本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「馬たちよ、それでも光は無垢で」古川日出男
馬たちよ、それでも光は無垢で
馬たちよ、それでも光は無垢で
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 1,260
  • 発売日: 2011/07
  • 売上ランキング: 20691


古川日出男氏は福島県出身。この本を読むまで知らなかったんだけども。
東北6県を舞台にした「聖家族」も書いていて、東北にゆかりが深い。
その古川氏が、東日本大震災後、相馬市に行く。
そこに行け、という声に突き動かされて。
古川氏の、震災からの心の軌跡を追った、私小説的な小説。
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| comments(0) | trackbacks(0) | 22:07 | category: 作家別・は行(古川日出男) |
# 「アラビアの夜の種族」古川日出男
アラビアの夜の種族〈1〉 (角川文庫)アラビアの夜の種族〈2〉 (角川文庫)アラビアの夜の種族〈3〉 (角川文庫)


聖遷暦1213年。フランスからナポレオンの軍隊がカイロに攻め寄せてくる頃。
カイロでは近代軍隊の怖さを知らず、イスマーイール・ベイだけが危機感を持っていた。
彼は奴隷のアイユーブからフランス撃退の秘策を聞かされる。
それは、「災厄の書」の伝説・・・。
読んだ者は必ず、その物語に夢中になり、取り憑かれてしまうというその書を、
アイユーブは探し出すと言い置き、姿を消した。そして彼はある部屋に留まる。
そこには美しい女性ズームルッドがいて、そして彼女は物語を語りはじめる。

王の息子でありながら魔王となってしまった醜男アーダムの伝説。
そして、お互いが親の無い子として産まれ数奇な運命を担うことになる、
欠色の魔術師ファラー、高貴な出自を持つ悪党の剣士サフィアーン。
彼らの物語がその女性によって、毎夜毎夜語られていく。
その間にナポレオン軍はどんどん迫り、カイロは混乱を極めていく・・・・。
アイユーブは、そして災厄の書は、カイロを救うことが出来るのか?
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| comments(3) | trackbacks(5) | 00:09 | category: 作家別・は行(古川日出男) |
# 「二〇〇二年のスロウ・ボート」古川日出男
二〇〇二年のスロウ・ボート (文春文庫 (ふ25-1))
  • 発売元: 文芸春秋
  • 価格: ¥ 500
  • 発売日: 2006/01
  • 売上ランキング: 116433
  • おすすめ度 5.0


ジャズをはじめて、楽器が基本的に吹ける様になったら、多分だけど、
だいたい皆アドリブの練習を始める。で、多分だけど、最初に何をするかというと、
自分の好きなプレイヤーの好きな音源を探し、耳でそのフレーズをコピーし、
せっせと譜面に起こし、そしてそれを練習する。それが第一段階。
一歩進むと、いくつかのフレーズを悪く言えばぱくって、
自らのアドリブの時に使うようになる。
「あ、このコード進行だったら、あのソロのあそこのフレーズが使えるな」と
言った感じで、おのおの、自分のソロを組み立てていく。多分それが第二段階。
そして、自分らしいフレーズを探求していって、まねではないその人らしいアドリブが
かっこよくできるようになると、多分彼らのうち何人かはプロになれるだろう。
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# 「ベルカ、吠えないのか?」古川日出男
ベルカ、吠えないのか?
ベルカ、吠えないのか?
  • 発売元: 文藝春秋
  • 価格: ¥ 1,800
  • 発売日: 2005/04/22
  • 売上ランキング: 3,651
  • おすすめ度 4.27


噂のベルカ、やっと読み終えました。図書館で借りては読めずに返し、
それを2回繰り返しさらには図書館で行方不明になり、やっとみつけて
「おお、ベルカ!」と再会を喜び、そしてやっと読みました。
いやあ疲れた。1章読んで呆然、一息ついてまた読む、を繰り返し。
大して分厚い本でもないのに、すごい充実感でした。

太平洋戦争中にキスカ島に取り残された4頭のイヌから物語は始まる。
日本籍の軍用犬であったそのイヌたちはその後アメリカ籍になり、子をなし、
その子、孫、曾孫・・・脈々と続き、世界中を巡り、数奇な運命をたどる
大いなる軍用犬の物語、そして軍用犬の視点から見た、大戦後の世界。

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| comments(28) | trackbacks(31) | 23:57 | category: 作家別・は行(古川日出男) |
# 「サウンドトラック」古川日出男
サウンドトラック
サウンドトラック
  • 発売元: 集英社
  • 価格: ¥ 1,995
  • 発売日: 2003/09
  • 売上ランキング: 7818
  • おすすめ度 3.5


最近、暑い。たまらなく暑い。
先日も、駅から20分くらい歩くところに出張に出かける羽目になり、
熱中症ってこういうときになるのかあ、とか思いながらだらだら汗かいて歩いて、
到着した先ではなんか、温暖化対策とかいって冷房がほとんど効いてない。
汗をしたたらせながら思った。
「地球はどーでもいいから今この瞬間のアタシを冷やしやがれよ」と。

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