本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「しょうがの味は熱い」綿矢りさ
しょうがの味は熱い
しょうがの味は熱い
  • 発売元: 文藝春秋
  • 価格: ¥ 1,260
  • 発売日: 2012/12/12
  • 売上ランキング: 94575


綿矢さんの本が出たら何となく読んでしまいます。
綿矢さんってかわいいのに、痛いんだよね。その痛さが私の隠してる
(そして隠しきれてない)痛さと共鳴するんでしょうかね。
最初の「蹴りたい背中」あたりの痛さにはなんか純文学的な匂いも漂ってた気がするけど、
最近の「勝手にふるえてろ」とか「かわいそうだね?」での痛さは、
誰もがあまり書かない本質的な痛さをついてきてる感じがして、共感できてしまいます。

でも、今回のこの本は、残念ながら全く共感できず、びっくりするくらい。
ひたすらイライラする内容でした。痛いという点では今までと一緒なんですが・・・
痛いにもいろいろあるんだな、今まで共感できてた本との違いは明らかなんだけど
言葉にはできないんだけど・・・

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# 「ひらいて」綿矢りさ
ひらいて
ひらいて
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 1,260
  • 発売日: 2012/07/31
  • 売上ランキング: 5663


綿矢さんの小説は、出たらとりあえず読む、って流れが私の中でできあがってます。
なんか気になるんだよね。その独特の「痛い」感じとかが。
この「ひらいて」は、雑誌「新潮」に掲載されている時からツイッター上で評判で、
どんな話かすごく気になっていました。

今回は高校生が主人公。なので爽やかな話かと思ったら全く違いました。
歪んだ片思いを描ききった物語で、読み終わってちょっと途方に暮れました。
綿矢さんやっぱり歪んでるなあ・・・。「勝手にふるえてろ」「かわいそうだね?」で
描かれた歪みはコミカルな感じだったし共感できる部分も少しはあったんですが、
今回は、なんていうか・・・共感出来る部分はありました、けど、それを認めていいのかどうか。
そういう感じでした。

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# 「かわいそうだね?」綿矢りさ
かわいそうだね?
かわいそうだね?
  • 発売元: 文藝春秋
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2011/10/28
  • 売上ランキング: 2663


「かわいそうだね?」と「亜美ちゃんは美人」の2編収録。
「かわいそうだね?」は、彼氏が困っている元カノと一緒に住んでるのを
必死に許してる主人公のお話。
「亜美ちゃんは美人」は、とにかく美人の亜美ちゃんと、彼女につきまとわれて
仕方なく友達をしてるけど比較されてるさかきちゃんのお話。
どちらも、男の影は薄くて、女vs女の物語として読みました。面白かった!

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| comments(0) | trackbacks(1) | 13:29 | category: 作家別・ら、わ行(綿矢りさ) |
# 「勝手にふるえてろ」綿矢りさ
勝手にふるえてろ
勝手にふるえてろ
  • 発売元: 文藝春秋
  • 価格: ¥ 1,200
  • 発売日: 2010/08/27
  • 売上ランキング: 1123
  • おすすめ度 3.5


久しぶりの綿矢さんの新刊です。タイトルもポップだし、発売前から楽しみでした。
手にとってみると表紙がまたいい感じに妄想してる感じで。
一日でぱっと読んじゃいましたけど、なかなか印象に残ってます。

「夢を与える」からまただいぶイメージが変わっていて、
書くたびに違う綿矢さんが見れるなあ、と思うけれど、
「蹴りたい背中」に通じるような世界なのかなあとも思いました。
今回の印象は、端正な文章を書く本谷有希子が現れた、という印象です。
突拍子もない行動をする思い込みの激しい、ポップな主人公が、
初恋の人(イチ)と、会社で自分を思ってくれる人(二)との間で
揺れ動く恋愛小説、のはずが、なんか恋愛という甘い匂いがしなかったなあ。
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| comments(0) | trackbacks(1) | 18:41 | category: 作家別・ら、わ行(綿矢りさ) |
# 「夢を与える」綿矢りさ
夢を与える
夢を与える
  • 発売元: 河出書房新社
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2007/02/08
  • 売上ランキング: 745
  • おすすめ度 4.0


綿矢りさの待望の新刊。そういや金原ひとみが精力的に活動しているのに
綿矢さんはどうかな、大学忙しいのかな、私の憧れのW大学やし(関係ない)とか思ってたら、
新刊出たらすごい話題になった。
あー待ってる人たくさんいたんだなあ。当たり前か。

文壇のアイドル扱いですけど、確かに顔はかわいいし若いですけど、
最初の作品「インストール」から思ってましたが、作品は全然可愛くない。
私にとってはいい意味で、だけど。
前は文章からも棘がちくちく感じられましたけど、文章は素直になって、
読みやすくなったと思う。
とても丁寧に一文一文書いてる、という印象。

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| comments(4) | trackbacks(9) | 18:43 | category: 作家別・ら、わ行(綿矢りさ) |
# 「インストール」綿矢りさ
インストール
インストール
  • 発売元: 河出書房新社
  • 価格: ¥ 1,050
  • 発売日: 2001/11
  • 売上ランキング: 30,312


友人の忠告で、ある日突然登校拒否になった女子高生の朝子、
近所の少年に壊れたパソコンをあげたら少年はそれをなおしてしまい、
更に風俗チャットのバイトを紹介される・・

「蹴りたい背中」から先に読んでしまったもので、
あとから読むこの話を少し未熟に感じてしまいました。
それだけこの作家が成長したってことだよねえ。
作家の成長がつぶさにみられる、変な時代になりました。
というか私が年をとってしまっただけだろうか。

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| comments(1) | trackbacks(15) | 04:01 | category: 作家別・ら、わ行(綿矢りさ) |
# 「蹴りたい背中」綿矢りさ
蹴りたい背中
蹴りたい背中
  • 発売元: 河出書房新社
  • 価格: ¥ 1,050
  • 発売日: 2003/08/26
  • 売上ランキング: 19,940


この本、「文学賞メッタ斬り」で絶賛されてましたよ。
文藝春秋掲載号はずっと手元にあったんだけど、
あまりに褒めてるので気になって、読んでみました。

クラスになじめない高校生のハツ、 同じくクラスになじめない男、にな川が
女性雑誌を読んでいるのをみて話しかけ、
彼があるモデルのファン、それもオタクといっていいファンであることを知る。
そんな彼と彼女の、全然さわやかじゃない恋愛小説。

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| comments(2) | trackbacks(14) | 04:00 | category: 作家別・ら、わ行(綿矢りさ) |
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