本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「その日のまえに」重松清
その日のまえに
その日のまえに
  • 発売元: 文藝春秋
  • 価格: ¥ 1,500
  • 発売日: 2005/08/05
  • 売上ランキング: 1078
  • おすすめ度 4.5


先日、家の犬小屋に蜂の巣があって(犬はその小屋に滅多に入らず玄関先に入り浸っている)、
おかんがそれを発見して、ゴキジェットをぶしゅーっとぶっかけたところ、
中から黄色と黒の縞々のむちゃくちゃでかい蜂が出てきて、
「く、女王蜂め」とさらにゴキジェットをかけまくり、見事全滅させた。
ワンピース一枚でゴキジェット片手に勝利した母は、近所に自慢しに行った。
そして、近所のおばちゃんに言われる。「あんた、これ、スズメバチやで」
・・・・母はそのあと震えがきたそうだ。

「その日のまえに」を読んでしんみりし、「うちの母もいついなくなっても
おかしくないし、大事にしてあげないとなあ、あんなんだけど・・・」と
しみじみしていた矢先の出来事に、私はあきれ返った。
本当に、いつ何時どうなってもおかしくないな、うちの母は。
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# 「流星ワゴン」重松清
流星ワゴン
流星ワゴン
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 730
  • 発売日: 2005/02
  • 売上ランキング: 6,456
  • おすすめ度 4.42


「疾走」を読んだ翌日に読んだため、正直印象が薄くなってしまった。
やはり、他の誰かの、できればライトな小説を読んでリフレッシュしてから
読むべきだったかなあという後悔はある。重松作品は、後味の善し悪し問わず、
けっこう消耗するからなあ。

リストラ、冷えた夫婦仲、荒れる息子・・・、もう死んでもいいかなあ、と
ふと思って駅に座り込んだ37歳の一雄。そこにワゴン車が止まり、
彼はふらりとワゴンに乗った。それは、5年前に交通事故で死んでしまった
橋本親子のワゴンだった。
そして、一雄と橋本さんのお父さんと6歳の息子、との奇妙な旅が始まる。

橋本さんにおろされた先では、一雄の過去のターニングポイントになった
出来事がまさに目の前で起きようとしており、しかもそこに現れたのは、
死の床にあるはずの父、それも一雄と同じ37歳の姿で・・・
一雄は過去を変え、現在を変えることが出来るのか?
そして父とのわだかまりは消えるのか?
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| comments(9) | trackbacks(9) | 19:18 | category: 作家別・さ行(重松清) |
# 「疾走」重松清
オンライン書店ビーケーワン:疾走 上オンライン書店ビーケーワン:疾走 下

まず気になるのは映画化だ。この作品の主演にジャニーズを据えるなんて、
SABU監督、いくらV6の映画撮ったからってそりゃないんじゃ?と思ってたら
主演の手越くんはSABU監督たっての要望で抜擢されたらしい。
イメージにあってたんかなあ。この主役の少年を演じるのは並の演技力じゃ無理だ。
しかし、映画の情報を知ってたもんだから、登場人物が演じる俳優とかぶり、
脳内イメージはかなり限定されてしまった。
だって、神父役のトヨエツ、そしてアカネ役の中谷美紀、あまりにもぴったりすぎです。
映画観ようっと。
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# 「カカシの夏休み」重松清
カカシの夏休み
カカシの夏休み
  • 発売元: 文藝春秋
  • 価格: ¥ 620
  • 発売日: 2003/05
  • 売上ランキング: 20,350
  • おすすめ度 4.6


個人的に、とてもきつい本でした。
この本を読むちょうど二ヶ月前、私は、 職場の隣の席の人が電車に飛び込む、
という出来事に遭遇したところだった。
最初はすさまじいショックだったが、私はすぐに日常を取り戻し、
そして普通に明るくやってきた、つもりだった。
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| comments(3) | trackbacks(5) | 23:55 | category: 作家別・さ行(重松清) |
# 「ビタミンF」重松清
ビタミンF
ビタミンF
  • 発売元: 新潮社
  • レーベル: 新潮社
  • 価格: ¥ 540
  • 発売日: 2003/06
  • 売上ランキング: 2060
  • おすすめ度 4.0


重松清節、炸裂。な短編集でした。ある意味集大成。

重松清の扱うテーマは大きく「家族」ですが、
細かく分類すると「少年少女の問題」と「中年オヤジ」の問題、とに
わかれるんじゃないかと思う。
少年少女、のいじめを扱った「ナイフ」、
それから中年どころか定年後のオヤジたちを描いた「定年ゴジラ」、
などの名作もあるんだが、今回の作品集はそのどちらのテーマでも秀作が揃っている。
いやあ、お買い得だ。

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| comments(8) | trackbacks(11) | 09:56 | category: 作家別・さ行(重松清) |
# 「四十回のまばたき」重松清
四十回のまばたき
重松 清 / 重松 清著
幻冬舎 (2000.8)
通常2〜3日以内に発送します。


もうすぐ30歳になる売れない翻訳家、圭司は、妻を事故で亡くし
それでも泣けない日々を送っていた。ある日妻の妹がやってきて
おなかの赤ちゃんの家族になってくれという。
妹は冬になると「冬眠」してしまう奇病だった・・・



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| comments(1) | trackbacks(2) | 13:54 | category: 作家別・さ行(重松清) |
# 「定年ゴジラ」重松清
定年ゴジラ
定年ゴジラ
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 730
  • 発売日: 2001/02
  • 売上ランキング: 9,308
  • おすすめ度 4.86


重松清作品は、少年を扱ったものを2作読んだが、今回は定年後のサラリーマンの話。
定年を迎えてもいない、女である私がいいと思うのか?この本を。と思いつつ読んだが、
それでもほろり。作家本人だって定年になってないはずなのに、どうしてここまで
情感あふれてリアルな話が書けるのか。さらに20代の読者まで共感させてしまう。
ほんまにすごい力量を感じた作品だった。

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| comments(2) | trackbacks(8) | 13:47 | category: 作家別・さ行(重松清) |
# 「ナイフ」重松清
ナイフ
ナイフ
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 620
  • 発売日: 2000/06
  • 売上ランキング: 6,065
  • おすすめ度 4.41


久々に本読んで泣きました。沁みたね。

「いじめ」そして「家族」をテーマとした5つの短編が収められています。
テーマは重くて暗いけど、それでも「闘う」人達に涙。
あまりによかったので一話ずつ感想書こうかなと。

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| comments(4) | trackbacks(8) | 13:36 | category: 作家別・さ行(重松清) |
# 「エイジ」重松清
エイジ
エイジ
  • 発売元: 朝日新聞社
  • 価格: ¥ 693
  • 発売日: 2001/07
  • 売上ランキング: 7,735
  • おすすめ度 4.29


いやあ、やっぱりいいです重松清。この本にもほろりと涙。

(と、勢いづいてネタバレ激しいです。
まあ、ばれても充分読める本ではありますが、
嫌な人は読まないで先に本を読みましょう。とりあえず薦めときます)

14歳のエイジ、中学2年生。ごくごく平凡に過ごしていたが、
中学生がやらかした通り魔事件を機に、いろいろ考えるようになっていく・・
犯人はエイジの同級生だったのだ。
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| comments(7) | trackbacks(9) | 08:47 | category: 作家別・さ行(重松清) |
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