本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「小澤征爾さんと、音楽について話をする」小澤征爾×村上春樹
小澤征爾さんと、音楽について話をする
小澤征爾さんと、音楽について話をする
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2011/11/30
  • 売上ランキング: 6723



発売前から図書館に予約して、読んで、図書館に返してその日のうちに買いました。
1月に読んだのですが、ここに載っている音楽がとにかく聞きたくなったので、
聴いてから感想を書こうと思って置いていました。(が、結局聴けないまま感想を書いています。)

ここにもよく書いてますけど、私は管楽器を吹いていて、ジャズとかやってます。
普段はジャズやファンクを聴くことが多くて、なかなかクラシックには縁がない私。
音楽はやらない人には区別がつきづらいのか、ジャズをやっていると人に言っても、
「第九とか?」と聞かれたりもしますが。やる側からしたら全然違うものです。
ジャズをやっててもクラシックは敷居が高いし、やるのも聴くのも難しいという印象。
小説を読んでクラシックを聴きたくなることはよくあって、「シューマンの指」を読んで
シューマンを聴いたり、「1Q84」を読んで「シンフォニエッタ」を聴いたりはしてて、
そのたびにいいな、とは思うんですけど、どっぷりはまることはありませんでした。

その程度の私なので、この本を読むのも敷居が高かったです。クラシックに疎い私でも
読んでいいのかなあ。って。でも村上さんの音楽エッセイがすごく良かったし、
小澤さんお元気かしら、って気にもなったので、読んでみたのですが・・・、
これがすごく面白かったのです。もちろんわからないこともそりゃ山ほどありましたし
聴いたことない曲の解説が延々続いたりしたのに、それでもすごく面白かった。

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| comments(0) | trackbacks(2) | 18:10 | category: 作家別・ま行(村上春樹) |
# 「東京奇譚集」村上春樹
東京奇譚集
東京奇譚集
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2005/09/15
  • 売上ランキング: 228583


東京を舞台にした短編集5編。ひとつだけ、東京?ってやつもあったから、
あまり東京の町にはこだわってはいない印象は受けたけど。
村上春樹氏はご無沙汰していたんだけど、読み始めるとすっと話に入りこめて、
そのすさまじい吸引力に驚いた。読むたびに感じてることかもしれないが。

そのあと読んでいる「小澤征爾さんと、音楽について話をする」という対談集で、
村上さんが語っているんだけど、「文章にもリズム感が大切だ」という話。
小澤さんはわりと「ふーん」って聞き流しててそれもくすりと笑っちゃったが、
私はそれすごくよくわかった。村上さんが感じながら書いているそのリズムが、
読みやすさと私たちを引き込む力につながっているんだろうと思った。

そういうわけで、すっと読めるのですが、中身はすんなりいかないですけどね。


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| comments(3) | trackbacks(1) | 11:28 | category: 作家別・ま行(村上春樹) |
# 「1Q84 book3」村上春樹
1Q84 BOOK 3
1Q84 BOOK 3
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 1,995
  • 発売日: 2010/04/16
  • 発売日: 2010/04/16
  • 売上ランキング: 7
  • おすすめ度 4.0


「1Q84」book3のために、book1と2を再読、再読しているうちにbook3が届き、
そのままbook3を読めるようなスケジュールを組んで、4月はその計画を軸に読書。
再読しないと覚えていないし、物語を途中から読む、というのも興がそがれるし。
(そもそも続きがあると知っていたらbook1も2もまだ読まずに積んでいたはずだった)

その前に、「1Q84」理解のために個人的に読んでおこうと思っていた、同じく村上春樹の
「アンダーグラウンド」と「アンダーグラウンド2」を読む。
他、ジョージ・オーウェルの「1984年」も読んだ。「猫の町」の本も探した
(なかったけど。萩原朔太郎のは違う)。さすがに「サハリン島」までは読めなかったけど。
そして、ヤナーチェックのシンフォニエッタも、ルイ・アームストロングのCDも聞いた。
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| comments(0) | trackbacks(0) | 23:55 | category: 作家別・ま行(村上春樹) |
# 「約束された場所で―アンダーグラウンド2」村上春樹
約束された場所で―underground 2 (文春文庫)
約束された場所で―underground 2 (文春文庫)
  • 発売元: 文芸春秋
  • 価格: ¥ 550
  • 発売日: 2001/07
  • 売上ランキング: 10753
  • おすすめ度 4.0


「アンダーグラウンド」を読んでからすぐに読んだ。
「アンダーグラウンド」が、サリン事件の被害者の方たちの記事で、
こちらはサリンを撒いた側、オウム真理教信者(元信者含む)と
村上春樹さんの対談のような、インタビュー集だ。

「アンダーグラウンド」を読みながら蓄積されていった、
行き場のない怒りを、私はこっちの本で発散するつもりだった。
ほうらやっぱりオウムって最悪やん、ひどいやん、って思って、安心するために。

ちっとも安心できなかった。むしろ、困惑した。
どうしていいかわかんない。この怒りはどうすればいいんだろう。
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# 「アンダーグラウンド」村上春樹
アンダ−グラウンド (講談社文庫)
アンダ−グラウンド (講談社文庫)
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 1,090
  • 発売日: 1999/02/03
  • 売上ランキング: 4438
  • おすすめ度 4.5


「1Q84」book3が発売されたので、book1からまた読むことにしたのですが、
その前に読もうと思っていて、4月初めに手に取りました。
かなり分厚いうえに、内容が重いのはわかってたし、そのころ落ち込むこともあり
あまりいい精神状態ではなかったのだけれど、それでも読みはじめてしまい、
ずいぶんと泣きました。でも、読んでよかったと思います。

1995年3月20日、地下鉄サリン事件の日。
事件に遭遇した人々に村上春樹がインタビューしたノンフィクションです。
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# 「1Q84」村上春樹
1Q84 BOOK 11Q84 BOOK 2

この本、発売前に図書館に予約していたのだが、発売予約の時点で増刷したと聞き、
図書館予約を取り消して購入した。そして発売日翌日くらいからすぐに読み始めた。
図書館じゃ何ヶ月待ちかわからないし、それに内容が発売時点で全くわからなかったから、
全くわからない時に全ての情報をシャットアウトして読みたい、と切に思ったこともある。
数年ぶりの村上春樹の新作長編をリアルタイムで読めるというのは、
大げさだけど、歴史の一ページに立ち会ったかのような不思議な興奮があった。

全く本についての情報がない、という状態で飢餓感をあおって本が売れる、なんてのは
村上春樹だけにできる離れ業だと思うが、何も知らずに読めて私はとても良かったと思うので、
あまりあらすじを書く気はない。となると、どう感想を書いていいかわからず、
困っているうちに1ヶ月経ってしまった。以降、あらすじは数行で済ませます。
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| comments(3) | trackbacks(2) | 00:07 | category: 作家別・ま行(村上春樹) |
# 「意味がなければスイングはない」村上春樹
意味がなければスイングはない (文春文庫)
意味がなければスイングはない (文春文庫)
  • 発売元: 文藝春秋
  • 価格: ¥ 570
  • 発売日: 2008/12/04
  • 売上ランキング: 485
  • おすすめ度 5.0


私はスガシカオのファンである。他にも好きなミュージシャンは山ほどいるけど、
他のミュージシャンは何枚かアルバムを聴いたらだんだん聴かなくなったりするけど、
スガシカオだけはデビュー当時からずうっと聴き続けていて、いまだに聴いてる。
正直、デビュー当時からずっと同じような音楽作ってると思うんだけど、
何故か聞き飽きないんだよな。

そして村上さんも、ここ15年くらいずっと読んでいる。同じ作品でも何度も何度も。
今回村上春樹が文庫を出したというのでいつもどおり何も考えず買って、
ぱらぱらとページを繰ったら「スガシカオの柔らかなカオス」というタイトルがあった。
読書予定を切り替えて即この本を読み始めたことは言うまでもない。

この本はジャズ、クラシック、ロック、Jポップ、ジャンルを問わずに
村上春樹が好きな音楽について語りつくすエッセイ集。
ウイントン・マルサリスやらスタン・ゲッツやら、そうそうたるメンツの中に
スガシカオが入ってるのはファンとしてもびっくりするんだけど、
あくまで村上春樹が個人的に好きな音楽世界を深く語る、という内容だ。

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| comments(0) | trackbacks(0) | 03:38 | category: 作家別・ま行(村上春樹) |
# 「ノルウェイの森」村上春樹
ノルウェイの森 上 (講談社文庫)ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

映画化されると聞き、キャスティング予想でもしようかと思い、3度目の再読。
結果から言うと、若手日本人俳優じゃ雰囲気出ない気がします(あっさり)。
ワタナベ君らしき雰囲気の人もいないし、何より直子の危うさ繊細さが出せる女優さんが
まるで思いつかない。フランス人監督らしいからフランス人で撮ればいいんじゃないかな・・・

しかし、キャストがはまったにしろ、やっぱり村上春樹的雰囲気は村上春樹の文章でないと
醸し出せないと思うし、小説だからこそ出来る世界なんだろうと思う。映像化なあ・・・
ただの泣かせる恋愛映画にならないことを切に願います。
なんだかんだ言って見に行ってそうですが。
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| comments(1) | trackbacks(0) | 00:12 | category: 作家別・ま行(村上春樹) |
# 「アフターダーク」村上春樹
アフターダーク
アフターダーク
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2004/09/07
  • 売上ランキング: 131472
  • おすすめ度 3.5


単行本発売時に春樹の新刊という理由だけで購入、積んでいたら文庫が出てしまった。
文庫も出たし今更焦ってもしょうがない、と更に積んでいたが、何かの記事で、
「村上春樹の「アフターダーク」にスガシカオが登場している」らしいと読み、
スガシカオも喜んでるし村上春樹もスガシカオの歌詞を気に入っている、とかなんとか、
ウィキペディアで読んだ記憶があり、気になって、やっと手に取る。
スガシカオはデビューからずーっと聴いていて大好きなのだ。
どこに出てくるのかなあ、とそわそわしていたが、
最後らへん、コンビニで「バクダン・ジュース」がかかっていたと描写が!
よりによって「バクダン・ジュース」なんだなあ。「夜空ノムコウ」とかみたいに
万人受けする曲ではないが、スガシカオらしさが凝縮した曲ではある。

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| comments(0) | trackbacks(1) | 17:52 | category: 作家別・ま行(村上春樹) |
# 「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」村上春樹
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)

久しぶりの村上春樹。これは3度目の再読になる。前に読んだのがかなり前なので、
新鮮な気持ちで読み進められた。私の記憶力なんてあてにならないもんだわ。

いかにも村上春樹、ってな文章が延々続いて、私は満足。おなかいっぱいだった。
気取ってるなあとかも思うんだけど、私は好きなんだよねえ。この文章が。
嫌いっていう人もいるよなきっと、と今までより客観的に読んで思ったけれど、
私にはこの気取った感も、話があちこちそれていく感じも、悪くないんだよな。
思った以上に性的な話が多いのがちょっと辟易したけれど。恋愛小説でもないのに、
このこだわりはなんなんだろうな。とは思う。

友達が、「村上春樹の顔を(カフカ賞受賞の時に)初めてみたけどあんな顔だなんて」と
ショックを受けていた。私は知ってたし、別に違和感なかったんだけど、
「ムラカミハルキって名前であんな小説書いてる人があの顔では絶対ない」と
友達は断言していて、まあその気持ちもわからないではないと思った。最近の発見。
この文体じゃあね。確かにね。だからといってどういう人を想像するかといわれたら
ビジュアルでは浮かばないけれど・・・

と、春樹話は置いておいて。

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