本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「鼓笛隊の襲来」三崎亜記
鼓笛隊の襲来
鼓笛隊の襲来
  • 発売元: 光文社
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2008/03/20
  • 売上ランキング: 78119
  • おすすめ度 4.5


久しぶりの三崎さん、好きだった「バスジャック」と同じ短編集。
やっぱりこの作家さんは短編集の方が私は好きだなあ、と改めて思いました。
やはり突拍子もない短編ばかり集まってるのだけれど、
全体として一つのまとまりがある、個性的な短編集です。
表紙もシンプルで好きだし、裏表紙に楽譜がちょっとだけ書いてあるのもいい。
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| comments(0) | trackbacks(2) | 00:02 | category: 作家別・ま行(三崎亜記) |
# 「失われた町」三崎亜記
失われた町
失われた町
  • 発売元: 集英社
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2006/11
  • 売上ランキング: 4377
  • おすすめ度 3.0


30年に一度消滅する「町」。町の人々は突然に失われ、
町の記録は消滅管理局に全て消される。人々は町の消滅を悲しむことも許されず、
悲しんだものは町に「汚染」される。ある日、突然消えた月ヶ瀬町。
そこに住んでいて消滅を免れた者、回収者として町に関わった者、
町にいた大事な人を失った者、管理局の人々・・・彼らがそれぞれに月ヶ瀬の消滅と対峙し、
そして、それぞれが出会ったりすれ違ったりしていく、群像劇。

うーんと。三崎さん本領発揮ってとこなんでしょうか。前2作についても話題性は高いけど、
なんか惹かれるものと「うーん?」と納得いかない部分とが普通に共存して
どう評価していいかわからない作品群でしたが、これもまさにそんな感じ。
もともと、繊細な部分とシュールな部分を普通に同時に持っている変な作家、というイメージですが、
「バスジャック」では各短編がそれぞれの持ち味をうまく出してて
ぶれがなく、私はけっこう好きだったのですが、
この作品はどっちも融合しちゃって何がなんだかになった印象があります。
変なSF的設定に普遍的でベタな人間ドラマの融合?まだ方向性が定まってないような。
そして、どちらの要素をとっても、突っ込むところがあって、惜しいなあという。
でもここまで書いてて変だけど、嫌いじゃないんですよね。魅力はある。
だからどう書いていいのか、わからない。今ちょっと困ってます。
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| comments(10) | trackbacks(9) | 00:01 | category: 作家別・ま行(三崎亜記) |
# 「バスジャック」三崎亜記
バスジャック
バスジャック
  • 発売元: 集英社
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2005/11/26


バスジャック特設サイト

「となり町戦争」の三崎さんの第2作目。皆さんの感想は見事に賛否両論。
絶賛か、がっかりか、どっちか。それですごい気になっていた本。

「となり町戦争」って、読むと「なんかすんごい小説やな」ってわかるんだけど、
正体不明な部分が多くあったと思うんですよ。いきなり出てきた浅田真央みたいな?違うか。
この作家はそもそもどういうジャンルで将来どうなってくのか、
自分の中でのカテゴリ分けができないというか、どこに座ってもらったらいいかわからない、
そういう落ちつかない感じがあった。シュールな世界観、だけどリリカルな恋愛、
なんとも不思議な小説だったのだ。

で、第2作目。なるほどね。基本的には「となり町戦争」と作風は変わらない、と私は感じた。
シュールさと繊細さの絶妙な同居。
しかし短編になって、そのシュールなエキスが濃厚に漂いだして、
私にはこれは楽しい変化だった。
シュール大歓迎です。もともと筒井康隆で育った人ですから。はい。
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| comments(16) | trackbacks(16) | 18:12 | category: 作家別・ま行(三崎亜記) |
# 「となり町戦争」三崎亜記
となり町戦争
となり町戦争
  • 発売元: 集英社
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2004/12
  • おすすめ度 3.11


小説すばる新人賞受賞作。これってでも芥川賞候補にもなってないし、
(後日談:直木賞候補になりました。芥川賞じゃないのが不思議だった)
ほかになんのタイアップもないはずなんだけど、売れたよねえ。
やっぱりこのタイトルのインパクトが勝ったんだろうか。
かくいう私も即図書館予約して読みましたけど。

なんつうかタイトルどおり、となり町と戦争して終わって、って
それだけです。主人公はただのサラリーマンなんだけど、
外国帰りで「内乱に遭ったらしい」上司の下で働いていて、
でもある日特殊任務の辞令を役所の「となり町戦争課」から渡され、
香西さんというそのとなり町戦争課の職員とかかわりあうようになって、
徐々に戦争に巻き込まれていくんだけど・・・
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| comments(19) | trackbacks(35) | 16:10 | category: 作家別・ま行(三崎亜記) |
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