本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
<< May 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
# 「のぼうの城」和田竜
のぼうの城 上 (小学館文庫)のぼうの城 下 (小学館文庫)

豊臣秀吉の小田原攻め。一夜城まで作って北条を追いこんでいく豊臣勢、
そして北条方の小さな城、忍城の攻撃は、石田三成に任された。
忍城の陥落は容易なことと思われた、が、しかし、
忍城には「でくのぼう」を略し「のぼう」様と呼ばれる、
成田長親なる人物がいた・・・。
のぼう様、そして忍城の個性的な武士たちと、石田三成の攻防がはじまる・・・!

いやーおもしろかった。一気に読みました。さすが売れただけあります。
歴史小説を読まない人にも「とりあえずこれ読んで」と薦められる
いい意味での「軽さ」と、歴史小説読んでる私も知らないネタのマニアックさ、
どちらも兼ね備えているので、つまりは万人向けです。
誰にでもお薦めできる痛快な小説でした。

表紙もオノ・ナツメさん。おしゃれです!

「天地明察」もこれもですが、最近歴史小説の敷居が低くなってきましたね。
今まで読むのに少し気合がいった歴史小説が、手軽に読めて、嬉しいことです。
続きを読む >>
| comments(3) | trackbacks(2) | 23:16 | category: 作家別・ら、わ行(その他の作家) |
# 「一夢庵風流記」隆慶一郎
一夢庵風流記 (新潮文庫)
一夢庵風流記 (新潮文庫)
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 780
  • 発売日: 1991/09
  • 売上ランキング: 5730
  • おすすめ度 5.0


前田慶次郎。傾奇者。前田利家から国を追い出されて流浪の身になる。
派手な衣装を着て風流を愛ししかし武芸の達人である彼が、
戦国の世を自分の思うままに好き勝手に生き抜いた男の生き様を描く長編小説。

「天地人」は終わったけれども相変わらず私は戦国に飢えていて、
結局直江兼続が出てくる小説を今年は3作品も読んだ。「密謀」「真田太平記」、
そして今回の「一夢庵風流記」。大河を見れば見るほど直江兼続について
本当のところが知りたくなるというおかしな現象が起こっちゃったので。
どれもそれぞれその作家さんなりの解釈で描かれていて、興味深かった。
まあつまりは「詳しいことはわかっていない」類の武将なんだけど、だからこそ
作家の想像の余地が広がって書く方も面白いだろうし、
読む方も同じ時代が続いても飽きないし、いろんな作家の解釈を読むのが面白い。
歴史小説の醍醐味はそこだと思う。
続きを読む >>
| comments(0) | trackbacks(0) | 20:20 | category: 作家別・ら、わ行(その他の作家) |
# 「闇の子供たち」梁石日
闇の子供たち (幻冬舎文庫)
闇の子供たち (幻冬舎文庫)
  • 発売元: 幻冬舎
  • 価格: ¥ 720
  • 発売日: 2004/04
  • 売上ランキング: 771
  • おすすめ度 4.0


タイで、貧しい人々が娘や息子を売り、生活の糧にする。
売られた娘や息子は日本人やアメリカ人観光客を相手に買春をし、臓器まで売られ、
死んでしまったらゴミとして捨てられる。
そんな現実をまるでノンフィクションのように描いた衝撃の一冊。
続きを読む >>
| comments(0) | trackbacks(0) | 00:28 | category: 作家別・ら、わ行(その他の作家) |
# 「影武者徳川家康」隆慶一郎
影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)
影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 740
  • 発売日: 1993/08
  • 売上ランキング: 11055
  • おすすめ度 4.5


画像は上巻だけですが、上、中、下巻、3分冊です。

関ヶ原の合戦がまさに始まろうというその時。
徳川家康は、西軍の武将、島左近が放った刺客、甲斐の六郎に殺された。
10年影武者を務めていた世良田二郎三郎は、とっさの機転で家康になりきり、関ヶ原を勝利に導く。
本来雇われ兵であり、「信長を射った男」でもある二郎三郎はただ者ではない。
家康になりきって理想の世を作るため奔走するが、二代将軍秀忠の残忍な魔の手が次々に迫る。
風魔衆など味方につけて、彼は抜群の機転でそれを乗り切っていく。
続きを読む >>
| comments(0) | trackbacks(1) | 22:30 | category: 作家別・ら、わ行(その他の作家) |
# 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」リリー・フランキー
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
  • 発売元: 扶桑社
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2005/06/28
  • 売上ランキング: 214
  • おすすめ度 4.82


泣ける泣けるとさんざん聞かされてたので、よし、泣けるかどうか試してみよう、
と言ったちょっとひねくれた感覚で読み始めた。
そう簡単には泣いてやるもんかー、みたいな。
最近「泣ける」を売りにしてる本が多すぎるよね。
泣いたらいいってもんじゃなかろう?とも思うんだけど。

でも号泣。あっさり号泣。鼻もすする。あっさり陥落。
ティッシュ片手に本を読むなんて久しぶりでした・・。
でも泣かされて悔しくもない。いい涙でした。
続きを読む >>
| comments(13) | trackbacks(32) | 03:31 | category: 作家別・ら、わ行(その他の作家) |
# 「恋文」連城三紀彦

連城 三紀彦 / 新潮社(1987/08)
Amazonランキング:42,664位
Amazonおすすめ度:



渡部篤郎、水野美紀、和久井映見出演でドラマ化された頃に読みました。
ドラマ化というのはどうも小説が陳腐になる印象があるけど、
こうやっていい本に出会えるなら悪くないな、と思いました。

表題作「恋文」は、10年連れ添った夫が突然
昔の恋人から受け取った手紙を読んで、出て行ってしまう。
そこには「私はあと半年で死にます」と書かれていて、
男の妻はそれを受け入れるしかなく・・・・というなんとも言えず切ない話である。
続きを読む >>
| comments(4) | trackbacks(5) | 17:38 | category: 作家別・ら、わ行(その他の作家) |
NOW READING
ざれこの今読んでる本
Categories
Comments
Trackback
Mobile
qrcode
Profile
Search this site
Sponsored Links