本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「ナニカアル」桐野夏生
ナニカアル
ナニカアル
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 1,785
  • 発売日: 2010/02/26
  • 売上ランキング: 67763
  • おすすめ度 4.5



林芙美子の遺族が、夫の緑敏の死後、遺品から見つけた林芙美子の手記。
太平洋戦争中、占領地の記事を書くため南方に行っていた頃を思い出しているその手記では、
毎日新聞記者の斉藤謙太郎との秘められた思い出が綴られていた。
戦争ですれ違い、愛を確かめられない二人。二人の運命は南方で交錯する・・・。
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| comments(2) | trackbacks(0) | 17:41 | category: 作家別・か行(桐野夏生) |
# 「ダーク」桐野夏生
ダーク (上) (講談社文庫)ダーク (下) (講談社文庫)

さて、ミロシリーズ、満を持して「ダーク」です。
素敵な同性愛者トモさんとミロの微妙な関係はどうなるのかしら、とか、
お父さんの善三さんは元気かしら、とか、のんきな気持ちで読み始めて、
いきなり痛い目に遭いました。

今まで、桐野夏生にしてはまだライトだったミロシリーズを読んでいて
すっかり油断していたのですが、ここにきて桐野夏生本領発揮、
あああ桐野さんってこういう作家だったよなあ、と思い知らされたのだけど、
今まで油断していた分強烈なショックでした。
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| comments(2) | trackbacks(0) | 00:45 | category: 作家別・か行(桐野夏生) |
# 「水の眠り 灰の夢」桐野夏生
水の眠り 灰の夢 (文春文庫)
水の眠り 灰の夢 (文春文庫)
  • 発売元: 文藝春秋
  • 価格: ¥ 700
  • 発売日: 1998/10
  • 売上ランキング: 179369
  • おすすめ度 4.0


ミロシリーズを読もう、と思っていたけど、ミロの現在の方が気になっていたので
この作品、ミロの父親の村野善三を主役にしたこれは後回しでいっか、と
思っていたんだけど、「ローズガーデン」での善三とミロの関係を読むと、
これは過去も読まずにはいられない、と思って、すぐに読んだのです。
結果的には、これを読んでから最新作「ダーク」にいって正解でした。
善三の過去、ミロの出生の秘密、これらはシリーズの根っこにあったんだよね。
しかしミロシリーズは全部講談社文庫なのに、これだけ文春なのは、
なんでかはわからないけど、ちょっとなあと思う。

1960年代。トップ屋っていう、新聞社や週刊誌などで独立して働いて
記事をとってくるような集団(?実際知らないもので説明が微妙ですいません)の
一人として生きていた若き村野善三が絡んだ事件と、出会った女性との
複雑な関係が描かれていく長編ミステリです。
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| comments(0) | trackbacks(0) | 22:47 | category: 作家別・か行(桐野夏生) |
# 「ローズガーデン」桐野夏生
ローズガーデン (講談社文庫)
ローズガーデン (講談社文庫)
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 540
  • 発売日: 2003/06/13
  • 売上ランキング: 123293
  • おすすめ度 3.5


村野ミロシリーズの短編集。「天使に見捨てられた夜」を読んで、
ミロシリーズをやめられなくなった私は、その日のうちにまたこれを読む。
現在の、ミロとトモさん(同性愛の隣人)のその後が知りたくって、
せっせと読んだのだけど、表題作「ローズガーデン」に度肝を抜かれて、
ますますこのシリーズにはまりこむことになったのだった。
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| comments(0) | trackbacks(0) | 00:54 | category: 作家別・か行(桐野夏生) |
# 「天使に見捨てられた夜」桐野夏生
天使に見捨てられた夜 (講談社文庫)
天使に見捨てられた夜 (講談社文庫)
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 680
  • 発売日: 1997/06/12
  • 売上ランキング: 15305
  • おすすめ度 4.0


男性作家ののんびりした短編集(「エロマンガ島の三人」長嶋有)を読んだので、
女性が書いた、ハードでぴりっとしたのを急に読みたくなって、
ぴったりの桐野夏生を手に取った。
甘いものを食べてから、辛いものが食べたくなるみたいな感じかな。

桐野夏生だからかなり警戒していた。いつも体調崩すくらいえげつないから。
(まあそれをわかってて読みたいんだけど)。でも今回は、思ったよりライトで、
でもこのシリーズにすっかりはまってしまって、そのあと4冊くらい一気読みして、
最後はすっかり桐野夏生の毒にあてられた私でした。じわじわきますよ。
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| comments(0) | trackbacks(0) | 00:29 | category: 作家別・か行(桐野夏生) |
# 「グロテスク」桐野夏生
グロテスク
グロテスク
  • 発売元: 文藝春秋
  • 価格: ¥ 2,000
  • 発売日: 2003/06/27
  • おすすめ度 3.85


文庫化につき感想を上に上げてみます。
文庫は上下巻。
グロテスク〈上〉 (文春文庫)グロテスク〈下〉 (文春文庫)


多分、私の人生史上最高に疲れた本、ある意味最強に印象に残ってる本です。

読んでこんなに気分が悪くなったのははじめてかもしれない。
分厚い本だから一気にとはいかないのだけど、
とりつかれるように読んでしまった。

これは現実にあった事件をモチーフに描かれている。
東京電力のエリートOLが、夜は娼婦をしていて、
殺されてしまう事件があった。その事件は数々の作家、ルポライターたちを
刺激し、彼らは事件を解き明かすべく自らのペンを取った。
「東電OL殺人事件」としてまとめられた佐野眞一のルポは、
容疑者側、被害者側から事件を見ていく渾身のルポだった。
私はこれを読んで事件にひきつけられる自分を感じた。
東京電力の総合職OLが、どうして、夜は売春をしなければならなかったのか?
そこまで彼女を追い詰めたものは何か?
それが、そのルポだけでは、私には感覚としてわからなかったのだ。
だからほかの人が書いた本を読んでみることにした。

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| comments(13) | trackbacks(11) | 01:53 | category: 作家別・か行(桐野夏生) |
# 「顔に降りかかる雨」桐野夏生
顔に降りかかる雨
顔に降りかかる雨
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 660
  • 発売日: 1996/07
  • 売上ランキング: 14589
  • おすすめ度 3.0


桐野夏生のデビュー作、江戸川乱歩賞受賞作、そして村野ミロシリーズ第一作。
桐野夏生の代表的シリーズと思われる村野ミロのシリーズに全く手をつけてなかった
私だが、数人のブロガーさんの後押しもあって、やっと手に取ることになる。
皆さんどうもありがとうございました。読み終えて、
村野ミロのシリーズをがんがん読みたい願望と今戦っているところです。
他にも読む本があるのでね・・・。ふ・・・。

うまい人は最初からうまいのね、という印象。これ、デビュー作ですか・・・。
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| comments(6) | trackbacks(1) | 00:49 | category: 作家別・か行(桐野夏生) |
# 「アンボス・ムンドス」桐野夏生
アンボス・ムンドス
アンボス・ムンドス
  • 発売元: 文藝春秋
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2005/10/14
  • 売上ランキング: 131,541
  • おすすめ度 4.17


「ビューティコロシアム」って番組あるじゃないですか。
あまり美しくない方々がノーメイクで、「普通そんな格好でテレビ出えへんで」と
つっこみたくなるような普段着で出てきて、「小さい頃からブスとか汚いとか、
死ねばいいとか言われてきました」って泣いたりして、それで和田アキ子が
叱ったり慰めたりして、美容整形の専門家達が一致団結してその人を綺麗にする。
そして自信たっぷりになってむっちゃ派手な服を着て綺麗になって再登場。
たまに「え、整形しすぎちゃうん、鼻折れへんの」と心配する時はあるけど、
だいたいは自然に綺麗になっているし、何より自信に満ちあふれている。
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| comments(4) | trackbacks(7) | 02:19 | category: 作家別・か行(桐野夏生) |
# 「OUT」桐野夏生
オンライン書店ビーケーワン:OUT 上 オンライン書店ビーケーワン:OUT 下


過去記事のアップです。私は桐野さんの本はここから入りました。
以降、スローペースで読んでます。すさまじく気になる作家ですが、
すさまじく消耗するので。

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| comments(4) | trackbacks(3) | 15:04 | category: 作家別・か行(桐野夏生) |
# 「アイムソーリー、ママ」桐野夏生
アイムソーリー、ママ
桐野 夏生 / 桐野 夏生著集英社 (2004.11)通常24時間以内に発送します。


前、同じ作家の「グロテスク」を読んで熱を出した経験があるため、
この本を読む前には体調管理に気をつけた。冗談抜きだ。
で、仕事も落ち着いてるときに読んだ。これも冗談抜きだ。
結果的には「グロテスク」ほど体調は崩さなかったが、
まあ用心に越したことはない。次「柔らかい頬」を読むときにも、
同様に気をつけようと思っている。

(以後、ほんのちょっとネタばれ、多分大丈夫と思いますが
未読の方気をつけてください)
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| comments(6) | trackbacks(13) | 02:06 | category: 作家別・か行(桐野夏生) |
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