本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「火怨―北の燿星アテルイ」高橋克彦
火怨〈上〉―北の燿星アテルイ (講談社文庫)火怨〈下〉―北の燿星アテルイ (講談社文庫)

東北地方を舞台とした歴史小説三部作(「火怨」「炎立つ」「天を衝く」)1作目。
時は奈良時代から平安時代に移る頃、黄金が取れるので朝廷から目をつけられ
侵略されていた蝦夷たち。野蛮な化け物のようにいわれ、人間扱いされなかった
蝦夷たちの戦いが始まろうとしていた・・

蝦夷の若き指導者阿弖流為(アテルイ)は、10代にしてその過酷な戦いに
身を投じることとなる。
後に義理の兄になる天才的策士の母礼、猛将の伊佐西古などとともに、
何度も侵略しにやってくる圧倒的軍事力を誇る朝廷に対して、少人数で戦い抜く。
勇猛果敢な蝦夷の男達は、自分達の誇りをかけて、一歩もひかずに戦うが、
朝廷側に登場した武将、坂上田村麻呂が彼らの強敵として立ちはだかる・・・

暑い夏に熱いものを読みました。
熱い漢(おとこ)たちの戦いに、最後は涙を止められませんでした。

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| comments(0) | trackbacks(0) | 21:46 | category: 作家別・た行(高橋克彦) |
# 「広重殺人事件」高橋克彦
広重殺人事件
広重殺人事件
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 650
  • 発売日: 1992/07
  • 売上ランキング: 73729
  • おすすめ度 4.0


浮世絵三部作、「写楽殺人事件」「北斎殺人事件」に続く完結編である。
この「広重・・」が泣けるというので、三部作を手に入れて順番に読んでいったのだが、
それぞれ別の事件を扱いつつも、登場人物も経緯もつながっているので、
やはり順番通り読むのがいいと思う。

浮世絵師、広重が天童市で残した肉筆の謎を探っていた津田だが、クリスマスイブに
妻の冴子とその東北へ旅行に行く。病を患っていた冴子は崖から飛び降りてしまい、
津田は失意の中、同じく浮世絵研究に携わる塔馬と、美術雑誌記者の杉原とともに、
広重の謎を追う。天童市にたびたび訪れていたはずの広重だが、東北地方の風景画が
ほとんど残されていないのは何故か?広重と天童のつながりに深い意味はあるのか?
発見された広重の絵日記を基に調査は進められるのだが、事件は意外な方向に・・・。
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| comments(0) | trackbacks(0) | 00:13 | category: 作家別・た行(高橋克彦) |
# 「北斎殺人事件」高橋克彦
北斎殺人事件
北斎殺人事件
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 700
  • 発売日: 1990/07
  • おすすめ度 4.5


「写楽殺人事件」から続く、浮世絵シリーズ第二弾である。3部作になっているようで、
このあと「広重殺人事件」へと続く。「広重」が泣ける、とどこかで読んで、
3冊買って読み進めている。
浮世絵をテーマにしただけでそんなにつながりはないのかと思っていたのだが、
かなり前作の設定を持ち越した作品だった。順番間違えなくて良かった。

浮世絵、特に写楽を研究していた津田は、写楽の絵に関する事件に巻き込まれ、
今は地元盛岡で高校の教師をしている。そこに、北斎に関する論文の原稿を
本にしたいから、詳しく調べて補完して欲しい、と有名な出版社から依頼が来る。
しかも、調べて欲しいのは北斎隠密説だという。
久しぶりに浮世絵の世界に戻れる、と、専門でもない北斎の研究に励みながら、
依頼してきた画廊の社長、執印摩衣子に惹かれていく津田。

そのころ、ボストンでは日本人の老人が殺される事件が起こっていた。
事件について調べる現地の刑事は、彼が画家であったことをつきとめたが・・・
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| comments(0) | trackbacks(1) | 18:14 | category: 作家別・た行(高橋克彦) |
# 「写楽殺人事件」高橋克彦
写楽殺人事件
写楽殺人事件
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 620
  • 発売日: 1986/07
  • 売上ランキング: 186413
  • おすすめ度 4.4


今読んでる本を彼氏に聞かれたので、「写楽殺人事件」と自慢げに言ったら、
「何、その土曜ワイド劇場なタイトルの本は?」と返された。
「え、でも、シリーズもので、次は「北斎殺人事件」で、最後は「広重殺人事件」なんよ」
とわけのわからない言い訳をしてみたところ、
「ますます土曜ワイド劇場っぽいやんか」と。うむ。おっしゃるとおり。

と、そんなタイトルのこの作品。江戸川乱歩賞受賞作。つまりデビュー作だ。
高橋克彦氏、かなり昔に「緋い記憶」を読んだきりで、それだけで凄い作家って
印象が貼り付いてて(確か直木賞受賞作だ)、私にとって大御所のイメージ。でもデビュー作。
この浮世絵三部作、「広重・・」が泣ける!という評をどこかで読んで、
広重を先に買ったら、実は三部作の最後の作品だった、とあとで知り、
慌てて最初の2冊を買ったという経緯がある。だから楽しみにはしてたんだけど、
でも土曜ワイド劇場。はは、テンション下がるっての。
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| comments(0) | trackbacks(1) | 23:22 | category: 作家別・た行(高橋克彦) |
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