本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「蜻蛉始末」北森鴻
蜻蛉始末 (文春文庫)
蜻蛉始末 (文春文庫)
  • 発売元: 文藝春秋
  • 価格: ¥ 810
  • 発売日: 2004/08
  • 売上ランキング: 39595
  • おすすめ度 4.0


北森鴻さんが亡くなられたニュースはすごくショックでした。
連丈那智のシリーズとか好きだったし、楽しみに読んでいた作家さんだったので・・・
民俗学とか歴史ものとか、題材が渋い方だったので、年を経てもっと、
渋い深みのあるミステリが書けたんじゃないのかなあ、と・・・。
ご冥福をお祈りします。

作家さんが亡くなるといつも思うんですが、その作家さんの頭の中で
いきいきとしていたであろう物語たちは、どこへ行ってしまうんでしょうか。
とても寂しい気持ちになります。残念です。
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# 「暁の密使」北森鴻
暁の密使
暁の密使
  • 発売元: 小学館
  • 価格: ¥ 1,785
  • 発売日: 2005/12


日本史学専攻だったくせに、能海寛という名前は知らなかった。
入試も日本史を選択していたから、すごくマニアックな人物とか覚えてたけど、
この人のことは知らなかった。
この男、明治の初めにチベットに行こうとした仏僧の男、能海寛の物語、が、この本。

なんでこの人を知ったかと言うと、同じ作家の長編、骨董の世界で生きる女が
主役の長編ミステリ「狐闇」に、この能海寛のエピソードが出てきたからだった。
「狐闇」で紹介されている能海寛の姿はとても謎に満ちてて魅力的で、
「狐闇」を読んでしまうとどうもむずむずして、これを読まねばいられなくなる仕掛け。
意図してるかどうかはともかく、いい宣伝よな。

ちなみに「狐闇」は、前作「狐罠」、そして蓮丈那智のシリーズも
一通り読破してから読んだ方が楽しめるから、
なんだったらもういきなり、これを読んでも大丈夫です。
逆に「狐闇」を読んでしまうと、もう既にこの本のネタは少し割れてしまうから、
ある意味、一からは楽しめない。
でも、別にネタが割れてたからといって、この本の魅力を損なうことはない、
ってことが、この作家の力量を示してると思う。
謎やネタも仕込んであるけど、結果だけでなく過程で充分楽しめる力作だ。
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# 「狐闇」北森鴻
狐闇
狐闇
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 800
  • 発売日: 2005/05
  • 売上ランキング: 2,454
  • おすすめ度 4


かなり面白かったのですが、あえて苦言を呈させて下さい。いきなりやけど。

私は北森作品は、蓮丈那智のシリーズと、この冬狐堂シリーズしか読んだことがない、
つまりは「民俗学とミステリの融合」だの、「骨董界の謎とミステリの融合」だのの
合わせ技、しか読んだことがなくて、だからいきなりこの主張はおかしい、と
自分でもわかってるんだけど、あえて。
民俗学や歴史を描くなら、人を殺すのはやめたらどうか、と。
ミステリならミステリ、歴史なら歴史、どっちかでいいんじゃないかと。
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# 「写楽・考」北森鴻
写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉
写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2005/08
  • 売上ランキング: 616
  • おすすめ度 4.5


さて、今からこれ読むかー、って人はこの言葉の意味を
覚えてから読みましょう。いらん世話ですが。
私はわざわざ読んでる最中にネットで調べて衝撃受けましたからね・・・
リアルタイムに衝撃受けたほうがいいでしょ?

   喫人・・・人間を食すること

と、こんな意味ありげな言葉を調べたりしつつ、読み終わる。
これだけ見るとどんな話やねん。

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| comments(4) | trackbacks(1) | 00:19 | category: 作家別・か行(北森鴻) |
# 「狂乱廿四孝」北森鴻
狂乱廿四孝
狂乱廿四孝
  • 発売元: 角川書店
  • 価格: ¥ 650
  • 発売日: 2001/08
  • 売上ランキング: 43,425
  • おすすめ度 3


北森鴻のデビュー作品です。

いやあ、解説でも書いてましたがデビューでこれかよ。
今の緻密な民俗学ミステリ手法と比べたら
甘さと言うか無駄と言うか、少々読みづらい部分もありましたが、
それでも面白かったです。

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# 「触身仏」北森鴻
触身仏―蓮丈那智フィールドファイル〈2〉
触身仏―蓮丈那智フィールドファイル〈2〉
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 500
  • 発売日: 2005/07
  • おすすめ度 3


蓮丈那智フィールドファイル2作目。1作目「凶笑面」が非常に面白く
はまってしまった私は、2作目を図書館で借りることにした。
ということでハードカバー。まだ文庫化してませんが、
7月末に文庫が出るらしいです(bk1に載ってました)

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# 「狐罠」北森鴻
狐罠
狐罠
posted with 簡単リンクくん at 2005. 6.16
北森 鴻講談社 (2000.5)通常2〜3日以内に発送します。


読み応えあるミステリーでした。これでこの作家にはまった私です。
なんでも鑑定団のおかげですっかり大衆化された「骨董」の世界、ですが
プロの骨董屋の世界のどろどろしいこと。
特殊な世界の内幕もみれて、知識欲も満足、そしてミステリでも満足。
二度美味しいですわ。

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| comments(1) | trackbacks(7) | 01:59 | category: 作家別・か行(北森鴻) |
# 「凶笑面」北森鴻
凶笑面
凶笑面
posted with 簡単リンクくん at 2005. 6.16
北森 鴻新潮社 (2003.2)通常2〜3日以内に発送します。


本邦初?かどうか知らないけれど私ははじめて読んだ、本格的民俗学ミステリです。
探偵役で民俗学者の蓮丈那智も言っているけれど、
「歴史は点で民俗学は面」であり、歴史を動かすような一瞬の出来事のあと、
生活はずっと続いていくわけです。そこには人々の信仰があり、伝説が生まれ、
生活がある。それを、語り継がれている伝承や祭りや、そういったものから
アプローチして当時の人々を浮き彫りにしようと試みているのが民俗学。
・・・かなあ、と私は勝手に解釈しました。

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| comments(2) | trackbacks(3) | 01:41 | category: 作家別・か行(北森鴻) |
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