本を読む女。改訂版

関西弁でだらだらと本の感想書いてます。
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# 「潮騒」三島由紀夫
潮騒 (新潮文庫)
潮騒 (新潮文庫)
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 452
  • 発売日: 2005/10
  • 売上ランキング: 5463


朝ドラの「あまちゃん」にはまってます。さすがクドカン、話がすごく面白いし
主役のアキちゃんもかわいいし、他の人たちも個性的で面白い人ばかり、
海女になったりアイドルになったりという盛りだくさんな内容を、面白く、時に泣かせる感じで
物語としてまとめてくるのはさすがです。録画して毎日楽しみにしてます。
震災の描き方も印象的で、あの日を思い出して言葉がなかったです。
それでも、普段どおりにもどろうとする人々、最終回まで目が離せません。

と、話がそれましたが、
そこで出てくる「潮騒のメモリー」という歌、薬師丸ひろ子演じる大女優鈴鹿ひろ美主演の
同名映画の主題歌、という設定なのですが、よくドラマ中で歌われます。
その歌詞で「きてよその火を飛び越えて」ってのがあって、登場人物が「三島由紀夫の
「潮騒」の影響だな」と言ってるシーンがある。
個人的には「火?」とすごく思ってたんですよね。それで気になって「潮騒」を読んでみた。
三島由紀夫を読むには不純な動機ですけれど。「あまちゃん」と全くイメージ違うし・・・

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# 「とんまつりJAPAN」みうらじゅん
とんまつりJAPAN 日本全国とんまな祭りガイド (集英社文庫)
とんまつりJAPAN 日本全国とんまな祭りガイド (集英社文庫)
  • 発売元: 集英社
  • 価格: ¥ 580
  • 発売日: 2004/07/21
  • 売上ランキング: 47018


GW中、あまりまとまった読書が出来ない時期に、気晴らしに手に取りました。
みうらじゅんさんが、日本のとんまなまつり=とんまつり、を見に行っては紹介する、って本。

みうらじゅんって有名だけど私はあまり読んでなかったんだけど、そういえば仏像も好きみたいだし
祭りにはまる素養もありそうだなあと思う。
長髪でグラサンだったりする人が地元のお祭りの扮装の人と写真を撮ってたりするのは
なんとも違和感で、それがまた味があっていい感じでした。

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# 「母の遺産―新聞小説」水村美苗
母の遺産―新聞小説
母の遺産―新聞小説
  • 発売元: 中央公論新社
  • 価格: ¥ 1,890
  • 発売日: 2012/03
  • 売上ランキング: 4309


水村さんは「本格小説」を読んで、あの長い長い小説にかなり引きこまれたので、
この本の分厚さにもひるまずに読み始めることができました。
「母の遺産」ってタイトルと勝手に思っていて、横にある「新聞小説」ってのが、
どこかの新聞で連載されたのかなー、でもタイトルの横にあるって変だなーって
ずっと勝手に違和感持ってたんだけど。全部読み終わったら「母の遺産 新聞小説」が
ちゃんと物語のタイトルなんだな、としっくりきました。

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# 「ダブル・ファンタジー」村山由佳
ダブル・ファンタジー〈上〉 (文春文庫)ダブル・ファンタジー〈下〉 (文春文庫)

「スイートリトルライズ」にはじまり、結婚してから何故か不倫小説を読んでいる私ですが、
(まあ本棚に何故か不倫ものがたくさんあるので、いつもどおりなんですが)
これは青春小説のイメージが強い村山さんが急にどぎついの書いたんだなあと思って
ちょっと驚いて買ってしまった本でした。
とは言え村山さんの本は「星々の舟」しかまだ読んだことはないのですが、
それがいい作品だった記憶は残っていて、あまり悪い印象もなかったのですが。

これを読み終えて、村山由佳さんという作家の本を今後私が読むかどうか、正直わからないなあと
思うに至りました。残念です。昔出版された本はまだ手元に積んでいるのもあるので
読むとは思うけど、この1作で方向性が変わってしまったのならもういいや、って感じです。
正直読んでる時間がもったいない、と思うほど、合いませんでした。

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# 「清須会議」三谷幸喜
清須会議
清須会議
  • 発売元: 幻冬舎
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2012/06/27
  • 売上ランキング: 948



三谷幸喜の小説、既に映画化決定という情報を見て、これは読まなければと思っていました。
清須会議って、信長亡きあと、明智光秀を討った秀吉と、筆頭家老柴田勝家とで
織田家の後継者を決めるべく火花を散らした会議ですが、また地味な題材ですよね。
でも地味だけど、今後の秀吉の天下獲りの方向性を決め重要な会議でもあります。
どうでもいいけど大河ドラマ「江」では、おてんば娘の江が清須会議を盗み聞き、
更に乱入、という何とも斬新な解釈でやらかしてくれてましたね。
さて、三谷さんはどんな風にこれを描くのか?とても楽しみに読みました。

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# 「盤上の夜」宮内悠介
盤上の夜 (創元日本SF叢書)
盤上の夜 (創元日本SF叢書)
  • 発売元: 東京創元社
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2012/03/22
  • 売上ランキング: 51778


直木賞候補になるまで存在も存じ上げずで、どんな話かもほぼ知らなかったんだけども
SFで直木賞候補になるのが珍しいということと、デビュー作でいきなり候補ということで、
こりゃどんな本かなーと手に取ってみました。
表題作が創元SF短編賞で山田正紀賞を獲ったらしく、肩書きだけだとこてこてのSFっぽい。
しかしさすが直木賞候補、というのも変ですが、わりとハードなSFを想定して読んだら
いい意味で裏切られました。SF要素もありますがそれだけに終わらないものでした。

宮内悠介さんは初読みでしたが、独特の空気が好みだったので、
NOVAの収録作とかをこれからせっせと読もうかと思っています。


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# 「タダイマトビラ」村田沙耶香
タダイマトビラ
タダイマトビラ
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2012/03/30
  • 売上ランキング: 39974


ツイッターで作家さん数名が「すごい」とかつぶやいていたのを覚えていて、
村田沙耶香さんという作家さんも前から気になっていたので、読んでみました。

すごいものを読んでしまいました・・・
すごい、というにはいろんな意味があるのですが、正直、人にはお勧めできない類のすごさです。
それ言っちゃってよかったの?書いちゃっていいの?と思うような物語。
ものすごく怖かった。

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| comments(0) | trackbacks(0) | 22:16 | category: 作家別・ま行(その他の作家) |
# 「第2図書係補佐」又吉直樹
第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫)
第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫)
  • 発売元: 幻冬舎
  • 価格: ¥ 520
  • 発売日: 2011/11/23
  • 売上ランキング: 683



お笑いはあまり詳しくない私でも、ピースのお二人は最近よくテレビで見ます。
どちらかというと綾部さんの方が目立っていて、又吉さんは影が薄い気がする。
どっちかというと綾部さんは少し苦手だな、くらいの印象しかなかった。

そんな目立たない方の又吉さんがむっちゃ本を読むらしい、とかいうのは
「アメトーーク!」の読書芸人の話題で知った。読書芸人コーナーで紹介されていたらしい本を
ネットで調べて、知らない本も多くて勉強になった。(オードリーの若林さんも読んでるよねー)
そんな又吉さんが本を紹介する本を出しているようだったので、買ってみた。読んでみた。

ま、その程度のノリで、正直あまり期待はしてなかったんだけど。
これが!面白かったのです!

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| comments(1) | trackbacks(0) | 00:42 | category: 作家別・ま行(その他の作家) |
# 「千年の黙 異本源氏物語」森谷明子
千年の黙 異本源氏物語 (創元推理文庫)
千年の黙 異本源氏物語 (創元推理文庫)
  • 発売元: 東京創元社
  • 価格: ¥ 987
  • 発売日: 2009/06/25
  • 売上ランキング: 190620
  • おすすめ度 4.0


ずいぶん前に読んでうっかり感想をかきそびれていました。
今回ざっと再読していいかげんな感じで感想を書くのだけれど、
やっぱりこれだけ面白かった本の感想は残しておきたいなと思って。
「ナイン・ストーリーズ・オブ・ゲンジ」というアンソロジーを読んだ記念に、
この本の感想も書いてみます。

森谷明子さん、恥ずかしながら「七姫幻想」とこれしかまだ読んだことがないのだけれど。
なじみのなかった平安時代を目の前に生き生きと描きだしてくれる、
私の知る中で唯一の作家さんです。
しかもこれがデビュー作とは恐れ入ります・・・。
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| comments(0) | trackbacks(0) | 23:53 | category: 作家別・ま行(その他の作家) |
# 「本格小説」水村美苗
本格小説〈上〉 (新潮文庫)本格小説〈下〉 (新潮文庫)

「本格小説」という大仰なタイトルの付いたこの小説は、
長い長い長い長い序章からはじまる。長い、って何回つけてもいいくらい、長い。
長い序章は、著者水村氏がニューヨーク滞在時に出会った、
日本からきた運転手「東太郎」の噂を聴くことから始まる。
運転手から会社社長になりあがり成功した東太郎。しかし彼の本当のドラマは、
日本の軽井沢にあったのだ。ニューヨークにやってきた佑介という青年から
水村氏は東太郎の、長い物語を聞かされることになる・・・。

序章を含めて長かった。すごく長かったけど、一気に読んだ。
昭和の時代の軽井沢に想いを馳せて、そして東太郎とよう子の恋に想いを馳せて、
一気に読んだ。「本格小説」の名にふさわしい小説だ。
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