本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「私のミトンさん」東直子
私のミトンさん
私のミトンさん
  • 発売元: 毎日新聞社
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2011/07/12
  • 売上ランキング: 119403


留守にしている叔父の家に一人暮らしすることになった茜。
しかし、その家の床下には、小さなおばあさん、ミトンさんが住んでいた。
赤い服と果物が好きなミトンさん。最初とまどいつつも、少しずつミトンさんと
交流していく茜だったが、彼氏の庄司君ともめたり、いろいろと問題が・・・

「甘い水」に出てきたミトンさん再登場、と、それだけの情報で手に取って、
幻想的色合いが強かった「甘い水」と同じようなイメージで読み始めたもんだから、
いきなり散らかった部屋で引越について考えている茜がとても庶民的で、
なじみやすい物語だったから驚いたりもしました。
あ、お読みでない方は「甘い水」も是非。
読んでいなくてもこの本は楽しめますけど、あわせて読むととてもいいですよ。
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| comments(0) | trackbacks(1) | 22:49 | category: 作家別・は行(東直子) |
# 「甘い水」東直子
甘い水 (真夜中BOOKS)
甘い水 (真夜中BOOKS)
  • 発売元: リトル・モア
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2010/03/08
  • 売上ランキング: 243492


東直子さんは歌人です。でも小説も書いています。
歌人だからでしょうか、関係ないのでしょうか、なんか文章がね、
とても好きなんですよね。
この「甘い水」、つかみきれなくて何度か手にとって読んだんだけど、
読むたびに、ほんますうっと引き込まれて、体の中に沁みこんでいくような、
まさに「甘い水」な感じの、文章なんです。
ひらがなが多くて、けして凝った文章でもないし、何がどうってわけでもないけど、
とにかくそういう文章で、なのでいつも自然に、すうっと作品に入って行けます。
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| comments(0) | trackbacks(0) | 01:13 | category: 作家別・は行(東直子) |
# 「とりつくしま」東直子
とりつくしま
とりつくしま
  • 発売元: 筑摩書房
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2007/05/07
  • 売上ランキング: 234924
  • おすすめ度 3.5


死んでしまった人達が、ぼうとした場所で「とりつくしま」係に出会う。彼が言うには、
「あなたは心残りがあるようだから、この世の「モノ」にとりついていいですよ」
そして彼らは何かにとりついて、この世に残る。
そんな人々を描く連作短編集。
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| comments(2) | trackbacks(2) | 10:25 | category: 作家別・は行(東直子) |
# 「長崎くんの指」東直子
長崎くんの指
長崎くんの指
  • 発売元: マガジンハウス
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2006/07/20
  • 売上ランキング: 89047
  • おすすめ度 5.0


短歌の人なんですよね、東直子さんって。短歌の人って言い方、変か。歌人か。

文章がね、体にしみこんでいく感じでした。
多少気の合う作家さんでも、ひっかかりを感じる文章とかあるけど、
この人の文は、なんか、イオンウォーター飲んでるみたいだ。
ミネラルウォーターとかでも、体になかなかしみこんでいかないのってあるけど、
浸透圧を体に近いものにした、イオン系飲料をごくごく飲んでるみたいに、
この本の文章はすうっとしみこんでいきました。とても心地よい読書です。
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| comments(4) | trackbacks(4) | 02:39 | category: 作家別・は行(東直子) |
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