリティーもない、細かいところの整合性もおかしなところが多々あって、反道徳的、反社会的な部分も問題になったが、非常に濃密な人間の存在感があって、ほかの2作品に比べるとわずかながら上をいくことになり、あえてこれを受賞作として世に問うてみよう−という結果になった。


これを読んで、更に問題の「私の男」を読んで、直木賞も捨てたもんじゃないな、と思った。
なんだかとても嬉しくなった。
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| comments(7) | trackbacks(7) | 17:07 | category: 作家別・さ行(桜庭一樹) |
# 「青年のための読書クラブ」桜庭一樹
青年のための読書クラブ
青年のための読書クラブ
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2007/06
  • 売上ランキング: 27751
  • おすすめ度 4.0


聖マリアナ学園、深窓の令嬢達が集う女子高に、あるとき異分子が入り込んだ。
烏丸紅子、浪速で育って訳あって深窓の令嬢になったはいいが関西弁。
異端で孤独だった彼女がたどり着いたのは、崩れそうな煉瓦の建物の中にある
怪しげな「読書倶楽部」であった。
読書倶楽部の当時のボス、アザミは醜かったが頭はキレる、
異端だが美しい女、紅子を、学園の「王子」にすべく教育をはじめる・・・。

聖マリアナの伝説やら、学園に起こった黒い事件達を、歴代の読書倶楽部の
メンバーは綴って記録している。その記録を紐解いていく連作短編集。
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| comments(3) | trackbacks(3) | 01:44 | category: 作家別・さ行(桜庭一樹) |
# 「赤朽葉家の伝説」桜庭一樹
赤朽葉家の伝説
赤朽葉家の伝説
  • 発売元: 東京創元社
  • 価格: ¥ 1,785
  • 発売日: 2006/12/28
  • 売上ランキング: 9665
  • おすすめ度 4.0


私の母方の祖母は惚けてはいるが、今も同居し元気にやっている。
祖母が元気だった頃、よく昔話を聞いた。祖母は戦時中に母を産んだが
祖父は母を見ることもなく戦死し、祖母は働きながら母を育てた。
そんな大河ドラマ的な昔話や祖父が死んだ時の心霊めいたエピソードも聞いたが、
祖母の時代の、近所の風俗のすごさの方が印象にある。

祖母がまだ若かった頃のある夏、祖母が近所を歩いていたら、
近所のおばちゃんたちが上半身裸でパンツ一枚で縁側に並んで座っており、
「おお、○○ちゃん、暑いのにそんな着こんで、脱ぎいや」と薦められて
逃げ帰ってきた話とか、近所のおじいちゃんの病気が末期でもうどうにもならんって時に
「先生、頼みます」と医者に言ったら医者が心臓に注射を打ち、翌日にじいちゃんが死んだとか、
そ、そんなことあるかいな、と言いたくなるようなことが語られた。本当かどうかはわからないが。
一種の都市伝説(いや、田舎なのだが)だよなあ、とか思いながら聞いていた。
ほんの何十年か前のことやのに、ものすごく昔の話のような気がする。
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| comments(5) | trackbacks(10) | 15:43 | category: 作家別・さ行(桜庭一樹) |
# 「少女七竈と七人の可愛そうな大人」桜庭一樹
少女七竈と七人の可愛そうな大人
少女七竈と七人の可愛そうな大人
  • 発売元: 角川書店
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2006/07
  • 売上ランキング: 5311
  • おすすめ度 4.5


私、花の名前とか知らないから、七竈が植物の名前だって知らなかったんですよね。
七回燃やしてやっと灰になるから七竈らしい。情緒的な名前ですよね。
北の方でよく見られるのかな。赤い実が鮮やかで印象的。
こちらで写真が見れます。勝手にリンクすいません。

北海道旭川の小さな町。川村優奈はある日いきなり、辻斬りのように、男性7人と立て続けに寝た。
嘘つきな男性と七竈の下で寝たのが最後。そして優奈は誰の子かわからない子を妊娠し、
その少女は生まれ、七竈と名付けられ、異形の美しさに成長していく。
自分の異形の美しさを疎み、友達も作らず、同じく異形のような美しさに成長した
幼なじみの少年、雪風と、鉄道模型の趣味に高じる七竈。彼女の成長と、母の情愛を描く。

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