# 「悪の教典」貴志祐介
2013.05.09 Thursday


最初は読むつもりなかったんですけどね。貴志さんって、実はあまり好きじゃないので。
読むと面白いんだけど、どこか根本的なところで好きじゃないのです。
でもこの本、出たころから話題になってあちこちのランキングに載ってて本屋でも平積み、
「これは読まないといけないのか」と洗脳されつつあったんだけど、極めつけは映画化だった。
伊藤英明が主演、三池監督。宣伝されまくってるのを見てると、確かに爽やかな顔した殺人鬼って役は
伊藤英明氏にお似合いやし、皆殺し展開もバトルロワイヤルみたいでむちゃくちゃっぽいし、
と思うとなんだかやっぱり読みたくなってしまった。そしたら文庫化されちゃったので、
買って読んでしまった。やはりマスコミの力は侮れないなと思ったのでした。