本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「瑠璃玉の耳輪」津原泰水/尾崎翠原案
琉璃玉の耳輪
琉璃玉の耳輪
  • 発売元: 河出書房新社
  • 価格: ¥ 1,785
  • 発売日: 2010/09/10
  • 売上ランキング: 309061


(私は単行本で読んだのですが、現在文庫も出ているようです)
琉璃玉の耳輪 (河出文庫)

同じ津原さんの作品「ルピナス探偵団の当惑」にこの尾崎翠の「瑠璃玉の耳輪」を
劇でやるシーンがあり、それをきっかけにこの本を読んでみました。

もともとは尾崎翠さんの書いた脚本を津原さんが小説化したもの、のようですが
もちろん私はもとの脚本は読んでいません。
あとがきによると、だいぶ話は変わっているようでしたので、題材だけは尾崎翠さんのだけど
津原さんオリジナルの小説になりました、ってくらいの認識でいいんだろうなあと思います。

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| comments(0) | trackbacks(0) | 19:47 | category: 作家別・た行(津原泰水) |
# 「猫ノ眼時計」津原泰水
猫ノ眼時計 (幽明志怪)
猫ノ眼時計 (幽明志怪)
  • 発売元: 筑摩書房
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2012/07/10
  • 売上ランキング: 278833


猿渡のシリーズの三作目が出る、更に「ピカルディの薔薇」も文庫になっている、
書き下ろしまで入ってる、ってことで「ピカルディの薔薇」の文庫を買って再読してから
こちらを読みました。
しかし、しまった、「蘆屋家の崩壊」の方を再読しとけばよかった、と思いました。
これから「猫ノ眼時計」を読まれる方は「蘆屋家の崩壊」読み返してからの方がいいかもです。
でも、2作続けて猿渡と伯爵の世界を堪能できて、幸せな時間でした。
「ピカルディの薔薇」も2回読んで思いましたけど、何度読んでも飽きないですね、これ。
いつまでも読んでいたい感じです。
さっきアマゾンでこのシリーズはこの本が完結編と書いてあって、けっこう凹みました。
なんで・・・・いくらでも書けると思うんだけど・・・本気で残念・・・・

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| comments(1) | trackbacks(0) | 23:38 | category: 作家別・た行(津原泰水) |
# 「11」津原泰水
11 eleven
11 eleven
  • 発売元: 河出書房新社
  • 価格: ¥ 1,785
  • 発売日: 2011/06/16
  • 売上ランキング: 9258


大森望さん編集のSF短編集「NOVA」を5巻まで買ってはまだ読んでいないのですが、
その中のNOVA2に収録されている津原氏の「五色の舟」がどうやら凄いらしい、と
ネットの噂で読んでいて、そしたらその作品も収録されている短編集が
新たに出るというじゃないか。
オール津原さんというのはでかい、と思って早速読みました。

すばらしかった・・・・。一作品だけのすばらしさ云々は通り越して、
個々の短編が全て凄くて、短編集としてのまとまりも装丁も全部込みですばらしい。
どう「凄い」かというと、全部が鳥肌を立たせるくらいの何かを持っているところ。
鳥肌が立つほどの恐怖、感動、美しさ、おぞましさ・・・。
そして一気に作品世界に放り込まれる魔力を持っていて、
いきなり「五色の舟」から異世界へ。そしていろんな異世界を次々と巡っているような、
そんな感覚でした。
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| comments(1) | trackbacks(0) | 23:19 | category: 作家別・た行(津原泰水) |
# 「バレエ・メカニック」津原泰水
バレエ・メカニック (想像力の文学)
バレエ・メカニック (想像力の文学)
  • 発売元: 早川書房
  • 価格: ¥ 1,785
  • 発売日: 2009/09
  • 売上ランキング: 26036
  • おすすめ度 5.0


「下りの船」を読み、「想像力の文学」なるシリーズがあると知り、
そこで津原さんも書いていると知り、何の気なしに手にとってみた本。

「想像力」の文学でした。これはまさに。
私の想像力など遥かに超越したところに飛んでいってました。
第二章までは何とかついていったのですが、第三章で振り落とされ、
読んだは読んだけれど、えーっと。正直いまだにいろいろわかんないままです。
でもね、強烈な印象だったのです。この本。
わかんなくても面白い本がある、って最近SF読みはじめて気づいたんだけれど、
これもその範疇に入る本でした。
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| comments(0) | trackbacks(1) | 23:55 | category: 作家別・た行(津原泰水) |
# 「ピカルディの薔薇」津原泰水
ピカルディの薔薇
ピカルディの薔薇
  • 発売元: 集英社
  • メーカー: 集英社
  • 価格: ¥ 1,785
  • 発売日: 2006/11/24
  • 売上ランキング: 255716
  • おすすめ度 5.0


「蘆屋家の崩壊」を読んで同シリーズのこれをすぐに読むかどうか、とちょっと葛藤がありました。
図書館本だから読まないといけないんだけどさ、待ちきれない、すぐ読みたいって気持ちと、
もったいない!まだ読みたくない!って気持ちとが交錯。
例えば、料理店ですごい美味しそうな料理がずらーっと並んでいて、
「おおお、贅沢やのお、もったいないのう」
「そうですねえおじいさん、おうちに持って帰ってゆっくり食べたいところですねえ」
「ほんにのう、もったいないのう、こんな贅沢させてもらって、生きててよかったのう」
って、老夫婦が脳内で語る風景が目に浮かぶくらいの気持ち(意味不明)でした。
結局待ちきれなくてもりもりがつがつと食べてしまいましたが。
あー美味かったです。満腹満腹。こういう贅沢っていいですねえ。
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| comments(0) | trackbacks(1) | 09:40 | category: 作家別・た行(津原泰水) |
# 「蘆屋家の崩壊」津原泰水
蘆屋家の崩壊 (集英社文庫)
蘆屋家の崩壊 (集英社文庫)
  • 発売元: 集英社
  • 価格: ¥ 560
  • 発売日: 2002/03/20
  • 売上ランキング: 85077
  • おすすめ度 4.5


「ミノタウロス」を読んで、ちょっと読書って怖いなと思ってたんだけど
図書館から借りた本は手元に積み上がってる。淡々とこなしていたら恐怖感も消えるだろうと
早速手に取ったのは家にあった文庫本。図書館で「ピカルディの薔薇」を借りてきたので、
その同シリーズの第一弾の文庫を先に読む必要があった。それがこの「蘆屋家の崩壊」。
探偵ものやし気軽に読めるかなと思った。探偵ものではなかったが、大正解。

津原泰水という作家さんはこれまで数冊しか読んでいないけど、どれもこれも外れがなくて、
かつバラエティに富んでいる。恋愛あり、青春あり、耽美あり。
相当幅広くて、どの1冊とか決められない感じがある。
あーでもこれは、このシリーズは特に好きだなあ。そんな中でも。
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| comments(5) | trackbacks(2) | 09:32 | category: 作家別・た行(津原泰水) |
# 「ブラバン」津原泰水
ブラバン
ブラバン
  • 発売元: バジリコ
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2006/09/20
  • 売上ランキング: 4018


津原泰水氏の本を読むのは三冊目です。
最初は「赤い竪琴」を読み、オトナな恋愛小説にうっとりし、次に「綺譚集」を読み、
その耽美的怪奇ホラー系の短編の嵐に酔いまくり、「津原さんは普段はこんなんです」と
聞いてますます驚き、・・・・と思っていたら、次に見つけた本が「ブラバン」。
ブラバンって、あのブラバン?吹奏楽部のこと?あの、津原さんが、ブラバン?
・・・これが読まずにいられますかいな。どれだけ引き出し多いねん。この作家。
なので、この作品から津原氏を知ったそこのあなた、他の作品は注意して手にとって下さいね。
面白いけど、ジャンル違いかもしれませんから。

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| comments(9) | trackbacks(9) | 02:14 | category: 作家別・た行(津原泰水) |
# 「綺譚集」津原泰水
綺譚集
綺譚集
  • 発売元: 集英社
  • 価格: ¥ 1,785
  • 発売日: 2004/08
  • 売上ランキング: 69,913
  • おすすめ度 4


同じ津原氏の著書「赤い竪琴」を読んだ際に、この作家さんなら「綺譚集」がオススメ、と
数人の方が口をそろえたので、ちょっと間があいたけど借りてみた。
すごい印象的で、よかったです。ありがとうございました。
装丁が印象的ですね。これ、写真なんですね。

装丁のせいなのかどうか、読んでいるといろんな絵画が浮かびました。
この本を読んでいて最初に浮かんだ絵は、確かルーブル美術館に所蔵されていた、
湖に女性が浮かんでいる絵。
あとで調べたら「若き殉教の娘」(解説ページ←リンクはらせていただきます)という絵らしい。
これは、ラファエロ前派とかそういう感じの絵が好きな友人が特に気に入っていた。
「すごく綺麗なんだけど死んでるんよ。そこがいいわ」とかなんとか言ってて、
私は基本的にはシュルレアリスム(マグリットやダリ)が好きだから系統は少し違うけど、
それでも美しいと思ったし、印象に残っていた。
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| comments(7) | trackbacks(5) | 16:41 | category: 作家別・た行(津原泰水) |
# 「赤い竪琴」津原泰水
赤い竪琴
赤い竪琴
  • 発売元: 集英社
  • 価格: ¥ 1,785
  • 発売日: 2005/01
  • 売上ランキング: 115,628
  • おすすめ度 4.4


初めての作家さん。ブログをやらなかったら知らなかった作家さん。
恋愛小説のベスト本のエントリをお願いしていたら、
七生子さんからエントリがあったので、それで手にとってみたのだった。

本屋でこの本はみかけていた。表紙の、暗いようで美しい赤が
何故か印象に残っていたのだ。
そのときから勘は当たってたのだ。すごい本。すごい。

って、読み終わって感慨にふけり、ふと思い立って調べてみたら
著者は男性だった。うそやーありえへんー。びびりまくる私。
こんな情緒豊かな恋愛小説、男が書いたらあかんやろー。
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| comments(12) | trackbacks(10) | 00:56 | category: 作家別・た行(津原泰水) |
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